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果樹に塩障害が生じることは実際問題として、起こっているのでしょうか?(日本に限らず、世界的で構いません)

その場合、どのような樹種で起きているのでしょうか。
教えてください。

作物では、塩害が起きているということはよく聞くのですが、果樹でも同様の害が生じているのかどうか知りたいのです。お願いします。

A 回答 (3件)

日本では塩害といえば台風や高潮が話題になりますが、特に平成3年の9月下旬に


九州西岸から日本海に抜けて青森県のリンゴを落果させた台風19号がありました。
この台風は西日本では多大な風害や塩害をもたらしました。
雨がほとんど降らない風台風でしたので、海岸から50km以上離れた内陸部でも
碍子に塩が着いてその後の雨で大規模な停電が起きました。
この時も各種野菜や果樹に塩害がおきています。

世界的に見ると台風などの塩害もありますが、大陸の内陸部での塩害の方が
大きいのではないでしょうか。
表面はなんでもないように見えても、少し下には塩類が溜まっている事が多いです。
これらが潅水した後に水分が蒸発する事で上昇して作物の生育障害を起こします。

この現象を見ようとするには、大型ハウスで地表面に白い粉状の物が浮く事が
有りますが、これが塩類で大陸内陸部でおきている現象と同じ原理です。
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日本の場合、果樹園の立地が「扇状地」にあることが多いので、(台風みたいな突発的なものや融雪剤みたいな人為的にもちこんだものでなければ)塩害はないのではないでしょうか?


伏流水が雨水ですから。

大陸では、「ソルトレイク」のような岩塩地帯も多いですし、地下に塩分が多い土地の「表層」で作物を作って、普段はなにもないのに使う水が多いと塩害になることはけっこうあると思います。

あと伝統農業でなく、植民地的プランテーションで、強引に商品作物をつくる場合、気候だけ考えて手ごろな場所に果樹園を作ったら、海抜が低くて、水を使いすぎて塩水がはいってくるとか。

さいきんでは、地球温暖化で海面上昇して国土が沈みかけているツバルなんかは、もろに塩害食らっていると思います。
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樹種によらず発生しているようですね。


一番の被害は台風や強風によって海水が上がってきて起きるものですが、この他にも除雪剤としての塩カルの使用による土壌変化も報告されています。

詳細については「果樹 塩害」でネット検索してみてください。
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