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原発を稼働しないならそれでいいのですが、
いつも疑問に思うことは、
電力が足りないのなら、なぜ、火力発電所や水力発電所の建設を
始めないのか? ということです。

もう、すでに他の発電所は建設を始めたうえでの議論なのか
どなたか教えてください。

A 回答 (16件中1~10件)

>電力が足りないのなら、なぜ、火力発電所や水力発電所の建設・・・・・


足りるからです。したがって余分な発電所は必要はない。
これは、表向きの回答です。

本当の理由は、まず原発の廃炉などできないからです。
日本には、廃炉の実績はないですし、54基もの廃炉にする具体的技術はないのです。
さらに1基当たり数百億円もの廃炉費用などない。
したがって原発は再稼働し、30~40年間の時間稼ぎをしなければなりません。


万が一廃炉技術が確立され、格安で廃炉できるとしても、廃炉よる高濃度放射性汚染物質、膨大な高レベルの核廃棄物の最終処分地など存在しませんし、三陸の瓦礫ですら処分地がない現状を考えれば、最低でも千年単位の管理維持が必要な高レベル放射性廃棄物の引き受け手などありえません。
とりあえず、原発を再稼働しなければなりません、だから余分な発電所は作れません。その代りの原発再稼動です、なにがなんでも原発再稼働強行です。

補足:現に関西電力は、予備の火力発電所を持っていますが、野ざらしで最低限の維持管理を行わず、錆だらけのままいまだに放置しております。新たに発電所を建設するどころか、既存の予備発電所すら稼働するつもりはありません。
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この回答へのお礼

16人もの方から意見をいただきありがとうございました。
皆様がベストアンサーなので、一人に絞れませんでした。
ありがとうございました。

お礼日時:2012/06/04 22:39

他の発電所の建設は不要です。

供給面からだけの議論なら、現時点の火力・水力で十分過ぎるほどの容量があります。

しかし少し論点を替えると、低コストを目指すために太陽光・風力・地熱などの自然エネルギー、メタンハイドレートやオーランチキトリウムの新資源、トリウムなど、エネルギー源を分散させることで、安価で安定的な電力を確保するべきです。その意味では、建設を進めなければなりません。新しい形の発電所は必要だと言えるでしょう。

原発が初めて建設された当時から現在に至るまで、原発の二倍以上の容量の火力発電が建設されています。原発が増えれ増えるほど、その二倍もの火力発電が原発のバックアップとして造られているのです。ですので即刻原発を停止して、廃炉にしても電力供給にはまったく影響はありません。原発推進派の御用学者は、電力の安定的供給のため、恒久的な稼働の必要来を説いています。(今、テレビニュースで言っています。)全停止している今、電力供給には心配はありません。仮にあるとすれば真夏の冷房のピーク時だけですが、それでさえ原発の二倍の火力を稼働させればいいのです。

なぜ原発にこだわるかと言えば、原発は高コストだけども、そのコストはすべて電気料金で回収できるので、電力会社にも政府にもまったくリスクがなにからです。むしろ高コストの方が、数値を誤魔化すだけで、自分の懐を潤わせる旨味があるので、推進派には捨てきれない魅力なのです。火力は建設するだけで放置していても、建設費は電力料金で回収が可能です。だからわざと未稼働にしているのです。「稼働できない」というのは詭弁で、より旨味の大きい原発に重点を置いているということです。
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現在の電気料金制度の場合、発電資産のうちの一定の割合が電気料金に乗せられるシステムです。


これがためにやたらと原発を作ればそれだけ発電所の資産価値が高いため電気料金を高くできますが、火力でもおなじことです。不良資産をもてば持つほど電気料金を高くできるシステムですので、不良資産になるから新規計画に及び腰かと言われるとそれは一段階話が飛んでいます。
これまでは発電所を無駄にもてば持つほど電気料金を取れる総括原価方式だったのが、自由化になると遊休資産がそのまま不良資産になりそうなのが、新規計画に及び腰になる理由かと思います。

蛇足ですが、水力発電は水量×高さで発電量が決まります。
流入水量が小さく高低差が低いダムは、夏の渇水期の水がめにはなっても、発電量は少ないです。
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>電力が足りないのなら、なぜ、火力発電所や水力発電所の建設を


>始めないのか? ということです。

いえいえ電力会社はみんな始めてます。

火力発電所を作るのには早くて10年位かかりますので、建設中や計画中の発電所の前倒しが主なものですが。
東電は1年半で数十万kWを運開させる予定です。

原発再稼働に懸命になっている電力会社が一番代わりの発電所建設に積極的です。


新規参入の会社は今がシェアを上げるチャンスですけど、発電所建設にはあまり積極的には見えません。
長期的な利益が見込めないことが原因だと思います。


目的が違いますからね
・新規参入者は利益優先
・電力会社は安定供給優先
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発電所建設には巨額の資金を必要としますが、電力会社は自己資本比率が低く、借金が多い会社です。

新たに発電所を建設するためにはさらに借金をしなければなりません。
ところが、原発事故によって電力会社の株価は下がり、資金調達が難しくなってきています。
また、原発も発電すれば利益を生みますが、停止したままでは不良債権と一緒です。

一方、日本の電力需要は人口減少と景気低迷により、頭打ちになっており、今後も増加する見込みはありません。 売り上げが伸びず、資金調達が大変なときに、巨額の新規設備をおこなうことは会社の経営上、とても危険なことです。
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原発があるのにそれを動かさないで他の設備を作るのは電力会社はやらないでしょう。

よほど国が「即脱原発」と決めない限りは。

国の審議会は将来の構想を練っていて原発の%を審議しています。国の方針が決まるのはまだ先のことです。
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原発を再稼働させることが既存の路線だからでしょう。



無駄になるものを作っても仕方がない。

それと水力発電所は計画から完成まで数十年かかりますし、
日本に好適な場所というのはそんなに残っていないのです。
八場ダムなど、あれだけ揉めて、いい例ですね。
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 一つの建物を造るのに計画が出て、実際に出来上がるまでに時間がかかります。

数年という事もあります。一軒家を作るのと全く異なります。ゲームのように簡単にできません。
 建築する場所の問題。周辺住民に対する説明、環境問題により反対運動もありえます。燃やすという事なので有害物質が煙となり出て行くかもしれません。
 燃料を確保している場所の安全性。大爆発したらどうなるのでしょうか。

 現在、火力発電所は可能な限り動かせるように努力して居ると思います。今あるものをもう一度起動させる方向で。

 電力会社は電気を作るのが仕事です。原発の再稼働も電気を作りたいから言っているのであって、問題も有りません。安定して供給という事もありますので、どうしてもメインとなる発電方法が必要。後の発電所で調整する形です。 

 ただ、家庭用の小さい発電機などを勧めることは可能かもしれません。ただ大規模なものは限度がありますからね。
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政府が「原発ありき」で進めてるからですよ。



本当に原発辞める気ならとっくの昔に「原発以外の発電所を作れ」って言ってます。
それがこの1年間何の対策も無し。

原発再稼働以外考えてないことの証明です。
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本格的な火力発電所は時間がかかると思いますが、


ガスタービンの発電所ならすぐ設置できるようです。

東電は昨年から200万kwの規模で増設しています。
だから今年の夏、原発を停止していても、停電の話は全然聞きません。

関電は何も対策をしてきませんでした。
だから、原発を再稼働させないと足りなくなると大騒ぎしています。

原発は初期コストやかかりますが、運転コストが安いので、一度建設してしまったら
動かさないと電力会社は儲からないのです(事故を起こさないという前提ですが)。

だから、あまり火力を増やしたくないのでしょう。
やろうと思ったら、どうにかなるけど、やりたくないのが電力会社の本音かと思います。
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