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質題の通り後部座席用のエアバッグはなぜ採用されないのでしょう?
カーテンシルドエアバッグはありますが、後部座席用専用というのは存在するのでしょうか?

個人的にはフロントシートの後ろにエアバッグがあれば後部座席の人の安全が確保されると思うのですが、短絡過ぎでしょうか?
前突すると前席のエアバッグが作動すると同時に前席背面にあるエアバッグが作動すれば
後部座席の乗員の安全も確保されると言う・・・

ご意見をお聞かせください。

A 回答 (3件)

エアバッグにも加害性があり、単純に「エアバッグ装着で安全が確保される」というモノでもありません。


特にシートベルト非装着の場合、一瞬で展開したエアバッグで重傷を負った例があます。
また、エアバッグとの距離が短いと展開したバッグで眼鏡を壊されて受傷した例もあるそうで、シートベルトを装着していても失明の可能性がありそうです。
そのような事故を防ぐためにセンサーで乗員の位置を測定しエアバッグの展開を制御するインテリジェントエアバッグの研究・開発も進められていますが、高度な技術を要し、また実用化されたとしても非常に高価なシステムになることが予想され、普及まで時間が掛かるのは間違いありません。
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%A8%E3%82%A2% …

このほか、自動車のキャビンという閉鎖空間で多数のエアバッグが同時に展開すると、急激な圧力上昇により、鼓膜や高齢者などでは心臓などに悪影響が見込まれるとして、エアバッグの同時搭載数に制限があるとの話しも聞いたことがあります。

>個人的にはフロントシートの後ろにエアバッグがあれば後部座席の人の安全が確保されると思うのですが、短絡過ぎでしょうか?
方向性は正しいでしょうし、短絡的とも思えませんが、「アナタが考えているほど簡単に出来る話しでもない」ってトコロでしょうか。
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この回答へのお礼

御回答ありがとうございます。

なるほど、確かにあんなものが爆発するわけですから加害性も出てきますよね。
また、室内圧力上昇もかなりの物になるでしょう。これは考えても見ませんでした。

とても勉強になりました。

お礼日時:2011/09/06 04:23

これ、一応採用したことのある車は存在します。


ニッサン・プレジデント(JG50型・後席左側のみ)です。

これはそのプレジデントで装着時に発生した制限であるのですが、後席エアバッグとなると、基本的に必然的に前席シートバックにエアバッグモジュールを搭載することとなるので、前席スライド量やリクライニング量の制限(プレジデントの場合、リクライニングは完全固定)などが発生します。
(エアバッグはヘタに展開されるとむしろ怪我の元となるので、ヘンなポジションでクッションしないための配慮と思われます)

ですので、プレジデントのように後席の人間最優先、或いは後席の使用率の高い車ならともかく、通常の乗用車では使いづらいでしょうね。

元々、後席はシートベルトさえしっかり締めていれば、前突に関してはかなり安全性が高いので。
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この回答へのお礼

御回答ありがとうございます。

プレジデントに装備されていたとは知りませんでした。
確かに、シートがリクライニングしていたら役に立ちませんよね。

勉強になりました。

お礼日時:2011/09/06 04:28

各メーカーも当然のようにテストを繰り返しているハズです。


それでも装着が見送られているということは、
「後部座席エアバッグの優位性は低い」という
判断に至っていると考えるのが自然です。

エアバッグが3~4個膨らんだら、急激な気圧上昇により鼓膜が破れ、
胸を圧迫されて気を失うかも知れませんし、
膨らむことより重視される「しぼむ動作」が困難になってくるかも知れません。

硬いステアリングがあるドライバー席は必須ですが、
それ以外はサイドエアバッグ、頭部エアバッグに留まると思います。

助手席ですら容量を考えたら装着を避けたいのが本音でしょうから、
センサーを付けて非乗車時の作動を止めたりしています。

仮に全座席エアバッグ装着車にしたら「常に窓を全開にする」か
瞬時に吹き飛ぶようなガラス窓にする必要が出てくると思います。

オープンカーならokでしょう。
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この回答へのお礼

御回答ありがとうございます。

仰るとおり、前にシートがある時点で前席よりは安全性が高いですね。
シートベルトさえしていれば必要の無い過剰装備となる事でしょう。

勉強になりました。

お礼日時:2011/09/06 04:26

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