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ギリシャ問題でEUはもちろん世界が揺れていますね。

素朴な疑問なのですが、なぜギリシャをEUから除名しないのでしょうか?
元々虚偽の報告でEU加盟したのですから、除名規定などなくても、EUメンバになる資格(水準)がないのですから、強くEU自体が発表すれば 除名できる(ギリシャも主張はできない)と思うのですが、、、。

今のように、「ギリシャを、離脱させてはEUの結束が崩れるから、、、その先にイタリアやスペインの心配があるのでもっと混乱するから、、」とか後ろ向きの発想のような???
EUが結束して、虚偽があったので除名!と強い姿勢で臨めば 市場もそれほど混乱しないと思うのですが。

もちろんイタリア、スペインにも虚偽の申告があったなら別ですが、、。

毅然と、虚偽があったから除名!としないのでしょうか?
何とか助けたいのもわかりますが、ギリシャ自体がその気がないようですし、これ以上ウダウダ長引けばそれこそ恐慌の可能性も出てきてまいます。

ギリシャ国債の半分までは覚悟したのですから、残りの半分は今のウダウダで世界経済の下落分で充分チャラになるような、、、

なぜ、EUは虚偽申告して加盟したギリシャに毅然とした態度を取らない、(取れない?)のでしょうか? 

A 回答 (4件)

簡単に言ってしまうとEU(欧州連合)って言うのは、経済連合だけではないからです。



そもそもは、これも簡単に言うと「欧州から戦争を無くす」と言う様な構想ですから、参加に開放的で歓迎的なんです。
たとえばイギリスはEU非加盟と思っている人も案外多いですが、通貨統合に参加していないだけで、この部分ではEU加盟国です。

その中で、主に経済的な連合を思考したり、平和連合に加え、通貨統合などを含む経済協力も行った方が、更に強固な結び付きになると言うのが欧州経済共同体で、これもEUであり、現在はこちらが主にEUのイメージです。

従い、協力とか支援と言う構想は容易ですが、「除名」など加盟を減らす方向性に対しては、ネガティブな共同体です。

この件に関しては、ギリシアがバカ過ぎるとしか言い様が無い気がします。
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この回答へのお礼

なるほど、経済連合だけではないのでしたね。

では経済連合だけを切り離しはできないのでしょうかね?

虚偽があっても助けないといけない、というのも、、、。
ギリシャにその気があれば別ですが、、どうも無さそうな、、、。

ギリシャが バカ過ぎる、確かにですね。
不謹慎ですが、ギリシャと言う国は無くなってしまえばとおもいますね。(迷惑な国です)

日本も言われないようにしないといけませんが、、、。

ありがとうございました。

お礼日時:2011/11/06 16:13

ギリシャが加盟したお陰でドイツやフランスが大もうけできたのですよ。


そのためギリシャ国内のインフレが超加速した経緯があります。
自分たちがいい想いをして、悪くなったら突き放す。
ギリシャ民衆からすれば、そんなことされたら殺意が沸きますよ。

他回答にもあるようにユーロは経済ブロックでもあり通貨ブロックでもある。
ユーロは過去の経緯からいっても一枚岩でまとまってないと危ない。

問題の本質は金融機関の不良債権が膨大になるのであり、
その破綻の試みは2008年のリーマンショックの時に証明済みです。
CDSという複雑な仕組みで、世界中の誰もが予測不能に陥っています。

ちなみに1997年のタイバーツ急落で、最終的にロシアがデフォルトしました。
こんな展開は誰も読めません。
なので打つ手なし、ギリシャ国民のマンパワーに期待が本音です。

しかし、いずれドイツがユーロを見放す時が来るでしょう。
その時が本当の混乱の始まりです。ユーロはその瞬間に瓦解するのです。
その頃、数十万単位のギリシャ人が餓死によって死亡していることでしょう。
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この回答へのお礼

やはり EUの破綻の道は間違いないのでしょうか?

ありがとうございました。

お礼日時:2011/11/06 16:20

EU加盟国でユーロ圏でない国はイギリスなど10ヵ国あり、EU以外でユーロを使用している国もあります。


EU=ユーロ圏ではありません。
ギリシャが粉飾決算でユーロ圏に入る前からEU加盟国です。
ウソを言ってEUに加盟したわけではないので、それを理由にEUを追い出される理由はありません。

ユーロ参加にはドイツが提案したマーストリヒト基準という4つの条件があります。
   ・物価上昇率が最も低い3カ国の平均値より1.5パーセントより多く上回らないこと。
   ・財政赤字額のGDP比が3パーセントを超えず、政府債務残高が同じく60パーセント以内である。
   ・為替を2年間切り下げずに、正常変動幅を維持していること。
   ・政府長期債の金利が物価上昇率最低の3カ国の平均値を2パーセントより多く上回らないこと。

しかし、条約案の採択の時点ですべての加盟国が基準を満たしていたわけではなかったので必ずしも絶対条件ではありませんでした。
ユーロ導入の前年の00年において、ギリシャの財政赤字の対GDP比は3.7%で、さらに、政府債務が対GDP比で114%でした。
言ってみれば補欠入学状態でしたが、じつはそもそもの財政赤字が統計操作されており本当は13%もありました。
この基準だと、日本も門前払いになります。

ちなみに条約にユーロから離脱する規程も追い出す規程もありません。
今ギリシャがデフォルトになると、ギリシャ国債を保有する、銀行に自己資本が傷つきます。
どのくらい傷つくかというと、ドイツは32.1%、ベルギー27.7%、フランス13.6%となっています。
すでに、フランス・ベルギー系の大手銀行デクシアが破綻処理を行なっていて負担は始まっています。
今度は、イタリアの財政がやばいということで、このままだとヨーロッパ全体で信用収縮になります。
さらに、その影響はアメリカにも及びリーマンショックの数倍のダメージになると言われています。
そんなわけで、アメリカもユーロ各国の財務大臣と中央銀行総裁を呼んで渋るドイツに因果を含めたのでした。

EUというのは、人・モノ・金の行き来を域内で自由にし、通貨統合し、財政統合するという順番で統合を進める予定でした。
現在は、通貨統合の途中でほころびが明らかになってしまいました。
EUには、世界の南北問題と同じように域内にも南北問題があります。
とても現在の加盟国で財政統合までたどり着けるとは思えません。
将来的には、ドイツ、オランダ、ベルギーなど強いメンバーでEUを再構成するしかないと思います。
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この回答へのお礼

細かいことはわかりませんが、除名が間違い(できないなら)それでよいので主旨は、虚偽をもって経済?通貨?統合したところを除名と言う意味です。

規定が無いのは質問にも書いていますが知っています。
でも虚偽申請であったので、それであれば除名(EUではなく、虚偽の申請でできるようになった部分)をできるでしょう。(ギリシャも文句は言えないかと)

ありがとうございました。

お礼日時:2011/11/06 16:18

除名した後、ギリシャが倒れたとすれば、ヨーロッパの銀行証券会社などがバタバタと倒れてヨーロッパ全体が混乱するから。



分離して助けるより、中にいるから助ける方が言い訳がしやすいから。

中にいようが、外に出ようが、大混乱と影響は必至でしょうから、国民に助ける言い訳がしやすく、なおかつ相手にも言うことを聞かせやすくするためにも(ぶっちゃけ、コントロール下に置いてしまえる)、外さない方が良いのでしょう。

独立されたり、あるいは放擲してしまうと、口を出すのは「内政干渉」でしかなくなるように思います。
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この回答へのお礼

さっそくありがとうございます。

確かに、外から手助けするより、同じ仲間にしておいた方が手助けしやすいのは確かですね。

「きっぱり」除名してしまえば、多少なりとも、ショックは小さくなるかと期待したのですが。

ありがとうございました。

お礼日時:2011/11/06 16:08

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