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もしコップの中にある水が1分子ごとに時間の流れる速さが異なった場合、その水はどうなるのでしょうか?

A 回答 (2件)

 いや、厳密なことを言えば、水分子それぞれの時間の流れる速さは異なっていますよ。

各々が勝手な方向に動いていますからね。

 そういう運動の速度は光速度より充分に遅いこともあるし、仮にそういうことを考えてもメリットはないので誰もやりませんが。

 しかし、量子力学となると、そういうことが問題となってきます。シュレディンガー方程式は非相対論的ですが、それに特殊相対論を適用して書き直そうとすると、パラメータとしての時間が一つでは記述できなくなってきます。

 それを解決するため、まずP.A.Mディラックが、多時間理論を作り、朝永振一郎とJ.シュウィンガーが各々独自にそれを拡張して、超多時間理論を作っています。

 要は、考えたいn個の粒子があれば、それぞれの時間を考えるべくn個の時間をパラメータとします。

 だからといって、何か特別なことが起こるわけではありません。自然現象が元々そうなっているわけで、それをうまく説明できるようになった途端、自然現象が変わるわけではありません。
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絶対におきないので気にしないで下さい。







・・・というのも冷たいので3分ほど想像してみたけど、見かけ上は特に変化はないという結論になった。

各々進み方が違う腕時計をつけた人100人が一部屋にいる状態。
相互にぶつかったりして運動エネルギーを交換し、ベクトルを変化させながら移動している。
この場合、それぞれ個々に自分の運動ベクトルをそれぞれの腕時計を元にした数値で表すが、系の外の観測者から見れば全員同じ進み方の時計をつけて動き回っている時と比べて何ら変わりはない。
つまり、系の外の観測者から見るとそれぞれの「時間」がエネルギーとして交換されることはなく、個々に時間軸を持っていようと系としては問題ない。

例)
系の外の観測者の時間の進み方の半分で時間が進む水分子Aと、さらにAの半分で時間が進む水分子Bがあるとする。
今、観測者から見て水分子Aと水分子Bが1mm/sの割合で接近し衝突するコースにある。
つまり水分子Aから見ると水分子Bは2mm/sの速さで自分に向かって動いているように見える。
Bから見るとAは4mm/sで向かってくるように見える。

系の外の観測者から見れば、A,Bが互いにどう見ていようが関係ない。AとBは1mm/sの率で接近しているだけだ。
A,Bともに同じ水分子で同質量であるから、両者がまったくの同速度で対向するベクトルで移動していた場合、A,Bは正面衝突後の相対位置が変化しないと観測される。
観測者から見りゃ同質量のものが正対する運動で正面衝突したのだから、両者の相対位置関係は静止して当然(系全体で見ればA,Bが並んである方向に移動し続けているかもしれないが)。

Aから見ると、速度半分のBと衝突して両者が静止したわけだから、エネルギー保存則からするとBの質量は自分の2倍あるように「見える」。逆にBから見ると速度が倍のAと衝突して両者が静止したわけだから自分の質量はAの倍であるように「見える」。
時間項が質量項に変換されて見えるわけですね。

そんな風に結局、時間の流れって他で辻褄が合うようにできるんじゃないですか?
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