予防接種のスケジュールについて質問します。

Question

１歳０ヶ月の息子がいますが、
８月１２日にＭＲ（１回目）と肺炎球菌（追加）の予防接種をしてきました。
来月にはポリオの集団接種があるのですが、おたふく、水疱瘡、インフルエンザの予防接種もしたいです。
どれとどれが同時接種でき、どの順番で予防接種していったら良いのでしょうか？

ポリオは９月７日・１２日・２２日・２７日、１０月５日・７日・１２日に集団接種があります。（どの日でも構いません）

afpid · Accepted Answer

ご質問の内容はスケジュールがつまっていて専門性が高いため、最終的にはかかりつけの小児科医にお尋ねいただくのがベストかと思いますが、ネット上でも専門家の推奨スケジュールを見ることができますのでご案内いたします。

まず、日本小児科学会の推奨スケジュールですが、
日本小児科学会のHPの「最新情報、学会からの提言・主張」のページ
http://www.jpeds.or.jp/saisin-j.html
のなかの、上から８個目くらいにある
http://www.jpeds.or.jp/saisin/saisin_110427.pdf
をご参照ください。

また、「VPDを知って、子どもを守ろう。」の会
http://www.know-vpd.jp/
の出している推奨スケジュールもとても参考になります。
http://www.know-vpd.jp/dl/schedule_postrota.pdf

どちらも日本を代表する感染症・予防接種の専門家が作成したものです。
両スケジュールは微妙な違いがありますが、ワクチンで防ぐことができる病気（VPD)は可能な限り早期にワクチンを接種して1人でも多くの命を守るべきである、という基本的な考え方は全く同じです。

これらの会によると、現在日本で通常実施されているワクチンは全て同時接種できます。

しかし同時接種でない場合は、生ワクチン同志の接種間隔は27日以上あける必要があること、不活化ワクチンの接種後も6日あける国内限定のルールがあること、インフルエンザワクチンの推奨時期が通常10月以降であることなどを考えますと、おすすめの接種パターンとしては、

(プラン１)　8月12日から27日以上あけて、9月9日以降におたふくと水ぼうそう（いずれも生ワクチン）を同時接種し、さらに27日以上あけて10月中旬から下旬にインフルエンザの1回目、そこから2～4週間あけてインフルエンザ2回目、ポリオは過去30年間国内での野生株ポリオの発生がなく優先度が低いためインフルエンザ後6日以上あけて接種（あるいは後回し）、というスケジュールはいかがでしょうか？

ただポリオに関しては、最近生ワクチンを敬遠する保護者の方が多く接種率が大きく落ちている国内での状況を考えると、30年間みられなかった野生株ポリオの国内流行の危険性も現実に考慮に入れなければならず、安易に後回しでよいと言い切れない面もあります。そのため、接種できるときには接種するという考えもあります。

その場合、
(プラン２)　プラン１のおたふく・水ぼうそうの同時接種後27日以上あけてポリオ生ワクチンを接種し（10月7日か12日）、そこから27日あけてインフルエンザの1回目を11月に接種、その２～４週後にインフルエンザ2回目という方法でもよいかもしれません。ただ、10月の時点でインフルエンザの早期大流行が予想された場合にはやはりポリオを後回しに切り替えた方が良いと思います。

（プラン３）　お近くに不活化ポリオワクチンを接種できる医療機関があれば、かなりスケジュールが変わってくると思いますが、その場合はその医療機関でご相談いただくことになります。

なお、回答させていただく前提としてDPT（三種混合）、ヒブワクチン、B型肝炎はいずれも必要回数接種しておられるものとしてお答えいたしましたが、上記のうち未接種のものがあれば、いずれも同時接種可能なものばかりですので並行して同時接種されることをお勧めいたします。

また、B型肝炎ワクチンは日本小児科学会は0歳での接種（遅くとも思春期まで）を推奨していますが、1歳以降でも接種は可能です。ただ、医療機関によっては受け付けていないところもありますので、かかりつけの先生とよくご相談ください。

参考URL：http://www.jpeds.or.jp/saisin-j.html

Sengataki · Answer

初めまして。
最近、ワクチンは、生ワクチンと不活化ワクチンの
区別なく、同時に接種してい良いということに
なっています。
ですから、４週間あけるという必要もなくなりました。

ただし、肺炎球菌ワクチン、Hibワクチンなどを
同時接種した子供の死亡例が出たため、慎重に
接種するようです。

お尋ねの件ですが、ポリオワクチンは集団接種が
基本ですので、最優先です。
他のワクチンは同時接種が可能ですが、今の季節では
どれも急ぐ必要はないようです。ある程度の間隔
（2週間から４週間）を開けて打ってもらえば
いいのじゃないでしょうか。

hirona · Answer

８月１２日にＭＲの予防接種をなさったとのことで、４週間後の９月８日までは（よほどの必要性がない限り）他の予防接種はできません。

書かれている予防接種（ポリオ、おたふく、水疱瘡、インフルエンザ）の中で、同時接種できるのは無いと思います。
質問に書かれてないので質問ですが、三種混合の予防接種（１期の３連発）は終わってますか？終わってなかったら、早めにやった方がいいです。３連発が終わったら、早ければ半年後から追加接種ができますから（奨励されているのは１年後らしい）

インフルエンザの予防接種は、今の時期はまだワクチンがないかも。また、いちおう１歳になったらやって良いことになってますが、集団生活をしていない幼児・普段から健康な子は、「うつされない」という方法で予防した方がいいっていう医師も多いので、優先順位が低いかもしれません。

おたふく風邪は、予防できるなら予防接種したいですよね。完全には予防できなくても、軽く済む可能性が高くなりますから。
ただ、他の予防接種より副作用が若干強めのようで、もう少し大きくなって、抵抗力が強くなってからの方がいいかもしれません。
うちの子も、おたふく風邪の予防接種は、一番最後、体力がだいぶついてからでした。

水疱瘡の予防接種は、生ワクチンなので、接種後は４週間、他のができません。
ただし、近所・よく出没する場所などで流行している場合は、やっておいた方が予防になります。予防接種をやっても病気にかかることもありますが、やってない場合に比べたら、すごく軽く済みます。

ポリオの予防接種は、不活化ワクチンに移行する話があるようですが、まだ生ワクチン（経口ワクチン）なのかな……ポリオは、病気になると重いですけど（何しろ小児麻痺ですから）、現在の日本には普通に存在する病気ではありません。予防接種の副作用などで、年にほんの数人でも発症すれば、多い方。だから、急ぐ必要は無いようです。
ただ、予防接種の１回量がごくごく微量なので（ワクチン１瓶で、何十人～数百人の予防接種が可能）、集団接種しかしてない＝接種日が限定されるのが面倒ですよね。

順番としては、例でしかありませんが、
・流行のぐあいによって、水疱瘡／流行がなければポリオ（ただし９月９日以降）
・１０月にワクチンができてきたら、場合によってはインフルエンザ（これは、１週間たったら他の予防接種ができます）
・９月にポリオの予防接種をした場合、ここで水疱瘡
（インフルエンザの前でも良いですが、先に水疱瘡の予防接種をすると、４週間は他の予防接種ができません。インフルエンザの予防接種を１１月にするなら、水疱瘡が先でもＯＫ）
・この後、しかるべき時期に、三種混合の１期追加
・体力がついたら、おたふく

予防接種のスケジュールについて質問します。

初めまして。

８月１２日にＭＲの予防接種をなさったとのことで、４週間後の９月８日までは（よほどの必要性がない限り）他の予防接種はできません。

この回答への補足

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