ヒトの単為生殖

ヒトにおいて
卵子と卵子から子どもを作る

または

精子と精子から子どもを作る

つまりヒトにおける単為生殖の研究はどこまで進んでいて、どれくらい実現可能になっているでしょうか？
できればソース（教科書や論文など）もあると嬉しいですが、無くてもかまいませんので教えて下さい。よろしくお願いします。

No.3 回答者： Tacosan 回答日時： 2012/06/21 00:17

マウスでできるならヒトでできてもおかしくはないだろうけど, そんな実験許してくれるのかなぁ....

ちなみに「精子と精子」で, というのは不可能なはずです. 精子は「受精のための運動」に特化した生殖細胞なので, その後の発生に必要なほとんどのオルガネラを持っていない....

この回答への補足

仰るとおりで、少なくとも卵子の入れ物は必要だと思います。核移植によって、二つの精子のゲノムを卵子という入れ物の中に入れて発生が成立するかどうか、というのが知りたい質問の一つです。インプリンティングの問題を何らかの操作で乗り越えて、精子ｘ精子の単為生殖が、卵子ｘ卵子のときのように成功しているのかどうか？ヒトでは当然倫理的な問題が発生しますが、それを無視した研究がどこまでなされているか？何かご存知でしたら教えて下さい。

補足日時：2012/06/21 01:49

No.2 回答者： warudori 回答日時： 2012/06/20 18:44

ヒトをはじめとする哺乳動物ではゲノムインプリンティングの影響により単為発生は不可能です。

下記論文から引用文献を当たっていけば大抵のことはわかります。



Kawahara M, Kono T. Longevity in mice without a father. Hum Reprod. 2010
Feb;25(2):457-61. Epub 2009 Dec 1. PubMed PMID: 19952375.

Kawahara M, Wu Q, Takahashi N, Morita S, Yamada K, Ito M, Ferguson-Smith AC,
Kono T. High-frequency generation of viable mice from engineered bi-maternal
embryos. Nat Biotechnol. 2007 Sep;25(9):1045-50. Epub 2007 Aug 19. PubMed PMID:
17704765.


Kono T, Obata Y, Wu Q, Niwa K, Ono Y, Yamamoto Y, Park ES, Seo JS, Ogawa H.
Birth of parthenogenetic mice that can develop to adulthood. Nature. 2004 Apr
22;428(6985):860-4. PubMed PMID: 15103378.

この回答への補足

Dr. Konoの2004 Natureの論文は有名なものですが、インプリンティングの問題を克服してマウスで卵子と卵子からの単為生殖を成功させています。ヒトではどうなっているのでしょうか？あるいは精子と精子からの単為生殖の報告はあるのでしょうか？

補足日時：2012/06/20 19:43

No.1 回答者： Saturn5 回答日時： 2012/06/20 12:04

有名なところでは、マリア様が単為生殖をされました。

欧米ではソースが不要な事実であり、いくつかの国や州の生物の教科書にも
記述されています。（恐ろしいことですが）

ひょっとしたら、キリスト教とは当時は許されていなかった「できちゃった婚」
を隠すための嘘の上塗りでできた宗教かもしれません。