プロが教えるわが家の防犯対策術!

知り合いにダイバー(海に潜っての仕事として)がいます。

仕事の道具として、鋼の牛刀(白2号)を使っているのですが、シーズンオフになって置いておくと、真っ赤に錆びるそうです。

使ったあとには、洗剤等でゴシゴシ洗うらしいです。 しかし、しばらくすると錆びてしまうということです。

また、使う前には、灯油に漬けてから、海に入るそうです。(これって意味ありますかね?)

その人が言うには、たとえどんなに洗っても、鋼のくぼみ(肉眼では確認できないような小さい)に、塩が残っていて錆びるということらしいんです。 クレンザー等でしっかり磨いても、塩分は取りきれないですかね? 私は、洗浄の仕方が甘いような気がするのですが、どうでしょうか?

海に潜るような仕事で、鋼の包丁を使う場合、どういうふうに手入れしたら、錆を防げるでしょうか? 食べ物を切る包丁ではないので、錆止めスプレーを吹きかけるとかもOKです。 何か良い商品でもあれば、紹介してください。

ステンレス系の包丁を使えというアドバイスは無しで(笑)。 切れの良さで、鋼の包丁に行き着いたそうです。

よろしくお願いします。

A 回答 (9件)

>料理人の包丁の手入れの仕方としては、一般的だと思っていました。

(料理の本等にも書いてあったので)

 それは間違いです。一応プロです。

 鋼の刃物をクレンザーで磨いたら、表面に油を引いて防錆紙でくるむか、「らっぷらくん( https://www.google.co.jp/search?q=%E3%83%A9%E3%8 … )」とか石灰水につけておくとかしなければなりません。防錆塗料もありますが実用的ではないでしょう。

 全体をローバル( http://www.roval.co.jp/ )のような亜鉛末塗料で塗ってしまうのも良いかもしれません。その場合も刃先は錆びます。

 シーズン中はラップラクンにつけておく。オフシーズンは手入れをして棒錆紙でくるんでおく。
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花咲かG が正解みたいです・・・

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今回の質問者さんのおっしゃられている件は、単なる塩害による錆だけでは無いはずです。


原因は牛刀の構造的にあります。
牛刀の画像を検索して頂くとわかると思いますが、刃物を柄に固定するボルト(ピン、あるいは目釘)には黄銅や、それにニッケルめっきされた物が使われています。柄の内部では刃体とボルトが多かれ少なかれ接触しています。

黄銅もニッケルも、鋼よりも相対的にイオン化傾向が小さく錆にくい素材です。鋼と黄銅やニッケルとの間に電気が流れる回路が出来やすい構造になっている為に、海水や大気中の湿度の影響を敏感に受け、塩分を除去したにもかかわらず微細な孔等から錆が発生しやすいのだと思われます。

そこで、長期保存する場合は、一度、全体を熱湯や流水で塩分や汚れを十分に除去した後、刃体にリン酸を塗布し10~20分程度放置して目に見えにくい錆まで除去し、同時に刃物の表面に弱いながら不動態を作ってしまいます。リン酸で処理する前に、砥石で刃を整え、錆を落としておけばより効果的です。(リン酸については、試薬のポリリン酸を購入するよりは、crcの錆取りクリーナー等を使うのがお手軽でしょう。使用方法は商品の方法に従います)

その後は、お好みの防錆油(椿油や既製の防錆剤など)を塗布し、温度差の少ない風通しの良い場所に保管します。

もし、私が質問者さんのご友人の立場であったならば、リン酸処理した刃体にエポキシ系の油性塗料や、ウレタンニスを刃体に薄く塗ってしまいます。亜鉛が入った塗料も有効でしょう。使う時には、刃の部分だけ砥石で研げば、余計な錆が出にくくなります。

実際、最近の国産の白紙のような炭素鋼の手打ち刃物類も、錆を防ぐために表面にニスが塗られた物が見受けられるようになりました。

もちろん、鋼の化学的な特性上、限界はあります。これから先はコストとの戦いでしょう。
参考になれば。
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この回答へのお礼

回答、ありがとうございます。

今回のケース場合、塗料を塗るというのも、良い方法かもしれませんね。 アドバイスを伝えます。

お礼日時:2012/07/10 19:05

と、言うか、海から上がって1時間もすれば、赤くさびてるよ。



なので、自宅へ持ち帰るまでになるべくさびないようにしてやるのが肝心かな?
錆が付けばその分、錆の内部に塩分や水分が残るから・・

錆取りと、錆防止には、「花さかジジイ」が有名ですね。旧車の燃料タンクなんかに使います。
ちょっとうろ覚えで、商品名が違っていたらごめんなさい。

個人的に保管が目的なら、亜鉛やアルミなどの犠錆材を巻きつけて、グリス塗ってビニール袋ないしは缶々で保管かな???
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この回答へのお礼

回答、ありがとうございます。

花さかじじい ですか、調べて検討してみます。

お礼日時:2012/07/10 19:00

刀剣商です。



包丁などのことは専門外なのですが、回答できる範囲かとおもいましたので
書き込みしてみます。

日本刀を研ぐときの水はアルカリにするために重曹をくわえます。
そうすると荒研ぎなどの錆び易いときでも錆を押さえることができます。

ご存知のように、油は切れ味を損ないますから油分をぬぐうことは
間違ってはいませんが、使用前使用後状況は変わってきます。

日本刀の場合ですが、一般的に包丁にくらべて仕上げの砥石はかなり目の細かなものです。
よって凸凹がすくなくなり酸化=錆が出にくいのですが、
質問の内容では海水につけるということなので、かなりハードな状況ですね。。

流れとすれば、使用後にアルカリ水で洗う。その次に丁子油(刀剣用の油)
それで保存すればかなり改善されるとおもいます。
だめもとでお試しアレ^^;


余談ですが、テレビなどで刀にポンポンポンとしているのは
刀身保護のための丁子油を完全にぬぐいきるためです。

試したとことない状況なので参考になればよいのですが・・
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この回答へのお礼

回答、ありがとうございます。

椿油でなく、丁字油・・・。 丁字油と錆の関係を調べたら、いろいろ書いてあるブログに行き当たりました。

勉強になりました。

お礼日時:2012/07/10 18:56

基本的には既に回答されているように手入れのやり方が悪いんだと考えます。



>切れの良さで、鋼の包丁に行き着いたそうです。
ならば切れ味を保つ為に保管する技術を磨くのは当然だろうけど現実には・・・
個人的には良い方法があっても聞き流して敢えて教えないね。
だって経験則としてその手の人間には親切が仇で返される事が多いから!

手入れの悪い道具を使って水中で事故を起こそうが自業自得。でも余計なアドバイスをしたら責任をこっちに振ってくるケースもあるんですから。

質問自体は興味を引くものですので、個人的にやってみる方法としてはクロ錆加工。

オーパーツ 錆びない鉄
http://chiakiy.blog1.fc2.com/blog-entry-23.html

オピネル【黒錆加工】
http://pub.ne.jp/ANAGO/?entry_id=4226833

市販のものは「スーパーブルー」ってのがあるみたいです。

参考程度
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この回答へのお礼

回答、ありがとうございます。

今回の件とは、直接関係ないかもしれませんが、興味を惹かれました。 

スーパーブルーですか、個人的に試してみたいです。

お礼日時:2012/07/10 18:42

既に回答されている方と同じようなことになりますが、洗剤でごしごし洗って元々包丁が持っている油分を出し切ってしまっている気がします。

洗剤って元々油分を落とすものですから。塩分を除去するものじゃないです。そして、ごしごしすることによって、表面に傷を余計につけている気もします。
塩分除去にお湯という先の回答者様の意見は賛成です。目に見えないくぼみなら、そのくぼみに入るもので塩分除去できるものと思うとお湯しかなさそうです。

灯油につけてから使うのは皮膜を張って使うということだと思います。多少は錆が違いますが、環境汚染が気になる・・・。

研ぎつけるときに油砥石を使うと刃物自体にある程度油を付着させておくことができます。
保管次も油を含んだ布に包んで保管すると錆は少しでもこないようにできます。
 灯油とかそういうのではなく、刃物油(つばき油)とかです。
 油を含ませてグルグルにしておけば、海水にはつけませんが556でも結構な期間防さびできます。

後、最近はさび止め剤として車関係の場所で売られているスプレータイプの防さび剤など、手軽に使える物もあります。

包丁も最近色々な材質で耐久力もあり、研げて、切れる物もできています。
車のサスペンションを研ぎつけてやるとかなり丈夫で切れるものができるという話も聞いたことはありますが、実践していません。

補足程度に回答させて頂きました。
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この回答へのお礼

回答、ありがとうございます。

色々なアドヴァイス、参考にさせてもらいます。

とりあえず、スプレーを探しに、ショップに行こうと思います。

お礼日時:2012/07/10 18:37

なぜ、わざわざ使った後ゴシゴシと洗うのですか????錆らせるためですか。



白はそんなに錆びやすい鋼ではありません。

鉄といえども、上手に使うと表面に不働態皮膜ができてもそんなに錆びるものではありません。日本刀のように。

 すでに錆らせてしまったら、これを元に戻すのは大変です。注水などで冷却しながらベルトグラインダーでしっかり削り落とさなきゃならなくなります。
 使ったら、流水でしっかり塩分だけ落とします。洗剤やナイロンたわしは禁忌です。できれば湯冷ましに漬けながら洗っても良い。
 そしたら油--油脂(脂肪酸グリセリド)のほうが良い--鉱物油(炭化水素)でない--を塗りこんで、遠火にかざします。温度は200度以下===上げると焼が戻ります。これを数回繰り返して、鉄の表面がすこしくすんだ感じになるようにして、もう一度油を引いて気化性防錆紙でくるんでおきます。

 鉄の表面にできる不働態皮膜はステンレス(クローム)やアルミニウムの表面にできる皮膜と比較してとても華奢です。研磨剤の入った洗剤やスポンジでこすったらダメです。

 たとえステンレスの牛刀でも材質を選べば--モリブデンやバナジウムを添加した素材のものもあります。白紙より切れるでしょう。
 また、ステンレスで両側をはさんだ素材もあります。
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この回答へのお礼

回答、ありがとうございます。

鉄にも不動態皮膜ができるんですね。 手入れの方法は、多分、料理人に教えられたんだと思います。(クレンザー等で磨く)

料理人の包丁の手入れの仕方としては、一般的だと思っていました。(料理の本等にも書いてあったので)

今回の場合は、用途が違うので、別の方法を取ったほうがいいのでしょうね。 検討してみるように伝えます。

お礼日時:2012/07/10 18:31

使う前にオイルを塗るのはいいですね。



問題は使った後の洗浄と乾燥、コートです。
お湯につければ塩分の溶解を助けます。
きれいな布で拭いて、乾燥も柄が傷まない程度に温度を上げるといいです。
防錆紙に包んで冷蔵庫に保管します。
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この回答へのお礼

回答、ありがとうございます。

お湯というのは、良い方法かもしれませんね。 今度、試すように言います。

お礼日時:2012/07/10 18:22

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