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日本人の栄養所要量における妊娠期女性の鉄付加量の産出根拠を解説していただけないでしょうか??
参考になる本などもあれば教えてください!!!

A 回答 (1件)

妊婦・授乳婦ともに鉄の付加量は、+8mg/日でしたよね。


算出根拠として、 第六次改定 日本人の栄養所要量(第一出版)に書いてあるものを見付けました。
『妊娠中の鉄必要量を実証的に推測する十分な資料がないので、第五次所要量と同様に要因加算法を用いた。
 妊娠に伴う真の鉄需要の増加は、胎児に250mg、胎盤に100mg、分娩時の出血に300mgであり、合計650mgと推定される。成人女性の月経外鉄損失は0.72mg/日であり、妊娠中の鉄の消化管吸収率を15%とすれば、摂取必要量の平均値は4.8mg/日であり、この1.2倍は5.8mg/日である。これに加えて妊娠期間中280日間に、14.2mg/日を摂取したとすると、596mgの鉄が体内に取り入れられることとなり、ほぼ需要の増加をまかなえる。これは付加量の8mgに相当する。吸収率には個人差、鉄の化学形態や食品成分の影響があるので、吸収率が10%の場合に余分に取り込まれる鉄は358mgであり、妊娠前に300mg程度の貯蔵鉄が確保されていることが必要となる。
 授乳中の鉄必要量は、月経のある成人女性と大差ないが、妊娠、分娩に伴う鉄損失を分娩後6ヶ月間で回復させることを目的として、この間の鉄付加量を8mg/日とした。従って、分娩後6ヶ月以内に人工栄養に移行した人にもこの付加量を適用する。』

どうでしょう? 少しは参考になったでしょうか?
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この回答へのお礼

ありがとうございます。すごく参考になりました。これを参考になんとかレポートも書けそうです。本当に有り難うございました☆

お礼日時:2003/12/11 22:11

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