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MC=MB(-MSC)つまり、限界費用=限界便益(-限界社会費用)の式です。この意味は、限界費用と限界便益が一致するポイントが需要つまり生産量の最大値であることを意味しています。当然、生産することによる社会費用を考慮するのですが。。。
この式は教授から学んだのですが、言っている意味は正しいでしょうか?

A 回答 (2件)

概ね正しくなる事が多い。

ということです。
消費者が代金を払うのは代金以上の便益を見出しているからです。
ですから、MB>代金の間購入・消費を続け、MB=代金となったところで購入をやめます。
生産者が商品を生産するのは代金以下の価格で生産し販売することが出来るからです。
ですから、代金>MCの間生産・販売を続け、代金=MCとなったところで生産をやめます。
したがって、最終的にはMB=代金=MCの均衡点で均衡するわけです。

当然これは完全市場モデルという仮定下のことですから、現実には多くの例外が存在します。
短期では作りすぎや一過性ブームにより、過剰生産・過剰消費がされることはあります。
また一個人一生産者が完全に精密な判定が出来るわけではありませんし、完全に損得だけで売買がなされるわけでもありません。
また市場は完全競争でもなければ、完全情報でもありませんから、独占や情報の不足により、取引が狂うこともあります。
しかし、それでも長期的全体的に見ればそういう傾向があるということです。

ちなみに取引は基本的に当事者間だけの問題で完結していますから、MSCは含まれません。これは長期的に見ても総合的に見ても解決されない問題です。
ですから、より最適化させるにはMSCを内包化させる必要があります。
環境問題がその代表例です。ですからMSCを内包化させる必要があります。(環境税や工場や自動車の排ガス規制など)

同様にこのままではMSB(限界社会便益)も内包化されていません。
ですから、より最適化させるにはMSBも内包化させる必要があります。(新技術の開発補助や大型インフラの整備補助など)

この回答への補足

済みません。もう少し質問させてください。
MC-MB=MSC
MC:限界防止費用(環境負荷抑制技術の投資コスト)
MB:限界社会的便益(新たな投資を行うことによる経済波及効果)
MSC:環境負荷が社会に与える被害費用(課徴金、環境負荷抑制者の費用)です。
この式は、先生に教わったのですが、成り立ちますか?またどの様に解釈すべきですか?
環たh氏が求めたいのは、この式が成り立つのであれば、成り立つ場合のクロスポイントを求め、ある技術を投入した場合に、最大利潤が発生する環境負荷抑制技術の投資規模を求めることです。
ご指導お願いします。

補足日時:2011/09/03 14:13
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この回答へのお礼

ありがとうございます。
尚、もう少し教えてください。
MC-MB=MSC C:環境負荷抑制コスト
MC:環境負荷抑制技術の投資コスト
MB:限界社会的便益=経済波及効果
MSC:限界社会的費用=環境負荷抑制者の負担分と考えています。
求めたいのは、環境負荷抑制コストの最適化です。

お礼日時:2011/09/03 14:22

> この意味は、限界費用と限界便益が一致するポイントが需要つまり生産量の最大値であることを意味しています。



「限界費用と限界便益が一致するポイント」が示すのは(社会的)利潤最大化点です。
生産量はそれ以上増やすこともできますし、生産量と需要が均衡以外で一致するという保証はどこにもありません。
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この回答へのお礼

ありがとうございます。
また、別の質問をしました。
宜しくお願いします。

お礼日時:2011/09/03 16:04

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