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洗濯槽クリーナーは、特別に強力な成分が使われているようなイメージがあり、環境への負荷が高いように思えて、使うのをためらってしまいます。

なのでいつも、洗濯機使用後には、槽乾燥をして、カビ防止をしています。しかし説明書には、3か月に1度、洗濯槽を洗浄するようにも書かれてあります(塩素系のクリーナーを使用とのこと)。
毎回槽乾燥をしている場合には、洗浄は不要となるのか、否かは、不明です。

洗濯槽クリーナーは、どのくらい環境に負荷がかかるのでしょうか?
環境への負荷が少ないクリーナーはありますか?

A 回答 (7件)

5です。

丁寧なお礼をありがとうございます。
>>不安定な物質のため分解は早いということですが、環境に放たれた後、その被害は少ない(早めに改善される)ということでしょうか?

そういう解釈で間違いないと思います。ただこれは下水処理施設を通った後に河川に流れるのか、それとも直接河川に流れるのかで違ってきます。下水道のシステムが備わっているのであれば問題になるのは、汚泥層で分解できるか、または汚泥層の働きを阻害したりしないかに絞られます。

そこを気にしておられるなら下水道が備わってない地域なのでしょうか?


どのクリーナーを選べばいいのか、とのことですが通常であれば塩素系が効き目の上では最も効果的です。

洗濯層の汚れで一番の問題はカビや皮脂汚れですが、これを取り除くことを考えたら塩素系とそれ以外ではかなり効き目に差が出ます。

ただ、次亜塩素ナトリウムは反応過程(漂白や殺菌)で微量の有機塩素化合物を発生せ、その一部は環境によくありません。(生物分解性が悪いため下水処理での完全除去が困難)

ただ一般家庭で発生する量での環境汚染というのは少し大げさな気もします。小さな積み重ねが問題になることを踏まえると、この考えは愚かなのかもしれませんが。


環境に良いか、という視点だと確かに難しいですね。結構考えさせられるテーマだと思います。

ちなみにドライクリーニングに用いられる物質はこの有機塩素化合物だったりもします。

>>毎回槽乾燥をしている場合には、洗浄は不要となるのか、否かは、不明です

実家の洗濯機は長い間一度も洗浄していませんでしたが、洗濯に支障をきたしたことはありませんでした。
ただ、毎回乾燥させても毎回少しずつでも皮脂汚れなどが付着し、それらが比較的高い水分活性を保つのでカビも生えるでしょう。

個人的な主観では塩素系に1票ですかね、一般家庭において発生する少量の有機塩素化合物では環境に与える影響度はかなり低いと思いますし、塩素自体カビとり、台所での食中毒予防と必要なものだと思いますし。。。

参考にはならないかもしれませんが、お礼に対する捕捉という形で回答させていただきました。

この回答への補足

前回のご回答にありましたように

>酸素系洗剤:主成分 過酸化水素水 非常に不安定なため分解されやすい

とのことですので、酸素系の方が環境への負荷が少ないのでしたら、酸素系をまず使用してみようかとも思っています。

我が家の場合は、毎回槽乾燥をしているので、そんなに強力なものでなくてもいいのではと(期待)、と考えています。
現在、少し臭いがするのですが、その臭いがとれなかったら、塩素系を使用してみようと思います。

通常は酸素系を使用し、何回かに1回、塩素系を使用するなど、できるだけ環境に負荷をかけない方法をとりたいと思います。
ありがとうございました。

補足日時:2012/09/18 12:08
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この回答へのお礼

お礼が大変遅くなってすみません。
再度のご回答ありがとうございます。

>ただこれは下水処理施設を通った後に河川に流れるのか、それとも直接河川に流れるのかで違ってきます。下水道のシステムが備わっているのであれば問題になるのは、汚泥層で分解できるか、または汚泥層の働きを阻害したりしないかに絞られます。
>そこを気にしておられるなら下水道が備わってない地域なのでしょうか?

今住んでいるところは田舎で、下水道は入っていないようなんです。

>どのクリーナーを選べばいいのか、とのことですが通常であれば塩素系が効き目の上では最も効果的です。
>洗濯層の汚れで一番の問題はカビや皮脂汚れですが、これを取り除くことを考えたら塩素系とそれ以外ではかなり効き目に差が出ます。

塩素系が効くのですね。

>ただ、次亜塩素ナトリウムは反応過程(漂白や殺菌)で微量の有機塩素化合物を発生せ、その一部は環境によくありません。(生物分解性が悪いため下水処理での完全除去が困難)

次亜塩素酸ナトリウム自体は、不安定な物質のために分解は早くても、それが発生させる微量の有機塩素化合物は、下水処理でも完全除去が不可能なのですね。

>ちなみにドライクリーニングに用いられる物質はこの有機塩素化合物だったりもします。

ドライクリーニングにも同様の成分が使われているのですね。
知ってしまうと、
ホームクリーニング洗剤も使用するのも、ためらわれますね・・・

>毎回乾燥させても毎回少しずつでも皮脂汚れなどが付着し、それらが比較的高い水分活性を保つのでカビも生えるでしょう。

皮脂汚れがあるのですね。

>個人的な主観では塩素系に1票ですかね、一般家庭において発生する少量の有機塩素化合物では環境に与える影響度はかなり低いと思いますし

そうですか・・
下水に入っていないこともありためらうところもありますが、塩素が効くなら、塩素系を使いたくなります。
しかし、下水でも処理できないものを発生させると考えると、下水に入っているいないにかかわらず、またためらってしまいます。
一人の使用量では影響は低そうですが、多くの世帯で塩素系を使用したら・・・と考えますと、罪悪感があります。

よく考えたいと思います。
大変参考になりました。
ありがとうございました。

お礼日時:2012/09/18 11:58

下水道完備なら気にする必要がないと思いますよ。



洗濯機って高速回転で、外壁に水気をぶつけているんでしょう?
当然、汚れや糸くずなども外壁に叩きつけられていますよね。
外壁は回転する槽があるため、手では触れられないですね。

乾燥で菌は死ぬでしょうが、張り付いた汚れは取れませんよね。

私は男ですが、妻が「そういえばこの洗濯機になってから、洗濯槽クリーナー使ってない」と言ったので、半年ぶりに使ってみました。

3時間かかって掃除するプログラムになっているのですが、いやー水が真っ黒になりましたね。
それからは2か月に一度、使っています。
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この回答へのお礼

ご回答ありがとうございます。

>乾燥で菌は死ぬでしょうが、張り付いた汚れは取れませんよね。

毎回乾燥すれば、汚れはつかないと思っていました。
直接見られないので、本当に困りものです。

とても参考になりました。
ありがとうございました。

お礼日時:2012/09/13 23:03

色々な洗剤があり、添加剤も様々ですので一概には言えませんが、洗浄主成分別に、簡単にまとめると下記のようになります。



洗濯洗剤:主成分 合成界面活性剤(下記洗剤にも含まれている場合あり) 現在では生物分解性が非常に高いものも登場しており、生物分解性において石鹸との差がなくなってきている。一方で分解速度が遅いものもあり、水生生物に対する毒性は比較的長時間及ぶものもある。昔と比べると生物分解性は重視されている。

塩素系洗剤:主成分 次亜塩素酸ナトリウム 不安定な物質のため分解は早い(そのため水道水も家庭に届くまでに有効塩素濃度が低下することを見越して浄水場の時点では高めの濃度にされている)紫外線によってさらに加速される。

酸素系洗剤:主成分 過酸化水素水 非常に不安定なため分解されやすい

酸性洗剤:主成分 塩酸 こちらも不安定な物質のため分解速度は早い 胃液の成分でもある

純石鹸:水分中のミネラル分と反応し界面活性力が失活しやすいため水生生物への影響は少ないとされる。ただ水の高度に影響されやすい点、洗浄能力の弱さゆえ使用量が多くなる傾向があるため水分中の酸欠状態を招き水生生物に大きな影響を与える可能性もある。

分解されやすいとしても下水道が整備されてない地域だと、排水が流れ込んでいる近くにいる水性生物に影響を与える場合もあります。

一般的に環境にやさしいとされている純石鹸でも、洗浄能力が弱いため使用量を増やしがちになる場合があり、そうなるとあまり意味をなしませんし、殺菌効果(カビ含む)もありません。
よく問題になっていたのは合成界面活性剤というやつでABS(略称)という種類のものが使われいた時代です。その当時は結構騒がれ、以降生物分解性はかなり見直されています。今ではABSは使われていないはずです。

ご参考までに。
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この回答へのお礼

ありがとうございます。

>現在では生物分解性が非常に高いものも登場しており、生物分解性において石鹸との差がなくなってきている。

とても嬉しいことです。

>一方で分解速度が遅いものもあり、水生生物に対する毒性は比較的長時間及ぶものもある。昔と比べると生物分解性は重視されている。

まだまだ害はあるのですね。やはり、クリーナーは自然にできるだけ害の少ない選びたいと思います。

塩素系、酸素系洗剤は、不安定な物質のため分解は早いということですが、環境に放たれた後、その被害は少ない(早めに改善される)ということでしょうか?

>洗浄能力の弱さゆえ使用量が多くなる傾向があるため水分中の酸欠状態を招き水生生物に大きな影響を与える可能性もある

このようなことは想像もできませんでした。
消費者はよく考えないとならないのですね。

>分解されやすいとしても下水道が整備されてない地域だと、排水が流れ込んでいる近くにいる水性生物に影響を与える場合もあります。

そうなのですね。私もなんとなくそのような気がして、心配になるのです。

>よく問題になっていたのは合成界面活性剤というやつでABS(略称)という種類のものが使われいた時代です。その当時は結構騒がれ、以降生物分解性はかなり見直されています。今ではABSは使われていないはずです。

そうなのですね。それは嬉しいことです。

詳細にご説明頂き、とても参考になりました。
(でも、どれを選んだらいいのか・・)
洗剤、クリーナーを選ぶのは難しいですね。
科学の進歩に期待したいです。

ありがとうございました。

お礼日時:2012/09/13 23:01

洗濯機の排水が下水道に繋がっていれば、下水処理場で環境に害が無いよう処理してから川か海に排水するので問題ないのでは。

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この回答へのお礼

ありがとうございます。

下水道は、そのような汚れまで処理できるのですね。
知りませんでした。

とても参考になりました。
ありがとうございました。

お礼日時:2012/09/13 22:51

>私の洗濯機の説明書に、「塩素系」とかかれているので、使用できるかどうか不明ですが・・(「酸素系」は不可って意味なのでしょうかね?)



これは、その洗濯槽がプラスチック製であるか、もしくはステンレス槽であってもその全部ではなくプラスチック部材が併用されている様式なのだと思われます。
プラスチック素材はカビに冒され易いことから、メーカーとしてはカビに効果のある塩素系を推奨しているものでしょう。

したがって、漬け置き時間がかかろうともカビとりの効果があれタイプであれば、非塩素系でもいっこうに差し支えないことになります。
私の場合は、トイレマットなどを洗った後では「洗濯槽ハイター」を主に使い、その漬け置き時間中にブラシやタオルなどで洗濯槽まわりの細かい掃除もするようにしています。
http://www.kao.com/jp/haiter/hit_washing_tank_00 …
http://detail.chiebukuro.yahoo.co.jp/qa/question …
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この回答へのお礼

ご回答ありがとうございます。

>プラスチック素材はカビに冒され易いことから、メーカーとしてはカビに効果のある塩素系を推奨しているものでしょう。

そのような理由があったのですね。
とても参考になりました。

ありがとうございました。

お礼日時:2012/09/13 22:50

私も同じで、塩素系を使うのが嫌だったのでこちらを見つけてから


ずっとこちらを使用しております。

http://item.rakuten.co.jp/yoka1/4901797100033/

塩素系ではないのですが、汚れがすごく取れますよ!
使う頻度は洗濯槽からゴミが出てきたな~と思ってから使用するので、
半年に1回くらいです。
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この回答へのお礼

ありがとうございます。

界面活性剤不使用とのこと、環境に良さそうなクリーナーですね。
私の洗濯機の説明書に、「塩素系」とかかれているので、使用できるかどうか不明ですが・・(「酸素系」は不可って意味なのでしょうかね?)

参考になりました。
ありがとうございました。

お礼日時:2012/09/12 13:09

こんにちは!



エスケー石鹸いいみたいですよ!

参考まで!

http://www.kodawari-lab.com/item/106.html
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この回答へのお礼

ありがとうございます。

環境に良さそうなクリーナーですね。
お値段がかなりしますが、よくおちるのなら、よいのかもしれません。
(説明書に、塩素系とかかれているので、使用できるかどうか不明ですが)

参考になりました。
ありがとうございました。

お礼日時:2012/09/12 13:07

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