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「遊戯王」のように作画監督によって作画がやたらと変化するアニメってありますか?

A 回答 (5件)

こんにちは



アニメーターの個性が最も華やかだった、70年代後半から80年代前半では
どっちかというと作画監督というよりは、
参加している個々のアニメーターによって作画は大きく変わっていました。

例えば、劇場アニメ1つをとっても、担当したアニメーターが違うだけで
非常に個性のある作画がされたものもありました。

有名なのは、「劇場版銀河鉄道999」や「さらば宇宙戦艦ヤマト」での金田伊功氏や
「伝説巨神イデオン」の板野一郎氏ですね。

アニメ雑誌やムック本でも、誰々がどの場面を担当したのかを、事細かに紹介していました。

その中でも、百花繚乱の作画陣が競い合った作品として有名なのは、
押井守監督時代の「うる星やつら」でしょう。

この作品は原作者である高橋留美子氏の作風から離れ、
中盤からは完全に押井守監督を筆頭に20代の若手クリエーターたちの
いい意味での実験場と化していきました。
放送開始当時、確か押井守監督でさえ29歳だったと記憶しています。
アニメーターも森山ゆうじ氏を筆頭に、金田氏の率いるスタジオNo1出身の山下将仁氏、越智一裕氏、
西島克彦氏など、その後に活躍する若手が多数参加していました。

テレビアニメを続けてみると、本当に話数ごとの違いが分かって、面白いですよ。
作画だけでなく演出や作品イメージまで異なるものもあり、別のアニメかと思えるほどです。


もう少し後の作品では、エヴァンゲリオンと並ぶ90年代で最もヒットしたアニメである
「美少女戦士セーラームーン」ですかね。

この作品も担当しているアニメーターや作画監督で全然画が違いますが、
こっちの場合は、悪い意味で違うものが多かったと思います。
つまりは、「妙に作画が雑だな」、と思ってエンディングを見ると、
「やっぱり作画監督はこいつか」となるわけです。

只野和子氏、伊藤郁子氏、香川久氏だとホッとして、
安藤正浩氏、中村明氏なら残念な気持ちになったものです。
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最近は安定度が求められるようで、作画監督自身の個性は敬遠されているようですね。



直近で「すごいな」と思ったのは「スタードライバー 輝きのタクト」の戦闘シーンのサーカス振りかな(話数失念。申し訳ない)。
かつてのスタジオZか、Z5くらいでしたね。

「聖闘士星矢Ω」の1話の原画で、かつての巨匠、故・荒木伸吾氏とコンビだった姫野美智氏の名前がクレジットされてましたが、正直、どこだかわかりませんでした。
「グレンダイザー」等では荒木回と森下(圭介)回では、「同じキャラでこうも違うか!」ってくらい違ってましたが。
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最近のだと


「デジモンクロスウォーズ悪のデスジェネラルと7つの王国」
「機動戦士ガンダムAGE」
などあると思います。
特に「デジモン~」は(すでに終わってますが)時々異常にエロくなります(最終回などヘンタイです)
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やっぱ伝説として有名なのは金田(かなだ)パースの故・金田伊功氏でしょうね。



金田伊功
http://dic.nicovideo.jp/a/%E9%87%91%E7%94%B0%E4% …

彼の意思を受け継ぐ者としては斉藤良成氏を押したい。
ベルカ式作画と称される個性的な作画は担当したアニメからの由来です。

ベルカ式作画とは
http://dic.nicovideo.jp/a/%E3%83%99%E3%83%AB%E3% …

遊☆戯☆王デュエルモンスターズでは原画に携わっていたようです。

簡単作画やヤシガニとは違う似て非なるもの。
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「遊戯王」は未見ですので、求められる作品であるかどうか、イマイチ自信が持てないのですが、



「宇宙戦艦ヤマト」は作監によって、主人公古代進の顔がコロコロ変わっていますし、それぞれにファンがついてます。
「(新)ルパン三世」はむしろ、それが作品の「売り」でした。ストーリーのバリエーションに合わせた作風の違いが、シリーズとしての作品に幅を持たせ、そのおかげで多くのファンの心をつかむことができました。

初期のサンライズ(日本サンライズの前身も含む)も作監が変わるとキャラが大きく変わってます。
キャラだけじゃなく、アニメーターによっては動きまで全然違ってました。
それが昔は普通でした。
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