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かつてヨーロッパを侵略したモンゴル人は新モンゴロイドなのでしょうか?
もしそうならば、侵略した際にモンゴル系と混血した一部のヨーロッパ人に受け継がれている非コーカソイドの遺伝子は新モンゴロイドのものですか?

日本人は古と新の混血なのでヨーロッパ人がイメージする“モンゴロイド”と少し違うのは其れが関係しているのでしょうか

A 回答 (2件)

チンギス・ハーンの先祖にあたる、シベリア・ツングース系と呼ばれる諸部族は、アジア大陸の内陸部をずっと移動し続け、氷河期に寒冷地適応の影響を受けた外観や体質に変化してきています。

なので、ほぼ完全に新モンゴロイド系と言って良いでしょう。

ちなみに、モンゴルより先に西方へ逆侵略を始めたテュルク(トルコ)系の部族も新モンゴロイドになります。

古モンゴロイド系の部族は、アラビア海やインド洋の沿岸沿いにずっと来て、東南アジア、東アジアまで達したために、氷河期でも温暖な気候にしか接していません。

アイヌなどは、現在の北東北や北海道にあたる地域まで来てから、北方経由で来た新モンゴロイド系の人との交流で若干コーカソイド系の特徴が入りましたが、まだ圧倒的に古モンゴロイド系の特徴の方が(遺伝子レベルでは)多いようです。

あと、現在シベリア地域の特に沿岸地域には古モンゴロイドの特徴を受け継ぐ人が多いという傾向があるのは、アイヌとして定住した人から別れて、逆にシベリア側に移動した人々の末裔とする説が有力とされています。
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この回答へのお礼

御回答ありがとうございました。
日本は本当に混血した人種だったんですね、非常に参考になりました。

お礼日時:2011/06/22 17:23

新モンゴロイドに対して、古モンゴロイドという人達もいます。


古モンゴロイドは、東方モンゴロイドとも呼ばれる人達で、主にアメリカ大陸に渡ったモンゴロイドを言います。
(赤色人という言い方をする場合もあります)
カスティカやインカ、ネイティブアメリカンの人達です。
ただし、アメリカ大陸のイヌイットは、新モンゴロイド(北方モンゴロイド)になります。
また、タイ人やフィリピン人、ポリネシアの人達は、南方モンゴロイドと呼ばれています。

日本人の場合は、そのほとんどが北方モンゴロイドで、そこに少しの南方モンゴロイドの血が入っています。
(沖縄などでは、南方モンゴロイドの血の割合が高くなるでしょう)
アイヌは、南方モンゴロイドと古モンゴロイドの混血であったと思われます。
ですから、日本人の一部に、古モンゴロイド遺伝子が、入っていないことは無い程度に考えておくべきでしょう。
アイヌでも、カムチャッカアイヌは、古モンゴロイドの血が濃いと思われますが、北海道アイヌでは、かなり薄かったと考えられます。
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この回答へのお礼

御回答ありがとうございました。
しかし日本といっても地域によって古が強い薄いなどあるかもしれませんね

お礼日時:2011/06/22 17:25

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