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ヨーロッパの中世から近世の貴族の爵位はどのような基準で与えられるのでしょうか?
位の高さの順位は、公爵>侯爵>伯爵>子爵>男爵 だとサイトなどで調べるとなっていますが、
王家の子が男爵になったりする例もあるみたいです。
公爵はどのような官職にあるとなる、などという決まりなのでしょうか・・・?
生半可な理解しかないので、ずれた質問だと思いますが、ご親切にお答えいただけますと嬉しいです。

A 回答 (4件)

基本は


公爵領の主が公爵 以下侯爵領主が侯爵・・・ 男爵は領地と連動していなかったかと
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この回答へのお礼

収めている土地に関係があるのですね。ありがとうございました!

お礼日時:2011/07/30 12:54

ご参考。


http://biofantasy.fc2web.com/kikaku/shakui_eng_b …

「在職」「一代」と書いてあるのは、司教、議員など、立場によって与えられる爵位。

それ以外の「世襲」と描いてあるのは、貴族の家に生まれた者だけが与えられる爵位。

エディンバラ公(現女王の夫)のように、公爵、伯爵、男爵の爵位を同時に持っている貴族も居ます。
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この回答へのお礼

役職で爵位をもらってる人は一代限りなんですね。普通は世襲だと考えるものなのですね。ありがとうございました!

お礼日時:2011/07/30 12:53

爵位の中でも公爵・侯爵・伯爵と子爵・男爵には違いがあります. つまり, 公爵・侯爵・伯爵の爵位は本来土地についていて, たとえば「○○伯爵領を治めているから○○伯爵」という形になります. 一方子爵・男爵は家についているので, 「○○子爵が納める領地 (がもしあれば)」は「○○子爵領」と呼ばれます. 爵位と領地との関係が逆になることに注意. とはいえドイツ以外では絶対王政の進展とともに土地を失い, その結果現在ではほとんど土地とは無関係になっています.



で, 伯爵以上であればほかにも子爵なり男爵なりの爵位も持っていることが多いです. その場合, 当主は本来の爵位を名乗り, 継嗣は「2番目の爵位」を儀礼称号として名乗ります.

「王家の子」といっても, 現在の国王からの距離によっていろいろな爵位になります. 爵位が法的に生きているイギリスの例だと, ウェセックス伯爵エドワードの長男ジェームズ (つまり女王エリザベスII世の孫) がセヴァーン子爵に叙爵されています. 一般的には「国王の息子は公爵」であることが多いんだけどたまに (ウェセックス伯爵のように) 例外もあります.
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この回答へのお礼

なるほど。収めている土地と関係があるんですね。ありがとうございました!

お礼日時:2011/07/30 12:52

まず公候伯子男という名称は明治時代の日本で華族制度を創設する際、


中国の周代の名称をもとに設定されたものをヨーロッパの貴族に
当てはめているだけのものです。
ヨーロッパと中国と日本とで制度は異なりますし、同じヨーロッパでも国によって異なります。
したがって、同じ伯爵と訳される地位でも、それぞれの国でその内実は様々ですし、
複数の別々の名称の別の地位を一括して公爵とか伯爵と訳しているような場合もあります。
また他の方の言われてるようにヨーロッパにおける爵位というのは、家系に属するものでは
なく領地に属するものなので、その領地を相続している貴族がその爵位を持つ事になりますし、
一人の貴族が複数の爵位を持つ場合も多々あります。
また公候伯子男という順番が上下関係を表しているわけでない事にも留意が必要です。
その上で各々の爵位の大まかな成り立ちをいうと、

公爵…王家の分家筋の家系、つまり日本でいう御三家や親藩のようなもの、もしくは王国
と対立していた大きな部族国家を臣従させた際に与えられた爵位、豊臣政権の五大老とか
江戸幕府における加賀藩や仙台藩など外様の大藩みたいなもの。

侯爵…国王と直接主従関係にある領主のなかで有力な者や、王国辺境の統治に派遣された武将が自立した者、日本でいうと譜代や外様の有力大名に当たる。

伯爵…宮中における王や皇帝の側近や、君主に属する城の城代、地方都市の太守等、日本でいえば
小大名や大身旗本。

子爵…国王の直臣で小身のもの、もしくは候や伯のような有力領主の嗣子に与えられる称号。

男爵…地方の豪族や、王国から派遣された代官や役人が土着した者。
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この回答へのお礼

日本に照らし合わせると不思議と分かるような気がしてきますね。ありがとうございました!

お礼日時:2011/07/30 12:51

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