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現在、学部も卒業していない29歳無職の男性です。高校卒業以来、いろいろと数学に関して葛藤した結果、このような状況になってしまいました。もちろん、人生の大事な場面場面で誤った判断をしてしまった僕自身にその原因があるのは言うまでもありませんが。

今後の参考のために、ぜひとも大学で非常勤講師の職を得る事に関して質問させていただきたく思いますのでご返答いただければ幸いです。

質問1.やはり、大学で非常勤講師になるためには大学院をでていないとだめでしょうか。(僕は大学で研究者になることにはあまり関心がなく、大学教養の数学を教えることを専門として生計をたてられればなあと考えています。大学教養程度ですと、大学院までは出なくてもよいだろうと楽観視しての質問です。)

質問2.ある質問に関する回答で、非常勤講師になられる方々はほとんどの皆さんが自分から探してなるのではなく、ある縁から自然に非常勤講師のポストが見つかるというようなことが記されていました。この縁というのは、大学院での当人の評判などそのようなものから生まれてくるものなのでしょうか。

質問3.もし非常勤講師のみで生計を立てる場合、大学の数からもいって首都圏に居なければ成り立たないものでしょうか。

質問4.年齢制限はあるのでしょうか。

どうにか数学を忘れて他の道を見つけようとしている今日この頃ですが、大学院を出ればほぼ確実に大学の非常勤講師になれるというのであれば将来大学院にいくことを視野に入れることも考えようと思っています。どうぞ、質問に関する回答あるいはアドバイスなどお願いします。

A 回答 (2件)

大学の論理は一貫していて非常に単純です。



学生、院生としての成績がすべてです。

成績の悪い学生を雇用するなどということは教室会議で通りません。

成績の悪いものが大学に何らかの形で在籍しているとき、

いかに居心地が悪いかは身をもって経験されたでしょう。


>僕は大学で研究者になることにはあまり関心がなく、大学教養の数学を教えることを専門として生計をたてられればなあと考えています。大学教養程度ですと、大学院までは出なくてもよいだろうと楽観視しての質問です。

大学は教育と研究の場です。片方というのは意味をなしません。

大学院は出なくてよいでしょう、しかし学位なきacademy lifeは自己矛盾です。学位をとる手立てをしてください。

>ある質問に関する回答で、非常勤講師になられる方々はほとんどの皆さんが自分から探してなるのではなく、ある縁から自然に非常勤講師のポストが見つかるというようなことが記されていました。

大学の先生も大変多忙です。学部の学生に対する形のできた講義はアルバイトを雇ってさせようということが多々あります。それが非常勤講師です。そんなものはつてのある先生から週に一コマもらう程度でしょう。生計は絶対に立ちません。どうか道を誤らないでください。男たるもの食い扶持は自分で稼ぎなさい。
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この回答へのお礼

まず、僕自身成績が良くないのでどうしようもありませんね(苦笑)。

>生計は絶対に立ちません。男たるもの食い扶持は自分で稼ぎなさい。

単刀直入なアドバイスをありがとうございます。生計が立たないと分かっていることをやろうとも思わないのでよく考えてみます。

お礼日時:2011/06/18 09:52

> 大学教養程度ですと、大学院までは出なくてもよいだろうと楽観視しての質問です。



この発言は聞き捨てならないので,冷や水を浴びせます.

教育を甘く見てはいけません.
「教える内容を知っていれば教員になれる」と思ったら大間違いです.もしそうなら,小学校の先生には小学生がなれるでしょう(一歩譲っても中学1年生がなれる).なぜ小中高の教員免許を取るのに大学を卒業する必要があるか,一度でも考えたことがありますか? そういうことに想像力が及ばないなら,おとなしく塾講師の職でもお探しなさい.学習塾なら,高校生を教える講師として大学1年生を雇います.

ましてや,大学は学問の場です.大学が「学問の場」としての教育機関たるゆえんは「研究者が教育をする」ことです.教育を専門にする人が教えるのは(小学校,中学校などの)「学校」であって,大学はその意味での「学校」とは性格が異なります.
だから,大学は,教員に対して「研究者」であることを要求します.大学教員には「教える内容を知っている」ことを超えた資質のひとつとして「研究者である」ことが必須要件として要求される,ということです.
非常勤講師といえども同じです.現に研究者として研究活動をしていないとしても,少なくとも「研究者たる資格のある人」でないと,大学は相手にしません.
こんにち,「研究者たる資格あり」と大学に認められる水準とは,博士の学位を持っていることとほぼ同じです.博士後期課程在学中でぎりぎりセーフぐらい.単に修士をとっただけでは(博士号に匹敵する顕著な業績でもない限り)話にならないでしょう.

ところで,大学院博士後期課程というのは,研究者たる大学教員が,研究者としての後継者を鍛え上げる真剣勝負の場です.入学する学生にとっても,研究者としての成功を賭けた人生の大勝負です.だから,まともな研究者は,学生の素質と覚悟を見極めて,成功の見込みのない学生や覚悟のない学生は博士後期課程には受け入れないでしょう.

> 僕は大学で研究者になることにはあまり関心がなく、大学教養の数学を教えることを専門として生計をたてられればなあと考えています

などという態度では「顔洗って出直せ」と追い払われるのがオチです.

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> ある質問に関する回答で、非常勤講師になられる方々はほとんどの皆さんが自分から探してなるのではなく、ある縁から自然に非常勤講師のポストが見つかるというようなことが記されていました。この縁というのは、大学院での当人の評判などそのようなものから生まれてくるものなのでしょうか。

優雅に見える白鳥は水面下で必死に水を掻いています.
当事者は,自分自身の苦難や努力を露骨には語らないものです.
多くの分野で,博士号取得者の職探しは非常に厳しく,競争を勝ち抜いて職を得るために必死です.指導した研究者も,弟子として受け入れて育てた責任から,なんとか本人が食べていけるように,職に就かせるために必死で支援します.そういう状況で,研究者が縁故で大学非常勤講師の働き口を見つけた場合に,誰をまっさきに紹介するか? そりゃ,研究者としての素質も業績もあって,しかも本人が努力しているにもかかわらず,運悪く常勤職に就けないでいる博士号取得者でしょう.
大学非常勤講師のポストが「ある縁から自然に見つかる」というのは,そういう,本人,指導者,そして周囲の研究者たちの必死の努力あってこその「縁」なのです.

大学院を出たら自動的に大学非常勤講師の職が見つかるなどという勘違いで大学院に行ったりしたら,ますますやり直しがきかない状況で見捨てられますよ.
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この回答へのお礼

大学にかかわっておられる方々は生き抜くのに必死なのだということが分かり、大変参考になりました。競争心がまったくといっていいほどないような僕には大学もまた向かないのかもしれません。

返答に感謝いたします。

お礼日時:2011/06/18 09:34

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