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地球を回る月の軌道はほぼ円形であり、平均半径3.84×10^8mである。月が完全に地球の周りを1回転するには27.3日を要する。
(a)月の平均軌道速度を求めよ。
(b)月の向心加速度を求めよ。
どなたかよろしくお願いいたします。

A 回答 (2件)

こんにちは。



中心座標を(0,0)とする等速円運動は、X座標とY座標に分けて、当然ながら
x = rcos(2πt/T + φ)
y = rsin(2πt/T + φ)
と書けます。
r:軌道半径(= 3.84×10^8 m)
t:時刻[s]
T:周期(= 27.3×24×60×60 s)
φ:定数(無次元)

(a)
速度のx方向成分を vx、y方向成分を vy と置けば、
vx = dx/dt = -2πr/T・sin(2πt/T + φ)
vy = dy/dt = 2πr/T・cos(2πt/T + φ)
となって、2次元ベクトル(vx,vy)が「速度」です。
「速度」なので、本来は、これで終わりです。

「速さ」は、(vx,vy)の絶対値なので、
|v| = √(vx^2 + vy^2) = 2πr/T
 = 2 × 3.142 × 3.84×10^8 ÷ (27.3×24×60×60) m/s

(b)
加速度のx方向成分を vx、y方向成分を ay と置けば、
ax = dvx/dt = -(2π/T)^2・rcos(2πt/T + φ)
 = -(2π/T)^2・x

ay = dvy/dt = -(2π/T)^2・rsin(2πt/T + φ)
 = -(2π/T)^2・y

つまり、ax、ay がそれぞれ x、y に負の定数をかけたものになっています。
これは、加速度が中心(0,0)に真っ直ぐ向いていることを見事に示しています。

加速度の絶対値は、
|a| = √(ax^2 + ay^2) = (2π/T)^2・√(x^2 + y^2)
 = (2π/T)^2・r
 = (2π/(27.3×24×60×60))^2 × 3.84×10^8
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単位をm,sにして計算しましょう。



(a)
1周の距離を1周の時間で割ればよい。
1周の距離=2×π×半径=2×π×3.84×10^8m
1周にかかる時間=27.3日×24時間/日×60分/時間×60秒/分

(b)
等速円運動の向心加速度aは
a=v^2/r
で求められる。vに(a)で得られた平均速度をrに半径を入れればよい。

この問題は計算するのに根気が要るだけの問題です。
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