プロが教える店舗&オフィスのセキュリティ対策術

県公認審判のバッチを頂き、レフリーの修行中です。
バスケットのルールで、どうしてもスッキリしない事を質問させてください。
他の方からの質問が有りましたら申し訳ないのですが、改めて確認させて欲しくて質問します。

オフェンスはジャンプシュートをするために、ボールを頭上に上げてリングにボールを投げよう
としています。
(1)ディフェンスがオフェンスに正対し、ボールを上から押さえること
(2)ディフェンスがオフェンスに正対し、ボールを下から跳ね上げること
(3)ディフェンスがオフェンスの背後から、ボールを上から押さえること
(4)ディフェンスがオフェンスの背後から、ボールを下から跳ね上げること

オフェンスはレイアップシュートをするためにジャンプしながらリングに向かってボール
を差し出しています。
(5)ディフェンスがオフェンスの横を走りジャンプしてから、ボールを上から押さえること
(6)ディフェンスがオフェンスの横を走りジャンプしてから、ボールを下から跳ね上げること
(7)ディフェンスがオフェンスの背後を走りジャンプしてから、ボールを上から押さえること
(8)ディフェンスがオフェンスの背後を走りジャンプしてから、ボールを下から跳ね上げること

いずれも体の接触は無いのですが、ゲーム中にオフェンスがシュート体制に入ってから
ディフェンスがボールに手を触れただけでファールの笛が鳴るケースを何度も目撃しており
ます。

体の接触が無く、ボールにしか触れていないのであれば、それがシリンダーの内であれ外
であれ、ディフェンスの正当な行為とはならないのですか?

いくつかの質問サイトでこのような質問に対する回答を読みましたが、ボールはシリンダー内
ならば体の一部なのでファールと回答される方がいたり、ボールのみに触れているならば、
ファールではないと回答されている方もいます。

現実的には上記のようにファール宣告を受けるケースをよく見かけるのですが、私としては
どうにもスッキリしないのです。

上記(1)~(8)について明確にお答え頂ける方がおりましたら、是非ご回答頂きたいと思います。
よろしくお願いします。

A 回答 (3件)

追加について回答します。


パーソナルファウルはあくまで身体の触れ合いがあって初めて対象となることを念頭に置いて考えます。

ランニングシュート中にボールをもぎ取る場合でも、接触が無ければファウルではありません。
これは、ボールを保持しているオフェンスプレーヤーのボールポジションが悪くてもぎ取る、もしくはヘルドボールになるのと同じケースです。シュートは特別というルールはありません。

オフェンスの体勢が崩れるくらいボールを上から押さえ込み(アンブレラ現象)しても、身体の接触が無ければパーソナルファウルではありません。
ミニバスでは多い現象です。2年生の子が果敢シュートを狙いますが、身体の大きい6年生に上からかぶせられてボールを押さえられてしまう。体勢を崩してそのまま床に着いてしまい、大概トラベリングとなるケースです。心情としては頑張りとしてファウルとし、フリースローを与えてあげたい場面ですが、触れ合いが無いのでできません。(心の中で、「よく頑張った!」と誉めてあげたい。)このケースは2年生の子に失礼ですが大体笑いの対象になります。

ボールが身体の一部になってしまったら、ドリブルスチールなんて出来なくなります。

従って、オフェンスプレーヤーがどんな体勢になろうと、身体の触れ合いが無ければノーファウルです。

ただし、身体の触れ合いが無いのでパーソナルファウルではないという事になりますが、明らかに相手チームプレーヤーに嫌がらせの行為の場合はテクニカルファウル対象になります。悪意や嫌がらせと感じた場合、まずは警告をし、続くようならテクニカルファウルを宣しても良いと思います。これは気持ち良くはないので、プレーヤーに警告をした際、コーチにも報告をした方が無難だと私は思います。

以上ですがいかがでしょうか?
判断に迷う場合は、ルールブックのまえがきにも書かれている通り、

『規則は文字を借りて表された意思であるから、行間にその意思をくみ取らなければならない。その上で自分流の解釈を施すことなく、白紙の心境で字句そのままの意義を受け入れる態度をもちつづけることによって、はじめて行間の規則の精神を誤りなく身につけることができるのである。』

ということです。
だから、別件になりますがゼロステップなんて言葉もルール上は存在しません。

難しいことが多いですが、お互いによい審判員になれるように頑張りましょう☆
ケガしないよう、お身体に気をつけて。。。
    • good
    • 6
この回答へのお礼

ご回答ありがとう御座います。

丁寧にご教示頂、解釈が胸にスッと落ちました。

これからは、自信を持って、接触無きはノーファールと堂々と主張したいと思います。
同時にそう言えるようにレフリー技術を磨いていきたいと思います。

ありがとう御座いました。

お礼日時:2011/05/11 17:44

私も回答者No.1BASKETMMさんと同様、『ファウルでは無い』と回答します。


BASKETMMさんも回答している通り、パーソナルファウルは身体と身体の接触があってはじめてファウルの見解となります。
ルールブックにもそう書いてあります。
上記(1)~(8)のケースで、身体と身体の触れ合いをしっかり確認できる位置取り、相手審判との連携、また接触が起こった際のオフェンス・プレーヤー、ディフェンス・プレーヤーのプレーへの影響度を把握してジャッジすることが大切かと思います。

審判でファウルを判定する上での『三確認主義』である、『(接触の)確認』、『(どちらのプレーヤーの)責任』、『(プレーへの)影響』を把握して初めてファウルの笛を鳴らすように努めなければいけません。

接触が無いのに「ピッ!」
ただ触ったから「ピッ!」
オフェンスが仕掛けたのにディフェンスへ「ピッ!」
では、プレーヤーはもとよりベンチにいるコーチもゲームどころでは無くなってしまいます。

ルールブックを通読し、さらに試合の流れ、両チームの特徴、プレーヤーの駆け引きを考慮し、ナイスゲームにまとめられるレフリングができると良いですね☆

私も偉そうにこんなこと書いていますが、自分への戒めのつもりで書いています。
日々精進してがんばりたいと思います。

お互いがんばりましょう♪
    • good
    • 3
この回答へのお礼

ご回答ありがとうございます。
やはりファールとはいえないのですね。
確認できて安心しております。

追加なのですが・・・
ランニングシュート中に後ろから来たディファンスがボールを上からもぎ取る様なケースでも、接触が無いことが明らかであれば、同様の判断をしてもよいのでしょうか?
また、オフェンスの体勢が崩れる様なボールの上からの押さえ込みも、体の接触がなければファールと判断できないと考えても良いのでしょうか?

この手の質問に対する回答を見ると、当然それはファールです・・・、ボールもある意味体の一部です・・・等何件も読みましたが、この点はどうなのでしょうか?

オフェンスがどんな体勢になろうとも、ボールのみに接触している事が明確であれば、ノーファールと判断してもよいのでしょうか?

お礼日時:2011/05/10 17:47

明確にお答え申し上げます。


パーソナルファウルとは、相手チームのプレイヤーとのからだの触れ合いによる、プレーヤーのファウルです。(ルールブック第44条)

ご質問の各ケースはいずれもファウルではありません。

下手な審判は残念ながら沢山います。下手なのは致し方ないのですが、勉強する努力をしない審判、ルールブックを読まず感だけ、思い込みだけで審判をする人は大変困ります。

あなたに推奨できること。
1.ルールブックは何十回、何百回と繰り返し読むこと。何回読んでも、新しい発見があります。
2.ルールブックは拾い読みではなく、通読すること。各章、各条項は、お互いに関連があります。
3.上位の試合(全日本クラスなど)を審判の目で観戦すること。テレビでもよいのです。天皇杯決勝で、ご質問のようなケースがありましたか。必要なら、録画をし、スローモーションで動かしてみましょう。
4.審判の見方で、討論会、反省会を持つこと。(大げさな会ではなく立ち話でもよいのです。)他チームの人も一緒に。
5.体力、走力を付けること。審判は、なるべく近くに寄って、対象を見、その上で判断するのです。遠くから眺めて、判定してはいけません。プレーヤーより速く走るのは、大変大切です。

勿論ルールブックは最新のものを持っておられますね。
オフィシャルズ・マニュアルも持っておられますね。
改訂があったかどうか毎年日本バスケットボール協会で確かめましょう。
最新版を必ず買いましょう。
    • good
    • 2
この回答へのお礼

ご回答ありがとうございます。
本年度の審判講習会で最新版のルールブック等を入手しております。
やはりファールにはならないのですね!!
そう考えると、大半の審判は解釈を間違っているようにも感じられます・・・。
私なりに正しいジャッジをしていこうと思います。

お礼日時:2011/05/07 09:33

お探しのQ&Aが見つからない時は、教えて!gooで質問しましょう!