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ガソリンってほうっておくと自然に発火しますか?

A 回答 (4件)

気温程度の温度ではどんな熱帯に持っていっても自然発火はしません。

しかしガソリンはきわめて気化しやすい可燃性の液体ですので、静電気の火花などのごく小さな熱量のものでも温度さえ高ければ引火します。

ガソリンに限らず、燃料などには引火点と発火(着火)点というものが有ります。引火点とはその温度以上であれば燃料が気化することができ、空気と混合し燃焼可能な状態になれる最低の温度をさし、ガソリンの場合は-43℃程度です。

それに対して、発火点とは十分に空気と混合し燃焼可能な状態にある物が実際に燃え出す温度のことで、ガソリンでは246℃程度です。したがって、いかにガソリンと空気をよく混ぜて燃えやすい状態にしておいても、この温度以上に高い温度に接することがなければ燃えることはありません。

意外かもしれませんが、発火点はガソリンよりもむしろ灯油や軽油のほうが低いんですよ。引火点はガソリンのほうが低いですけどね。ガソリンが灯油や軽油などよりも危険なものとして扱われるのは、引火点が低いために簡単に気化して引火しやすい状態になるからです。こういったい状態なってしまえば一寸した静電気や、金属同士がぶつかったときの火花でも簡単に爆発する危険があるからです。灯油や軽油は引火点が38℃から72℃程度高いため気化しにくく、簡単には空気とうまく混合しないので、ガソリンよりは安全度が高いということです。

文中で何度程度などの表現がありますが、実はガソリンも灯油も軽油も、一種類の化学物質ではなく何種類かの炭化水素という化学物質の混合物なんです。したがってガソリンと一言で言っても、実は含まれる複数の種類の炭化水素の混合している割合は微妙な差が有り、それによって発火点や引火点は微妙に異なります。実際自動車の燃料などは冬用と夏用でこれらの割合を変えて、より安定な燃焼ができるように、石油会社が混合の割合を変えています。
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大気がフッ素だったら自然発火すると思います。

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ガソリンは火種があればマイナス43℃以上で着火します。

周辺温度が250℃以上になれば火種が無くても自然に発火します。「ほうっておく」とは何度位を意識しているかにより変わります。
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日本国内の気温では発火はしません  が 簡単に引火します



ガソリンの蒸気と空気(酸素)が存在すれば
火種は 炎でも、高温の物体でも、静電気のスパークでも、金属の接触による火花でも 多種多様
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