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「私たち三人は全員、映画研究会に属しているわけではありません」

この三人は、共同で映画に関する論文を書き上げ、映画研究会で発表しました。
そして、来年はより深いところまで掘り下げてみたいと思います。
と、締めくくった。

文章が曖昧な感じで解釈に迷いましたが、映画研究会で論文を発表して来年も
発表するそうなので、なんとなく三人の中の一人ないし二人が、研究会に属して
いるんだろうな。と勝手に解釈しました。
友人にこの事を話したら、三人とも研究会に属してないと思う。と即答されてしま
いました。

どう解釈すれば良いのでしょうか?

解釈その一

映画研究会で論文を発表したが、研究会に属している者は一人もいない。

解釈その二

映画研究会で論文を発表したが、研究会に属している者は一人ないし二人である。


文章に、「が」や「は」を加えれば解釈に迷うことはないと思いますが、質問の原文
のままでよろしくお願い致します。

A 回答 (12件中1~10件)

>「私たち三人は全員、映画研究会に属しているわけではありません



これは、基本的に悪文ですが、悪文であっても書いた人間の心理を越えて一般的に正しい解釈をすることは可能です。もっとも、それが実際に正しい(書いた人間が意図したとおりの)解釈だったかどうかはわかりません。書いた人間の責任に帰することです。

この場合、「全員」がなぜ付け加えられたのかというところ、そして「わけではありません」がどのような意図で書かれたのかを考えればいいかもしれません。

全員、と強調されているので、全員が同じ立場だろうと考えられます。
また
「わけではありません」
は、聴衆がある程度先入観として持っている条件を裏切る事実をここで述べたのかもしれないと思います。

本来発表会は映画研究会の内部のものが関わることが前例だったので、そのような言い方になったのではないでしょうか。

つまり、私の解釈は その1です。
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この回答へのお礼

ご回答ありがとうございました。
とても興味深いご見解に感謝申し上げます。
聴衆側の先入観が曖昧な文章を無理やり解釈しようとすれば、
消去法で必然的に、解釈その二を選択してしまいそうです。

お礼日時:2012/08/18 16:37

#11です。


乗りかかった船ですのでしつこめに投稿させていただきます。

>今回の件は受け手が
選択した解釈が、その方には正解なんだと思います。

正解はひとつしかないわけですから、選択した解釈によって左右されるということはありません。
「(その人にとって)正解」と感じていたことが、論理的に考えてみたら違うかもしれないことがわかった。むろん、正解の可能性もまだ残されてはいるのだが・・・。
このような場合、「正解はない」というのが「その人にとっての正解」になるべきではないかという気がします。
  
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この回答へのお礼

ご回答ありがとうございました。
私の何気ない疑問にお付き合い頂き誠にありがとうございます。

>「正解はない」というのが「その人にとっての正解」になるべきでは
ないかという気がします。

そういう事になるのかも知れませんね。

ところで、友人に何故「解釈その一」を即答で選んだのか、明確な回答
を聞いてなかったので、メールで聞いてみました。
軽くウザがられましたが・・・。

「、」の位置だと返事が来ました。他の回答者様も「、」の位置を理由
に「解釈その一」と回答されてました。

私がこの疑問に然程執着していなければ、「なるほどね~」で終わって
いたと思います。今となってはもう、「なるほどね~」で終わらせる事が
できなくなってしまいました(笑)。

お礼日時:2012/08/20 22:56

>だからと云って、三人とも研究会に属していない、もしくは


一人ないし二人が属していることが、明確になったわけでも
ありません。

補足を拝見しましたがわたしもそう思います。
ひとつの文をどちらに解釈した場合でも、文法的な齟齬も見当たりませんし、文だけからどちらであるのかを断定することは無理だろうと思います。
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この回答へのお礼

この文で解釈を断定するのは、無理そうですね。今回の件は受け手が
選択した解釈が、その方には正解なんだと思います。

お礼日時:2012/08/20 20:34

#8です。



>発言者は受け手がどう解釈しても良かったんですかね。

そんなことはないと思いますが、結果としてどう解釈されても文句は言えない文面ですね。
ただ、だからといってどう解釈しても良いということにはなりません、ということを申し上げたわけです。
つまり、国語的な側面からは判断できない、ということになると思います。
読点の位置で判断できる場合もたしかにありますが、このケースの場合は#2さんがご指摘になっておられるように、「五字熟語に見えるのを避けるため」という正当な理由があるため、それは根拠となり得ません。
国語的には判断がつかない構文なので、彼らの事情をご存知の方に確認するしかありません。
あとは、前後の文脈などから推測可能な場合もあるかもしれない、ということぐらいでしょうか。
  

この回答への補足

「発言者は受け手がどう解釈しても良かったんですかね」

私の発言が少し乱暴な言い方だったかも知れません。
お詫び致します。


発言者である3人が述べた(書いた)補足文を追加します。
一語一句確かであるかは不明ですので、解釈のヒントくら
いにはなるかもです。

「映画好きが集まり各々が映画論を語り合っているうちに、
私たち三人が意気投合し、この論文を書きました。」

ただ、映画好きが集まりと書いてあるだけで、映画研究会
の面々がとは一言も書いてありません。
だからと云って、三人とも研究会に属していない、もしくは
一人ないし二人が属していることが、明確になったわけでも
ありません。

何が何でも彼らの意図を知りたい訳ではないのですが、ただ
私自身が勝手に、気になっているだけなのかも知れません。

補足日時:2012/08/19 19:45
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形からは、二つの意味にとれそうです。



1. 私たち三人は全員、( 映画研究会に属しているわけではない ) 。

2. ( 私たち三人は全員、映画研究会に属している ) わけではない。

1. は「解釈その 1」に、2. は「解釈その 2」に対応します。

原文には、対象の規模などを表す
「私たちは全員」
と、最後の否定を表す
「わけではない」
がそれぞれ、文のどの範囲までかかるかを示す "強い" 手がかりが見当たりません。
記号で視覚に訴えるとそれぞれ...

1. (∀x∈T)( ¬( x:映研 ) )
2. ¬(∀x∈T)( x:映研 )

... といった形になります。これらは文の構造が大きく違います。

とはいえ、原文中の " 、" を考慮すると素直に 1. と解釈したいところです。

もし、そうしてはならない理由があるとすれば、作文した人が

" 、"

にそこまでの意味を込めているかどうかでしょう。
友人の方は " 、" の意味をより重く見られたのかも知れません。

しかし、記号 " 、" がかなり気楽に使われているのも現実です。果たして信じて良いのでしょうか?

こう考えれば、これは国語の正しさの問題ではなく、情報への接し方の問題ということになります。

上の疑問は "深読み" とか "ナナメに見る" という態度そのものですが、"慎重な見方" でもあります。

一つ言えそうなのは、納得がいかない場合には十分な判断材料が揃うまで態度を保留する方が無難だろうということです。

自分の考えも友人の意見もそれぞれに異なりうる、と受け止めておけば良いのではないでしょうか。客観的に正否を定めることが難しいことはよくありますし。
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この回答へのお礼

ご回答ありがとうございました。
「、」を付ける箇所によって、同じ文章でも意味合いや受け手の解釈が
異なってしまうんですね。
当面、態度を保留して判断材料を吟味しながら、私なりの解釈をしたい
と思います。

お礼日時:2012/08/19 14:04

まだ締め切られていないようですのでお邪魔します。


他の方と一部重複があるかもしれませんがご容赦願います。
結論から先に言うと、どちらでも可、とわたしは思います。
一方を不可とする決定的な根拠は存在していません。

「その一」は、名詞として解釈していることになり、「全員」は「私たち三人」と同格で「属しているわけではありません」という述部に対する主格(主題)として位置づけられています。
「私たち三人は、映画研究会に属しているわけではありません」と同じです。
「は」の用法によって示されるように、「私たち三人(=全員)」に関して述べてみれば・・・という意図の文なので、「属しているわけではない」のは、「私たち三人(=全員)」ということになります。
「その二」の場合は、「全員=全員が」で、「(属している)わけではありません」という述部を副詞的に修飾している(掛かっている)と解釈していることになります。
「全員」ということを否定しているので、1~2人は属していることになる。
名詞として捉えるか副詞として捉えるかは、国語的にはどちらも通用するので、あとは話し手の意図の問題です。

ここで、両者の場合の意図を若干比較してみたいと思います。
「その一」には、
「映画研究会で発表するのだから[何人かは]映画研究会の会員であるはずだ、とみなさんは思っているでしょうが、実は全員違うのです」といった意図があるように思います。
この意図を正確に表現するためには、単に、
「私たち三人は、映画研究会に属しているわけではありません」とするのが適切だろうと思います。
せめて、
「私たち三人全員は、映画研究会に属しているわけではありません」ですね。
「その二」の場合、
「映画研究会で発表するのだから[全員が]映画研究会の会員であるはずだ、とみなさんは思っているでしょうが、実は全員というわけではないのです」といった意図になるでしょう。
これは、質問者さんも示唆なさっているように、
「私たち三人は、全員が映画研究会に属しているわけではありません」
とするのが最適でしょう。
いずれにせよ、どちらの意図であったとしても不自然なことはありませんし、どんな意図であるかは当人たちでなければわかりません。
受け取る側としては、その意図を推測して判断するしかないわけですから人それぞれです。
国語的な問題とは切り離して捉えるべきです。
    
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この回答へのお礼

ご回答ありがとうございました。
受け取る側の判断で、解釈は違ってくるという事は実際あります。
発言者は受け手がどう解釈しても良かったんですかね。



皆さんのご意見に毎回納得し、そして、また悩むの繰り返しです。

お礼日時:2012/08/18 23:51

>「私たち三人は全員、映画研究会に属しているわけではありません」



解釈は分かれるでしょうね。

1「私たち三人は全員、映画研究会に属しているわけではありません」
2「私たち三人は全員、映画研究会に属していません」

と比較すればわかりやすいですかね。

2は、三人とも属していない。
1は、質問者さんの「解釈その二」だろうと。
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この回答へのお礼

ご回答ありがとうございました。
このように比較すれば、解釈その二なのかも知れませんね。

お礼日時:2012/08/18 16:39

凡ミスがありましたので、以下の通り訂正します。



---

ただし、論理的には、
「私たち三人は全員、映画研究会に属しています。」
の否定なので、
「私たち三人のうち、0~2名が映画研究会に属しています。」
が正しいです。
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この回答へのお礼

ご回答ありがとうございました。
sanori様の解釈ですと、その二という事ですね。
文章ではなく口語で即座に判断する場合、受け手の解釈と
云うより、理解力が伴わないと解釈することすら難しそうで
すね。

お礼日時:2012/08/18 01:04

誤字訂正



当店⇒読点
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No.1 です。

補足訂正です。

>もし、
>「私たち三人は、全員映画研究会に属している、わけではありません」
>ならば意味は変わります。

もし、
私たち三人は、「全員映画研究会に属している」わけではありません

と書かれてるなら、意味は違ってきます。



No.2さんは何言ってるのかわかりません。
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