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大糸線に乗ったのですが、駅に進入するときにATSのジリリリリリという音が鳴っていました。

あれはなぜそんな大げさに鳴るのでしょうか。単線だからとかが関係しているのでしょうか。

教えてください。

A 回答 (3件)

あの音はATS-S型の警報音で、この先の信号が赤信号であることを示しています。

現在用いられているATSでは比較的初期型のもので、赤信号に対する防護や速度照査に対する防護、といった、基本的な機能しか有していません。

これに対し、都市圏ではATS-P型のATSが搭載されています。これは「この速度だと赤信号の○○m手前でブレーキを取らないと止まらない!」というポイントを計算し、○○m手前に列車が接近したら自動的にブレーキをかける、というシステムです。
列車の速度と信号機までの距離を用いてブレーキパターンを作成することから、パターン制御と呼ばれており、このパターンにあたると、「ピンポン」という警報がなります。

S型は原理的に、赤信号までに列車が止まることを保証していないので、保安度としてはP型の方が上ですが、コストがかかるため、大糸線のようなローカル線区にはなかなか導入されません。

なので、大げさになるのは「単線だから」というわけではないのですが、「ローカルの単線だからこそ」あまりコストのかからないS型(大げさになるタイプ)しか導入されてない、ともいえます。


こちらの方のサイトが大変参考になるかと思います。
ATS-S http://homepage3.nifty.com/kiha/SP/sp-ATS-01.html
ATS-P http://homepage3.nifty.com/kiha/SP/sp-ATS-04.html
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このATS、信号が赤の時にベルがなり、一定時間内に確認しないと非常ブレーキがかかります。


ATSは、もともと赤信号の見落としによる事故を防ぐためのものなのでこのような仕組みになっています。見落としても気づくように大きな音になっているのでしょうね。

なお、ベルの後にチャイムが鳴り続けたと思います。これは、確認操作が条件反射的に行われ、その後のブレーキ操作が遅れてしまうことによる事故があり、それを防ぐために導入されたものです。
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あれはJR6社同じ音です(新幹線は信号が車両側になる<区間は電気制御し車両が信号に変換する>為別です)。


大糸線に限らず、東海道線や中央線も同じ音をします。
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