プロが教える店舗&オフィスのセキュリティ対策術

現在40歳独身男性です。
現在入居している賃貸住宅を強制執行にて近日中に退去しなければなりません。
会社を不当解雇されて家賃が支払えなくなったのが主な理由です。
新たに賃貸住宅を借りなければならないのですが、保証会社が必須の物件ばかりです。
現在入居している部屋の保証会社は日本賃貸保証です。
過去にも家賃の滞納でトラブルになった保証会社もあります。
それはリクルートフォレントインシュアです。
今日、日本賃貸保証の担当者と電話でお話ししたのですが、うちでブラックになっても他の保証会社であれば保証可能だから大丈夫ですと言われました。
その際にそれはうちと日本セーフティーさんだけですけどねとも言われました。
何故2社だけなのか聞いたら、他の保証会社は情報を共有する会社を運営しているのでA社で家賃未納があればB社でもC社でも保証は受けられないとのことでした。
クレジット会社や消費者金融と同じ仕組みです。
昨年までは保証会社にこのシステムはなかったと把握してます。
国土交通省が住宅難民を増やすだけだから許可がでなかったとも聞きました。
さてここから本題ですが、自分の場合、今回は日本賃貸保証のトラブルで問題ないのですが、過去にリクルートフォレントインシュアに延滞(支払いはしていない)があるので、何処の保証会社であれば審査は通るのか、どうすれば新たな賃貸住宅を契約できるのかが知りたいのです。
どなたかお分かりになる方がいらっしゃいましたら是非お教えくださいませ。

A 回答 (1件)

 大家しています。



 ご存知とは思いますが、昨今の『借主保護』の行過ぎた状況は、保証会社にとっては「滞納されて家賃を代位支払いしても強い請求は罷りならん。」、「自力救済での“追い出し”なんてもっての外。高額の費用と時間をかけて裁判しろ。」ってものですから保証会社もウカウカしておれないでしょう。
 ですから、素性の知れない赤の他人の保証なんて個人の信用情報にアクセスできなければ会社が持ちません。その為、正々堂々?と個人の信用情報にアクセスできる金融関係の会社と関係を持っているのが現状です。信用情報も見ずに保証するなんて“闇夜に舟を漕ぎ出す”ような愚行の極みでしょう。中には保証会社が更に肉親の保証人を要求するバカバカしいこと(それでは何のための『保証会社』か疑問です)まで起こっています。
 『ブラックになっても他の保証会社であれば保証可能』ってどんな意図で言っているのか分かりませんが、余り信じられません。たぶん「泣きつかれても面倒だ。」くらいの気持ちでしょう。

 ところで、賃貸物件には2種類あり、A)保証会社の保証を条件とするもの とB)肉親の保証人を要求し大家と管理会社で審査するもの  です。

 お気の毒ですが、A)の物件は所謂ブラックの状態ではかなり厳しいと思ってください。それに、保証会社は管理会社なり大家が指定するものですから借主さんが選択できるものではありません。保証会社の保証がおりなかったとなれば不動産屋さんも腰が引け、紹介を躊躇するでしょう。大家の方は、どこの不動産屋が紹介してきたお客が滞納事故を起こしたか“肝に刻む”ものです。不動産屋さんにとっては、大切な自社の信用に傷が付くのです。
 B)の物件の場合は大家と管理会社の審査ですから本人と共に保証人予定の方の審査もしますし、個人の信用情報にアクセスできない分より厳しい審査となります。例えば保証会社なら『源泉徴収票』で済む所得の証明が役所の発行する『課税証明』になったりします。中には前の居住地の大家(調べれば分かります)に問い合わせてくる場合もあります。大家にとっては「次はわが身」ですから“危険”はお知らせします。

 先にも書きましたが、この行過ぎた『借主保護』の状況では、一度契約して住み付かれてしまえば、滞納されても追い出しなんか出来ませんし、裁判ともなれば弁護士の着手金だけでも20万は必要です。追い出しの業者を依頼して慰謝料を取られた大家までいます。ですから、どこの大家も、下手に『滞納』する人に貸すくらいなら空けておいた方が無難なのです。

 質問者様の場合、『強制執行にて近日中に退去』まで“粘った”となると大家の最も嫌うタイプです。私のところの悪質滞納者さえ裁判所の『明渡し命令』が出たら期日までには退去しました。どのような事情かは知れませんが、『強制執行』まで粘るなんて滅多に聞きませんし、前の居住場所の大家に問い合わせられれば契約までいくことはないでしょう。
 言い難いことですが、失礼ながら、『不当解雇されて家賃が支払えなくなった』のはお気の毒ですが、“衣食住”の大切な基盤である“住”の安定を確保されなかったのは判断の間違えだと言わざるを得ません。

 ですから、『どうすれば新たな賃貸住宅を契約できるのか』は、“一か八か”で保証会社の保証を申し込んでみるか、かなりの収入(他人の家賃を十分に負担できる収入)のある肉親の保証人を立てて探すしかないと思います。不動産屋さんに行ったら「個人の保証人を立てられるから『保証会社』の保証料なんて払いたくない。」と言えば良いわけです。いずれにしても『強制執行にて近日中に退去』を知って契約する大家も管理会社も保証人を引き受ける方も皆無でしょうから絶対に言わない方が良いでしょう。
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この回答へのお礼

ありがとうございました。
細かい部分まで明白にして頂きありがとうございます。
2度ほど滞納しましたが、一度目は会社の倒産、二度目は不当解雇でした。
わざと支払いを拒んだのではありません。
少ない金額ですが家主に少しでもと思い毎月支払いはしました。
実は仕事は不動産業です。
ここ2.3年の景気の悪化で倒産・解雇が相次いでおります。
不動産といっても売買が専門で、賃貸は全く経験がないため今回質問をさせていただいた次第です。
父親が健在で仕事もしておりますので保証人になってもらえるよう努力してみます。
ありがとうございました。

お礼日時:2011/11/09 23:13

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