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メタノールの沸点(Tb=65℃)及び25℃における蒸発のエントロピー変化を計算する問題です。
液体の蒸発エンタルピー=35.2kJ/mol
液体の定圧熱容量cp(l)=79.7j/K・mol
蒸気の定圧熱容量=24.4J/molです。
沸点の時の蒸発のエントロピー変化は分かったのですが、65℃の時が分かりません。
どなたかご教授願います。

A 回答 (2件)

#1ですが、キルヒホッフの法則



 ΔH(T2)=ΔH(T1)+∫[T1→T2]ΔCp dT

は圧力一定のときにしか使えないので、これだけではだめですね。ごめんなさい。

25℃,1気圧でのΔHを求めた後に、「蒸発エンタルピーは圧力に依存しない」という近似を使って、25℃での飽和蒸気圧下のΔHを求めてください。つまり ΔH(25℃,1atm)=ΔH(25℃,飽和蒸気圧) ということです。


蒸発エンタルピーが圧力にほとんど依存しないことは、キルヒホッフの法則と似た式

 ΔH(p2)=ΔH(p1)+∫[p1→p2](∂ΔH/∂p)_T dT

を使うと、確かめることができます。
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この回答へのお礼

御回答有難うございます。
おかげで無事に問題を解くことができました

お礼日時:2011/11/27 22:59

キルヒホッフの法則を使うと、定圧熱容量の差ΔCpと沸点における蒸発エンタルピーΔH(65℃)から、25℃における蒸発エンタルピーΔH(25℃)を求めることができます。

25℃の時の蒸発のエントロピー変化は、ΔH(25℃)から求めてください。

なお、蒸気の定圧熱容量が間違っているようですので、ご確認ください。メタノール蒸気の定圧熱容量が二原子分子の定圧熱容量7R/2=29J/(K・mol)より小さくなることは、ありません。
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