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既存のモータ2.2kw、9A、効率80%
高効率モータ2.2kw、10A、効率90%
である場合、高効率モータに交換した場合、電流値が高いので
高効率モータの方が電気代が高いのかな?と思っていましたが
高効率モータは効率がいいから電気代は安いと聞きました。
可変モータであれば負荷に合わせて、電流値が変化するので
既存のモータより電気代が安くなる場合もあると思いますが
可変できないモータの場合でも電気代は安くなるのでしょうか?
(可変できないため単純に電流値が上がると電気代も上がる?)
効率の計算等をして○○○円安くなりますという計算式調べたのですが
具体的に高効率モータだとなぜ電気代が安くなるかわかりません。
(効率や力率が関係???)
どなたかわかる方いませんでしょうか?
よろしくお願いします。

A 回答 (3件)

3相交流モーターは以下の通り


消費電力(W)=電圧×電流×√3
モーター出力=消費電力×効率=電圧×電流×√3×効率

従って消費電力=モーター出力÷効率である。
  1)2.2kW÷0.8=2.75KW  (100%負荷の場合)
  2)2.2kW÷0.9=2.44kW  (100%負荷の場合)

以上より高効率モーターの方が電気代は安くなります、出力と効率が解っていれば電流は関係有りません
(高効率モーターの方が無効電流が多いのですね、力率改善のコンデンサーを入れれば改善できます)

この回答への補足

回答ありがとうございます。
消費電力の計算が分かりやすかったです。

力率改善用のコンデンサですが、受配電設備に設置してあるコンデンサがその役割をしている
ということでいいでしょうか?
それともモータ用に別に設置をしないといけないのでしょうか?

補足日時:2012/02/28 00:43
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出力は共に2.2kWなので、仕事量はどちらも同じです。


単位は出力も消費電力も(kW)ですが、この数値が消費電力ではありません。
消費電力の式は、
 W = √3 ・ V ・ I ・ cosθ  (cosθ=効率)
です。
これが、それぞれのモータが電力を消費できる能力であり、モータの電気的な仕事量になります。
既設モータでは、
 W1 = √3 ・ V ・ I ・ cosθ
  = √3 ・ 200 ・ 9 ・ 0.8
  = 2494.2 (W)
高効率モータでは、
 W2 = √3 ・ 200 ・ 10 ・ 0.9
  = 3117.7 (W)
高効率モータを基準にすると、
 W1 / W2 = 2494.2 / 3117.7
     = 0.8 (倍)
共に仕事量は同じなので、高効率モータを使用すると同じ仕事をさせれば、稼働率を既設モータの80%に抑える事が出来ます。
しかし、これは同じ仕事をさせるという前提の話しで、高効率をフル稼働させれば電流値が大きい分、高効率方の方が電力を消費します。
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この回答へのお礼

回答ありがとうございます。
やはり高効率でも場合により損をすることになるんですね。

お礼日時:2012/04/04 02:04

記載されたデータのみでは、既存のほうが電気代は安いのです。


消費電力は、効率を力率と読み替えると、既存では27.43KWにたいして、34.29KWになります。
でも、モーターは常に100%の出力で動いているのでは無いので、出力が少なくても同じ仕事をするようにしているのです。
だから、モータに記載されたデータのみでは電気代を計算できないのです。

この回答への補足

回答ありがとうございます。
他にどんなデータが必要でしょうか?

補足日時:2012/02/28 00:39
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