10秒目をつむったら…

長3度などの和音は純正律で演奏すればきれいに聴こえますが、長2度や長7度、あるいは増4度や減5度などの和音はどうやって演奏するのですか?
これらの和音は純正律で演奏してもあまりきれいに聴こえませんよね。

ビブラートをかけてごまかすとか、何か工夫をするのですか?

A 回答 (3件)

「協和音」、「不協和音」は学術用語で、「協和音」=きれい、「不協和音」=汚い、という考え方は間違いです。

ドラマでも同じですが、安定したきれいなものだけを並べてもストーリーになりません。ハラハラ・ドキドキがあったり、恐怖感や深い悲しみがあったり、また安定した気分になったりというのがないとドラマになりません。
音楽も同じで、きれいな和音を並べても面白い音楽になりません。
人間の気持ちは、おおむね、楽しい・愉快・明るい気分ちと、悲しい・陰鬱・暗い気分があります。
その両者の気分の表現のために、「長調」と「短調」が準備されています。また、「不安だ」→「解決した」という気持ちの動きを表現するためには、不協和な和音と安定した協和音が並べられます。
このように、不協和音の存在理由を考えれば、これをきれいに響かせる工夫は必要がないということがわかります。音楽は「表現」ですから、気持ちの悪い和音や、イライラする和音も必要です。キレイなものだけをいかに並べても音楽にはなりません。
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不協和音は耳に引っかかるので、曲に緊張感を与えます。



どのタイミングでどのように入れるかが作曲家/編曲家の
腕の見せ所なので、素直に「汚い」まま演奏してオッケー、
ボサノヴァなどは、和音だけを見ると不協和音だらけなん
ですが、実際に演奏すると不思議と心地いい音になります。

その辺が「作曲家の腕」って奴なんですね。

変に技巧をこらすと、せっかくの作曲家/編曲家の配慮が
ダメになります。素直に演奏して下さい。そうすれば彼らの
「技巧」が良くわかりますよ。
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私は、綺麗汚いと思うことを疑うべきだと思います。


音程の違う音が同時になっているだけですよね。
汚いと感じているのは、人間側の問題としてうけとめています。
ジョンケージのプリペイドピアノの曲はすきです。
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