この人頭いいなと思ったエピソード

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今回太平洋岸の津波の被害がとてつもなく大きく発表され大騒ぎになってます。
高知県黒潮町の従来の予想は8mだったのが今回34mの津波予想とかで自治体はもう対応しようがないと言ってました。
なんか言い放題って感じで学者の売名行為というと云い過ぎなんでしょうか。

素人の私の感覚ですがこの種の発表は、世間を騒がす行為、いたずらに不安をあおる行為として、ある程度の結果責任を負わせる必要はないのでしょうか。
学問としての研究は勝手ですが世間に発表し広報した学者とマスコミは結果責任、リスクを負って言うべきだと思うのです。
この種発表で日本中の対策費用は莫大で巨額の事業費が繰り返し浪費されます。
そのリスクを負って発表しているのでしょうか?

地震学者は過去前科があります、20年前には明日駿河湾に巨大地震が来てもおかしくないと大騒ぎさせて、阪神大震災を予測出来なかった。
その後、東北にものすごい地殻変動が静かに進行していたにも関わらず全く予測も警告も出来なかった。
結果的には地震学者はウソっぱち、街の占い師程度の信頼性しかないのではないか?

イタリアでは無責任な予測をした学者は刑務所に入っているらしいです。
日本でも学問の研究は当然重要ですが、世間に発表する場合はその反響の大きさを考え何らかのリスクを負わせる必要はないでしょうか?

A 回答 (21件中1~10件)

私もマスコミが話を膨らませ過ぎている印象を(若干)受けています。



ただ地震予測は過去の情報や地表から分かる情報から類推される「推測の情報」でしか無いんです。
それに予測のスパンも非常に長いですし、的確な予測は非常に難しいはずです。

つまり「いつか大地震が来る」と言っても「嘘っぱち」と証明する事は難しいですし、
「可能性がある」という程度にとどめれば、実際にはこなくても嘘では無い事になります。

なので、「最大10mの津波」と言って20mの津波がきてしまった場合のリスクを考えると、
「最大30mの津波」と言った方が安全な訳ですし、やや大きめの数値になるのは
ある程度仕方のない事かと思いました。

発表した学者側としては、予想が難しく当たるか当らない地震予想を発表する事で
「適当な事を言いやがって」「大地震なんて来ないじゃないか」
と評判を落とす可能性が高いので、リスクは高くてもメリットが少ないと思います。
(発表した学者の名前も有名になってませんし)学者の側は売名行為ではないと思います。

# 個人的な憶測では、政府から依頼されて無理に予測の報告を
# させられた被害者なのではないかと、、、

それをマスコミが大げさに書いたのであれば、注目度を挙げて売り上げ部数を
増やそうとしている行為とも考えられるので、一番無責任なのはマスコミ
なのではないかと思いました。
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この回答へのお礼

よくわかりました。
私も同じように思います。
ただ 大変だなあと思うのは 振り回される自治体とその税金の使い方です。
例えば8mの予想で避難計画を立てていた自治体が34mと言われたら、学校も避難所もすべて作り直しです。
平らな半島のなんか自治体はどうすればいいんでしょうか

そう思うのです
回答ありがとう御座いました

お礼日時:2012/04/02 19:49

この前あるテレビ番組でやっていましたが、「じいちゃん、ばあちゃんから、いつもことある度に、昔地震で大津波がきて、ここらへんのものは全て流された、という怖い話を聞かされていたので、3・11の日、夫は『ここまで津波なんか来ない』といったが、咄嗟に幼い頃聞かされた話を思い出して逃げたので辛うじて助かった。

」と言っていた人がいました。

3・12の夕方、私は昔、東京電力に就職した同級生がこう言っていたのを思い出しました。
「新人研修で原発について見学、勉強をしたが、もし日本に大地震など天災が来た場合、原発があんな作りで無事故で耐えられるわけがないと思う。大変な惨事がおこりかねない。」と。
もう20数年前でしたが、大学院を卒業したばかりの友人がそう言っていたのです。
私はたまたま家族が海外に住んでいることもあり、すぐに出国しました。私の日本の居住地は、後にかなり汚染された水が水道から流れ、ホットスポットにもなったということがわかりました。

「34mの津波が来る可能性がある」という情報をきいたとき、安全な場所に逃げられる人は移住するなどしたらよいし、ウソっぱちだと思う人はそこにいればよい。
昨年の原発の時のように、情報隠蔽されて逃げ遅れるより、危険な可能性を即刻開示してもらったほうが私はよほどマシだと考えています。

1つの情報を受取ったときにそれをどう解釈するかは、その人の情報処理能力、判断力に任されるところであり、それぞれ自由だと思いますが、情報を隠蔽されることが最も私は怖いと考えています。
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この回答へのお礼

現実的なお話を有難うございました。
やっぱりいろいろな生活スタイルがあるんですね。
共通しているのは見の安全、家族の安全、平和ですよね。
>「34mの津波が来る可能性がある」という情報をきいたとき、安全な場所に逃げられる人は移住するなどしたらよいし、ウソっぱちだと思う人はそこにいればよい。

確かにそのとおりなんですが・・そうなんですけど・・ウソっぱちとは思わないとしても移住とか逃げるとかできない人もいるし、事はそんなに簡単ではないと思うんです

だって、福島はじめ原発を受け入れた自治体は、なぜそんな危ないものを受け入れたんでしょうか?
勿論安全神話に騙されたと言うでしょうが、果たしてそれだけですかねえ

敦賀なんか原発銀座だそうです。

生きていくということは、難しい問題だと思います

地についた回答有難うございました

お礼日時:2012/04/07 15:47

追伸、


もう少し、冷静にお考えください。
大自然は、冷酷で絶対的な力を振るいます。
人類の力では、地震・津波の発生はそもそも防ぐことができません。
大自然は人類への憐みも愛情も関係ありません。
我々にでき得ることは、杜撰な管理や安全性無視の人為的行為による事故を未然に防ぐことではないでしょうか。
>黒潮町は手段がなく町の存亡に関わると町長の発言です。
それはこれからのことであり、選択肢もあることですが、私が住む栃木県のすぐお隣には、好むと好まざるとに係らず、あの原発事故で突然街を出ろと命令され、いまだに戻ることもできない住民が現実に存在しています。死の街と云われた街がすぐ隣に存在します。現実に買い物に通った町がゴーストタウンになり、県境のすぐ向こう側、福島県棚倉町の山中には2万8000ベクレルのキノコが確認されております。また自宅からわずか170Kmのところに福島原発が存在し、余震があるたびに4号機燃料プールが倒壊し、1500本もの核燃料棒がぶち撒かれるのではと云う恐怖とともに1年が過ぎ、いまだに核燃料棒プールは、柱のみに支えられる状況のままです。これらが倒壊すれば、むき出しの燃料棒がメルトダウンし首都圏を含め私の街にも、膨大な放射線が降り注ぎ、強制避難となります。故郷はなくなるわけです。
天災ならまだしも杜撰な管理運営による人災が多数の被ばく民・避難民が生み出されました。あなた様も人災が起きないようまずお考えください。
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この回答へのお礼

結構冷静なんですよ。
原発事故はもちろん人災でありなぜ誰も捕まらないのか不思議でしょうがありません。
震災や津波原発の被害者に対しては胸の潰れる思いで生々しい映像は見ることが出来ません。
私は関西ですが阪神大震災の時、当時は消防車がいても水もないし家の火災に手が出せませんでした。
母親が倒壊家屋に挟まって抜け出せなく、火災が迫ってきて泣き叫ぶ子供にお母さんをおいて早く逃げるように言いました。
子供は母親が焼け死ぬのを目の当たりに逃げました。

災害は冷酷です。
ご回答ありがとうございました

お礼日時:2012/04/05 22:25

No.4です。


> ただ 大変だなあと思うのは 振り回される自治体とその税金の使い方です。
> 例えば8mの予想で避難計画を立てていた自治体が34mと言われたら、学校も避難所もすべて作り直しです。
> 平らな半島のなんか自治体はどうすればいいんでしょうか

無責任に聞こえるかもしれませんが、学者は「34mの津波に対処しろ!」とは
言っていないと思います。
予想が変わる事は、地震発生や調査の進展によって情報が更新される状況においては
仕方のない事で、その情報をどう自治体や個人が判断するかという事が自治体の
課題なのではないかと思います。(自治体は大変だ、という点では同じですが)

学者が「確実に起こる」と言い切れないものを、自治体や個人で勝手に判断しろ
というのは非常に難しいですが、何らかの危険性がある以上は、国や自治体や個人が
リスクに備える為にリスクを把握しておく事が重要になるわけです。

そういう点でリスクが変われば新しい情報を学者・マスコミ・自治体が発表することを
やたらと制限すべきではないという考え方の方の方が前向きなのではないでしょうか。

# 根拠のない情報を、さも問題があるかのように発表する事は避けた方が
# 良いですが、地震はその判断が難しい様です。

自治体が「(8mと言ったから)8mの予想で避難計画を立てていた」としても
間違いだとは思いませんし、最悪34mの可能性があると情報を更新しても
間違いではないと思います。

ただ随時変わっていくリスクにどう備えるのか、を考えるうえでは根拠のある
危険性の情報は知っておくべきかと思います。
情報を聞いた上で「学者が8mと言ったから8mに対応すれば良い」と学者の話を
うのみにするより、その情報を元にいかに命を守るかを考えられるか、
が国や自治体や個人に問われている所なのではないでしょうか。

専門家ではないので以下は想像です。
危険性の高いエリアの自治体としては生き延びた後に使う避難所を作る事よりも、
まずは「逃げる事」の方が重要なのかと思います。
「津波情報を早めに把握して速やかに逃げる」ための準備として、津波情報を
早く知る仕組み作り、住民に知らせる手段の確立、避難路の確保、お年寄りを
避難させる地域連携、、、やたら大きい堤防を作ったり避難所を作るより
重要なのではないかと思いました。
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この回答へのお礼

おっしゃる通りでよくわかります。
本当に自治体当事者は大変でしょうね。
聞いた以上しないわけにはいかないでしょうし、
学者も、計算で出たんだものぉ! って言うでしょうし。

どうしたものやら!!

常識的な回答ありがとうございました

お礼日時:2012/04/05 22:12

あなたは、どう発表されればよかったの?


34mの津波がくると予想されながら、人々に対しては、8mの津波と発表されるのがよかったの?
でも、34mの津波がくれば、全てを破壊しますよ。
今度の東南海、南海では、34mにはならないかもしれないが、1000年後の東南海、南海では
34mになるかもしれません。
地震や津波の大きさや時期は人類では制御できない。
可能性ある最大を予測して、逃げる、あるいは逃げておくしか対策は無いのではないでしょうか?
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この回答へのお礼

私には答えはないのです、でもなんかもやもやしておかしいので質問したのです。
東京湾の活断層について今日また新しい説が発表されたそうです。
確かに対策は必要でしょう。
特に自治体は住民保護の観点から対策が必要でしょう、でも対策工事が済んだら、またすぐ新しい説が出る・・どうすりゃいいんだ

困った、困った
みなさんも考えてください、それとも考え無いことにするのがいいのか?
もうわからんですわ。
回答ありがとうございました

お礼日時:2012/04/05 21:58

aidomaeinakiさんの二回目の反応を見て、ようやく考え方の根底にあるものがわかりました。

aidomaeinakiさんは、愚民政策主義者なのですね。

国民は真実を知る必要はない、真実は恐ろしいもので国民には耐えられない。だから為政者は国民にはとりあえず安心というメッセージを送り続け真実については政府や専門家の一部でうまく対応すべし、というのが基本的スタンスということなのですね。

まあ、今回の震災と原発事故についての国家として何を想定していたか、いかに国民に事実が伝えられていなかったかを見ると、311まではaidomaeinakiさんの好みの連中が情報を操作していたことが明らかです。

aidomaeinakiさんの今回の質問の形をとった主張は、そういう愚民政策をこれからも続けるべきだというものであることは理解できました。 ありがとうございました。
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この回答へのお礼

よくわかりました
回答ありがとうございました

お礼日時:2012/04/04 20:34

>ではあなたが黒崎町長だったら防災計画をどう立てますか?


>現在の8mの防災計画はどうしますか、34mにできないでしょう、平らな土地柄だ
そうです。防波堤の高さわはどうしますか?。
>多分現実的には近くの山への避難路を整備するなどお茶を濁すしかないのではないで
しょうか?
>それだったら8m計画でもあったほうがましなのではないでしょうか?

8mの計画しかないところに30m超の津波が来たら、死ぬだけです。
防御手段はありません。
「まし」もくそもありません。
釜石の海中堤防や、田老の防波堤が津波で壊れたところを考えれば、
いくらお金をかけても30m超の津波に対抗する手段はありません。
できることは来たら逃げる、あるいは、津波が起きても被害の及ばない地域にあらかじめ移動しておくくらいです。
地震や津波などの自然現象に対しては、人間に力ではどうにもなりません。
せいぜい、山への避難路を整備する程度しかできないでしょう。
逃げるしか対抗手段が無いことが明確になっただけでも十分でしょう。
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この回答へのお礼

黒潮町は手段がなく町の存亡に関わると町長の発言です。

あなたが町長になったら議員になったら、
「逃げるしか対抗手段が無いことが明確になっただけでも十分でしょう」と言えますか?

老齢化で逃げるに逃げられないそうですまた80%の町民が沿岸部に生活しているそうです。

黒潮町は、なくしてしまえとおっしゃいますか?

現実に人の生活があり人間が住んでいます。

それと、浜岡原発も15m津波の高さを上回る18mの堤防を1400億円かけて去年作った、完成前に今度は21mの津波の予想だそうです。

一年しないうちにこれではどうすればいのですか、
誰が悪いとも言えないかもしれないけど、こんなことしていたらそれこ防災対策費に振り回されて世界の笑いもの、馬鹿じゃないかってならないですか

責任ある当事者は、ただ戸惑うばかりではないでしょうか?
どう考えて生きていけばいいんでしょうかねえ

それとも、もうどうでもいいや、津波が来たらその時のこと、もう学者の言うことなんか聞かない・・の精神が正しいのかなあ もうわかりません

回答ありがとうございました

お礼日時:2012/04/04 15:38

>イタリアでは無責任な予測をした学者は刑務所に入っているらしいです。


イタリアの場合は、前震があって、本震がくるのでは?
に対し、地震は来ないといって、実際に本震が来たのです。

東北も予測はされていました。30年以内に99%と。
ただ、現在の科学力では、具体的な日時や規模までを当てることはできません。

阪神大震災のときも、当時、猪名川からだんだんと神戸に向かって地震は続いていました。
予測できなかったと言われれば、予測できなかったのですが。
ただ、阪神大震災は、大都市神戸で起こったから人的被害が多かったのであって、
地震規模からすれば、Mj7.3のありふれた地震で、大地震ではありません。

>高知県黒潮町の従来の予想は8mだったのが今回34mの津波予想とかで自治体はもう対応しようがないと言ってました。

この値自身は自然現象を予測したものです。
予測が低いままであればそれでよかったのでしょうか?
津波の予測が低くて、それにしか対応していない状態で、実際に高い津波がきたら、どうなるのでしょうか?

この回答への補足

仮にあなたが黒潮町民だとして、今度34mの防災計画を立てることになったけど予算が足りないから一人あたり50万出しほしいと言ってきたらどうしますか?

備えあれば憂いなしと、家族分出しますか、それとも、そんなアホみたいなことすなといいますか?

今のままでいいといますか?

補足日時:2012/04/03 21:18
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この回答へのお礼

わかるんですよ、そりゃ学者は研究成果を発表するでしょうねえ。
質問を変えましょう、ではあなたが黒崎町長だったら防災計画をどう立てますか?
現在の8mの防災計画はどうしますか、34mにできないでしょう、平らな土地柄だそうです。防波堤の高さわはどうしますか?。
多分現実的には近くの山への避難路を整備するなどお茶を濁すしかないのではないでしょうか?
それだったら8m計画でもあったほうがましなのではないでしょうか?

それと質問をもう一つ 8mの予測をした学者はどうなりましたか?
まだ鉛筆舐めて国費を使ってるのではないでしょうね?

回答を否定するのではありません。
参考になりましたが戸惑いはなくなりません

お礼日時:2012/04/03 20:44

>東北大震災の予測出来なかったんだから、次は35mの津波が来る可能性がある・・って言われて、市町村が右往左往することが不思議なのです。



大規模地震の原因は2つ
 ・大陸プレートによる物
 ・火山活動によるものです

 問題はその2つがかなり長期的な観測が必要になるというものです
正確な地震観測などせいぜい100年以下の精度しかありません
各地の古文書などみれば地震が起きたことが分かるもののその大きさ(マクニチュ-ド)の規模が分かりません
 これを長期観測することによりある程度予測が可能になります
M8.0以上となると数千~数万年規模の観測が必要になります
 火山となるとさらに長期です
  インドのデカントラップ
  アメリカのイエローストーンなどこれは数億年単位です
津波に関してはいえば、例えば人類史上ではなく地球至上なら200メートルの津波も過去にはありました。
 結局は正確な計測はほぼ不可能です。だからといって計測をやめることはできない

 それに危機管理は必要ですよ。
民主党が政権をとったとき、某仕分け担当大臣が『100年に1度の災害対策なんて税金の無駄』と仕分けを提案した時、国民の7割が賛成したはずですよ?
 当時から結構 地震の恐怖とかTVでやっていたと思うのです。
質問者は『不安を煽る』と危惧してるようですが、案外国民は不安とか感じていないのではないですか?
 理由として本当に地震が怖いなら津波や地震対策の仕分けを国民の半数以上は反対したと思うのです
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この回答へのお礼

う~んやっぱり最初の質問の答えとは思えません。
不安ビジネスとかあるそうですが私には東北大震災に悪乗りした視聴率稼ぎの不安を煽る報道だとしか思えません。

根拠の乏しい不正確な情報を弄んでいると思います。
5年以内に87%の確率で地震が起こると言った(多分?)菅総理の発言が見ものですね・・このくらいのスパンと確立を言うなら、後から責任を追求できると思うのですが・・
来年の話をしても鬼が笑うのですよ・・

大変真面目で親切な回答だけに「納得しました」と言いたいのですが、
スミマセン 本当にありがとうございます。

なんか 頭の悪い生徒に一生懸命方程式を教えているような感じでしょう
わかります。

お礼日時:2012/04/03 21:01

すみません。

折角の回答ですが論理が無茶苦茶だと思います。主張や基本的考え方にひどい矛盾や無茶を抱えているのはaidomaeinakiさんだと思いますよ。

私は311以前に東日本地震発生と津波襲来の危険性を指摘した例と地震や津波で原発が制御不能に陥る危険性を指摘した例を示しましたが、aidomaeinakiさんはこれらが「権威が無い」「発信力が無い」から役立たずだったと論じています。岡村氏は活断層研究の最も優秀な学者のひとりであり安全員会での発言ですし、吉村氏は衆議院議員であり国会の場で議論した話です。市井の怪しげな人の主観や占いによる発言ではありません。これ以上の権威や発信力とはいったい何でしょうか?両氏の発言が政府や電力会社や世間に影響を及ぼすに至らなかったのは、それこそこれらの発言の深刻さと重要性を理解してまともに取り上げて「大騒ぎ」しなかったマスコミの責任だと思いますよ。

政府や東電や原子力保安院が、これらの発言や指摘をネグレクトした理由は、まともに取り上げて対処しようとすると、それまでの政府や東電の説明がコスト的に折り合う範囲内での希望的観測に基づくものでしかなかったことを認めることになり、災害対策政策の抜本的見直しを迫られ巨額の対策費が必要になる「世間を騒がす」ことになるからだったというのが、もっとも納得のいく説明です。

今回の高知黒潮町で予想最大津波高さ34mというのは政府の委託した有識者検討会が出したものです。今、国内で考えられる最高の人材による検討結果で、これまでの政府や電力会社の希望的観測をかなぐり捨てたリアルな想定だと思います。そもそも以前の想定では、例えば、鎌倉を襲う津波の最大高さは6m程度でしかありませんでした。ところが大仏殿が流された明応の津波高さは少なくとも14mはありました。今回の想定で、ようやく14mになりました。この点からしても、大げさでもなんでもなく、科学的見地からの実直なものだと思います。

aidomaeinakiさんはおそらくは学会というものに出たことがないでしょう。

学者にとって学会は学真剣勝負の場です。発表内容についての質問に適切に答えられないと信用を無くし能力を見限られます。この場で新しいことを発言するということは、十全な研究を行い本質にかかわる質問に答えられる準備が求められます。TVドラマとかで注目を集めたいがゆえに不確かな内容や虚偽の学会発表を行うような設定がありますが、そういうことは実際の学会ではできるものではありません。イタリアの某学者が罰せられたというのは、学者としてやるべきことをやらずに注目を集めるためいい加減な発表を行ったからだと思いますよ。

地震予想についての学者の責任を云々するなら、まずは、東日本大地震を予想できなかった、あるいは過小に見積もっていた責任を地震学者には問うべきであり、原子力工学者には福島第一原発事故の想定が甘すぎた責任、システマチックな事故対応マニュアルを用意しておらず事故対処が場当たり的になった責任を問うのが筋でしょう。何より、政府や電力会社の安全検討済みの帳面消し作業をやっていた学者こそは、本当に責任をはたしていたのかを、じっくりこれまでの活動を検証して確認すべきでしょう。

学者は社会情勢や政治的配慮で研究結果として得られたものを曲げてしまっては学者の責任は果たせません。学者はあくまで学者生命をかけて真実と確信できることを発表すべきです。その発表を受けて、いかなる対処をしていくかは政治家の責任であり、その政治家を選ぶのは有権者の責任です。
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この回答へのお礼

素人に真剣かつ冷静にご意見下さり心から御礼申し上げます。
私にはとても書けない見事な文章に学者の講義を聞いているような気持ちです。
ひねくれ者で頭の悪い私には、この見事な回答者様のロジックは「世間知らず」の論理に思えるのです。

3.11の危険を指摘したが、大騒ぎしなかったマスコミが悪いとか、気象庁が取り上げなかったから悪いとおっしゃいますが、それが世間なのです。
要するに、相手にしてもらえなかったのです、そうでしょう、相手にしてもらえて2011年3月11日に大地震が起こると騒がれればどんなバカでも死にたくないんだから逃げるでしょう。

原発の段落も、結果論であり、巨額の対策費や世間を騒がさない政府の思いやりは、責任ある立場の判断として当然だと思いますよ。
結果責任は取らないといけませんが、日本中を100mの堤防で囲うわけにもいけませんしねえ。
それが世間というものだと思います。

学者は地味にコツコツと研究結果を出すのを悪いとは思いません。
問題は研究成果の利用方法だと思います。

インプットの設定により大幅に異なる結果が出されます(現に今まで8mの津波予報が35mになった)

学者にも色々な学者がおり色々な説が出ているようです。

8mの避難堤防を作って出来上がったら今度は35mだという、税金の無駄遣いでは無いですか、35mの計画が完成した頃には50mと言わないですか?

それが私の疑問なのですけど・・

本当にご親切な回答ありがとうございました

お礼日時:2012/04/03 14:37

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