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いつもお世話なっている女子会の鉄子です。京王グリーン車と東急アオガエルは似ていると思うのですが、共通するものがございましたらお教えください。どうぞ宜しくお願いします。

A 回答 (2件)

湘南顔についてちょっと追加



国鉄の湘南型2次車は、1次車(三枚窓半流線型)で採用された金太郎塗り分けを前面二枚窓半流線型に採用されたことでモダンデザインとしてブレイクしました(二枚窓だけが評価されたのではない)。各私鉄はこの塗り分けを利用したり、二枚窓のデザインを使っています。いずれも湘南系デザインとされています。湘南型の影響を全く受けなかった大手私鉄は阪急と地下鉄(貫通路必須でしたから)くらいでしょう。
また、この時期は私鉄にとって、旧性能車から新性能車への転換期(国鉄は少し遅れる)の時期に当たり、新性能車の名車、名鉄5000型、阪神3001形、阪神5001形ジェットカー、京急600形、小田急2300形、長野電鉄2000系などが湘南形デザインを纏って登場しています。で、その一つがアオガエルです。東急では、ステンレス車の初代5200系もアオガエルと同様の湘南顔で登場しています。その後、米Budd社からの技術供与を受けて生産された車両は湘南顔ではありません。
なお、新性能車初期の名車と言われる車両で湘南顔でないのは営団300形(丸ノ内線)くらいだと思います。そのくらい、湘南型の影響は大きかったのです。

京王においては、2000形は旧性能車の掉尾で、井の頭線の3000形(湘南顔)が新性能車の嚆矢になります。京王線の新性能車は5000系(このデザインは出色)でここでは湘南顔は採用されませんでした。
現在、湘南系のデザインを踏襲している車両は、井の頭線の1000系だけです。そういう意味では最後の湘南顔デザイン(というか、路線愛アイデンティーとしてのトータルデザイン)を今後も守って欲しいと思います。

湘南顔は軽便鉄道にもあり、井笠のホジ1-3、101-102、下津井のモハ103などもありました。それほど、一世を風靡したでデザインだったのです。
http://railway.jr-central.co.jp/time-schedule/sr …
http://rail-1.kokuden.com/Shitetsu/shimotsui/shi …
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この回答へのお礼

ultraCSさま
ご連絡大変遅くなり申し訳ございません。追加のコメントまでいただいて、本当に恐縮です。
大変参考になりました。本当に有難うございます。ステンレス車両ばかりの最近の私鉄・・・
昔の電車は本当に素敵で色気がありました。またご縁がございましたらどうぞ宜しくお願いいたします。

お礼日時:2011/08/20 00:17

前面二枚窓、半流線型は湘南型と言って、1950年の国鉄80系2次車の登場以降、日本国内の鉄道車両デザインの一つのスタンダードとして大流行しました。


東京5000形(アオガエル)も京王の2000型も同期に作られた車両ですから、この影響を受けています。この湘南型のブームは結構続き、最後の新造車両は西武の101系当たりかと思います。

ウィキの80系の解説の下の方に湘南顔デザイン車が挙がっていますからご覧ください。
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%9B%BD%E9%89%848 …
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