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「修竹虚心萬年緑 竒花照眼一時紅」

の意味あいについて、どういう意味なのか?分かり易く教えて下さい。
よろしくお願い致します。

A 回答 (3件)

ご質問の詞句は、


  竹の美しさを称えるものです。
ただ、意味を転用すれば、
  訓戒の句ともなります。
従って、石碑にその句を書いた人の意図次第で両様の解釈が成り立ちます。

以下、解説です。
本来は「竹の美しさを称えるもの」であることを示すために、
有名な赋と部分訳を挙げておきます。
句の意味はそちらを見て下さい。

中国では歴史的に”竹”の崇高さが謳われてきました。
“奇花照眼一时红“ も “修竹虚心万年绿”も、詩人・文人の作品に多く登場します。
両方が併せて登場する場合は、花が先で竹が続く例が目に付きます。
類似の言い回しで、”修竹虚心千年绿,奇花斗艳一时红”なども。

最も有名な赋、竹の美しさを称えています.
http://www.qhwhyj.cn/ldyqs2/News_View.asp?NewsID …
[養竹歌為周荘呉逵子道賦] 元·華幼武
高軒公子良不俗,不種奇花種修竹。
奇花照眼一時紅,修竹虚心万年緑。
春雷撃地新筍生,龍角森森那忍触。
自鋤暖土厚栽培,手挈銀瓶細澆沃。
深根掃除螻蟻窟,香葉終期鳳凰宿。
日使沾濡雨露恩,歳寒且憚氷霜酷。
猗猗繞戸矗琅干,還舞連煙比淇澳。
招揺皓月金瑣砕,勾引清風生戛玉。
炎天展簟臥蒼雪,春日聴鶯泛醽醁。
可能一日暫相忘,坐対此君看不足。
君不見白楽天,重言養竹如養賢。
又不見東坡詩,無竹士俗不可医。
君今有竹善培養,会看直指青雲上。
       《元詩選•初集》
以下部分訳。
[竹を育てる歌,周庄の呉逵子への賦] 元·華幼武
広い屋敷の若君は凡人と異なり、珍しい花を植えずに竹を植える。
 で始まり、肝心の句です、
珍しい花は紅く眼に眩しいがいっ時のこと、竹は素直でいつまでも青い。
 次へ続きます、
春雷が地を撃てば新しい筍が生じ、龍の角の如く鬱蒼として触れがたし。
自ら鋤を持ち厚く土をかけ、銀の瓶でたっぷり水をやる。
深い根は虫の巣窟を一掃し、香る葉は終始願う鳳凰の宿たらんと。
天は雨露の恩をもたらし、寒冷の時期には氷や霜を凌ぐのを扶ける。
家を巡り聳える青い珊瑚、淇澳の銘竹に比すべき緑の霧の様。
~以下略~

赋:古代の文体,韻文と散文の総合体.感じたことや事物を直叙したもの.
龍角:竹の子の別称.
香葉:竹の葉の雅称.
日:太陽ではなく、日々、天.
琅干:美石、珊瑚.ここでは青い竹林の比喩.
淇澳:河南省北部地名.ここの竹は古来銘竹として有名.

自戒の句として解釈するならば、
「目先の派手さに眼を奪われるなかれ、本物の美しさに眼を向けよ」
ということでしょうか。

竹の品格として挙げられるのは、
質実簡素、誠実無私、環境を厭わない、己を誇示しない、世に知られることなく緑を芽生え大地に供す、財富を人々にもたらす、などです。
従って詩人たちは竹を賛美するのです:灰色がかった節は謙虚に自己を律す。大地に根をおろし、喉が乾けば甘し水を飲み、土中にあっては節となる。枝は広がり雲に届き、葉は天高く羽ばたき、雲を凌いでなお謙虚。
更に、竹は爽やか、飄逸、恬淡、高雅。争わず、目立たず、真っ直ぐ聳えた姿で、濃い緑と強靭な向上の精神が人々を奮い立たせやる気を起こさせる。
などなどです。
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 書いてあるのはこれだけですか?



 七言の絶句か律詩の一部のように思えるのですが、だとすると、「奇花」の「奇」を「花」とくっつけて「珍しい花」のように解釈すべきかどうか、ほかの部分との兼ね合いで違ってくるような気がするんですが。

 詩だと、意外と字面表面の言葉と違うことを暗示していてたりしますんで、もしほかにもあれば、全体として味わったほうがいいかと思います。

 この部分だけ見れば、1番さんと大差なく、「虚心に身を慎んで生きなさい」みたいな訓戒と取るべきだろうとは、思いますね。「稔るほど頭を垂れる稲穂かな」みたいな。
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細長い竹は謙虚な態度により万年の間で常緑であり、


奇花は魅力を持ってたのに、ただ瞬間の美しさである。
謙遜を謳うことです。
大体こういう意味ですが、日本語で上手に表現できません。
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