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温度制御を実施したい場合の話ですが、PID制御可能なPLCがある場合、温調計などを単独で用いる必要がないと思うのですが、温調計するほうがメリットがある点などはあるのでしょうか?
PLCのアナログ入力カードに温度センサからの信号取込し、冷却水の流量を比例流量弁を制御し熱湯の温度を制御する系統を検討しております。
もし温調計のほうが温度制御に優れている点などがございましたら御教示いただければ幸いです。

A 回答 (3件)

>温調計するほうがメリットがある点などはあるのでしょうか?


基本的にAN2さんと同じ

最終的には「トータルコスト」でお仕舞い
どっちがどのように利点があるのか?は概ね金額で出せる

1、機器単体価格
2、配線工数、プログラム作成工数
3、メンテナンスコスト 

これら全ての合計金額

1と2は概ね説明不要(サービス残業しないでマジメに積算するベシ)

3については
PLCの製品寿命は比較的短い
今現在において三菱Aシリーズで選定することはないであろうが
数年前時点においてはその選定は妥当ではあった

例えば、本日、日曜日夜間に数年前に導入した設備が故障した
さて、当直保全員で対応可能であろうか?
(トラブルは土日夜間に起きる)

当直で対応不可の場合、対応できるベテランを叩き起こして
お酒を飲んでいれば、当然の如く自家用車では来れない
タクシー飛ばして,,,,,


この場合での保全コストですが
1 当直保全員の日当
2 叩き起こされた保全員の日当(休日出勤+残業)
3 タクシー代
4 最大の損失、プラント停止時間合計
  (当然、タクシー移動の時間も停止時間に含まれる)
概ね4つの合計金額

単体の温調器であれば概ね当直で対応可能
(もちろん予備品が常に在庫してあるのが前提)

PLCの特殊ユニット全てを予備品で在庫してる会社は珍しい
よほどの大企業でないとそこまで在庫しない
CPUと汎用DI/DOカード程度は在庫してるだろうが

仮に在庫してあったとしても
パラメータ設定云々等 <ただ交換してお仕舞いとはいかない
保全要員の教育コストも掛かる

つまりそれら諸々を積算してもなおPLCの方が安価な場合
 複雑な制御で単体温調器では対応不可の場合
 温調点数が数十点を超えるような大型炉や大型成型機等
そのような場合にはPLC計装にも利点がある

結論的には単体温調器でも対応可能ならそのほうが良い
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設計者によって色々でしょうが私の所では



温調器が便利な点

1.表示機能と設定機能が備わっている、PLCでやるとこれらをタッチパネル等で
  作らねば成らない、たいていの場合温度は監視項目なのでタッチパネル等の場合
  すべての画面に表示を作る事に成る、画面の貴重な場所を奪われる。

2.安価、温度調整対象が三つ位までなら安い、たぶん。

3.ソフトのバグ取りや不具合対策中も、独立して温調出来るので仕事がはかどる
  PLCでやるとRun以外は温調出来ない。

PLCの温調調節ユニットを使うのは

1.単に温度を調整するだけで無く、温度の変化で機械の制御が変わる場合、
  例えば何度までならAを動かすがそれを越えるとBを動かすとか
  温度の調整はせず、温度変化に合わせて制御を変えるなら温度センサーユニット
  に成りますけどね。

2.現在温度を、上位のPC等に送るとか、

3.温度調節する対象が沢山合って、制御盤が温調器だらけになる場合とか

今、思いつくのはこの位です。
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制御用のプログラムを自分で組んで、センサーの出力がA/Dコンバータに入れられるほど大きな出力のものを使えば可能です。


温度制御用のプログラム設計ができますか?
また、処理速度は間に合いますか?
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この回答へのお礼

温度制御用のプログラム設計は部署の経験者の方に伺ってみようと思っております。
処理速度はコントローラのサンプリングタイムは50msecで検討しています。温調計でもっと早い処理速度可能でしょうか?

お礼日時:2012/04/15 09:38

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