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*靖国神社それ自体
*公職者(特に首相と閣僚)の靖国神社への参拝
*A級戦犯の権利回復

現状の国内法や国際法で違法になってるんですか。

仮に違法でない場合、国会に議席がある政党で、
違法化および罰則の制定を主張している政党はありますか。
元交戦相手国の政府で違法化や罰則を主張している国はありますか。

例えば首相が参拝したら無期刑、閣僚が参拝したら有期20年、
などの罰則付きの違法化を主張している政党はありますか。
もし主張している政党や外国政府がないなら、なんで主張しないのですか。

日本政府と国民は元交戦相手国や国連に対して、
A級戦犯の権利回復は絶対にしてはならず、
未来永劫に糾弾し続けなければならない法的な義務があるんですか。

仮に法的な責務がない場合、国会に議席がある政党で、
義務化を主張している政党はありますか。
元交戦相手国の政府で義務化を主張している国はありますか。

靖国参拝の違法化や、A級戦犯の永久糾弾の義務化を主張しないなら
なんで靖国参拝やA級戦犯を糾弾するのかわからないんですけど、
法制化はしないけど糾弾はするという使い分けの理由は何ですか。

1970年代までは問題にせず糾弾しなかったのに、
1980年代に急に主張し始めた理由は何ですか?

靖国に参拝したりA級戦犯の権利回復をしたら、
過去の戦争を正当化することになるのですか。

A 回答 (9件)

全て有りません。



>1970年代までは問題にせず糾弾しなかったのに、1980年代に急に主張し始めた理由は何ですか?
誰が?

>靖国に参拝したりA級戦犯の権利回復をしたら、を正当化することになるのですか。
なりませんし、なぜ過去の戦争を不当と言えるのか理解に苦しみます。
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かなり難しい問題ですよ。

以下の回答は一部、他の人の引用を含みます。
よく独裁者のヒトラーは・・・と言ってる方が多いですが、それは南京大虐殺はあったと言ってる中国人と同じです。
ドイツが北朝鮮のような独裁者の国家だったらドイツという大国なんてできるわけがありません。

ドイツは戦争の総括をしてナチス政権に罪を被せました。だからドイツは戦争に対して開き直れるのです。
総括というのは大抵の国はやっていて、だから外交上はそういう風に対応できるんです。

日本はその総括をしません。だから質問者さんのような人が現れても不思議ではないのですが、
それは外交上の摩擦を生みます。韓中が騒ぐと、それを理解しない日本国民がまた騒ぐという悪循環がある。
下手をすればまた昭和天皇の話を蒸し返されるとも限らない。だからタブーにしておくのがいいんです。

勿論、国際法では総括は済んでいますから国際政治の場でそれを出すのは無理でしょう。
でしょうとしたのはインドのように極東裁判を不当だと考えている国もあるからです。
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問題になっているのは、靖国神社への公式参拝です。


公式参拝とは公人として参拝する事で、即ち税金を使ってという事になります。
これは明確な政教分離違反(拳法第14条)ですね。

私的参拝は違法とはなりません。頭がおかしいとは思いますけどね。
国が無宗教と言い張るならば、無宗教の施設を建築するのが筋です。
勝ち目のない戦争へ突入した精神的支柱をさも当然のように参拝するのは、
どうかと思いますし、政治家がそれをやるとただの偽善でしかありません。

戦争はデジタルに考えなければならない。それを当初から精神論を持ち込み、
無意味な特攻で多くの日本人を死なせたのは、当時の軍首脳部が大量の味方
殺しをやらかしたという事です。

本来の神道ではなく、当時の日本が戦争を正当化するために靖国神社を
使用したのです。国家神道を本来の神道と混同するのは、神道側にとっても
侮辱でしかありません。宗教観のない日本ならではの珍事ですな。

他の分野は、他の回答者に任せますw
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>靖国参拝やA級戦犯の権利回復は違法なんですか


*靖国神社それ自体
*公職者(特に首相と閣僚)の靖国神社への参拝
*A級戦犯の権利回復

現状の国内法や国際法で違法になってるんですか。

◇成っていませんし、A級戦犯(戦争犯罪と言う種別に過ぎない)はいません→昭和殉難者とする決議が全会一致でされています。



>仮に違法でない場合、国会に議席がある政党で、
違法化および罰則の制定を主張している政党はありますか。
元交戦相手国の政府で違法化や罰則を主張している国はありますか。

◇ありませんが、主として中国・韓国では戦争を主導した責任と多大な犠牲者を生んだ戦争犯罪の首謀者として批判非難されている。


>例えば首相が参拝したら無期刑、閣僚が参拝したら有期20年、
などの罰則付きの違法化を主張している政党はありますか。
もし主張している政党や外国政府がないなら、なんで主張しないのですか。

日本政府と国民は元交戦相手国や国連に対して、
A級戦犯の権利回復は絶対にしてはならず、
未来永劫に糾弾し続けなければならない法的な義務があるんですか。

◇東京裁判でも、正式な罪名や刑罰の基準がなく、戦争と言う異常な超法規的な状況下の勝者による敗者への報復やリンチに近い軍事法廷だったとの説もある。

>仮に法的な責務がない場合、国会に議席がある政党で、
義務化を主張している政党はありますか。
元交戦相手国の政府で義務化を主張している国はありますか。

◇何れもありません。
死生観や宗教観の問題。内政干渉に止まらず個人の死生観や宗教の自由への制約制限は出来ない。
まして、先の大戦の軍人や指導者だけを祀っているのではなく、戊辰戦争以来の国家の為に犠牲と成られた方々を慰霊し祀った社であり、外国人も婦女子も戦禍に斃れた人も空襲や火災で亡くなった方々も身分の区別なくお祀りしている。
死を以て、神仏になり土に還るという私達多くの日本人の死生観・心情からも、御柱に差別や更なる非難や批判は持たず行わない。

>靖国参拝の違法化や、A級戦犯の永久糾弾の義務化を主張しないなら
なんで靖国参拝やA級戦犯を糾弾するのかわからないんですけど、
法制化はしないけど糾弾はするという使い分けの理由は何ですか。

◇それは、一方的な考え方や主張であり、全ての責任を特定の人に押し付ける発想には賛同しないし、マジョリティではない。

>1970年代までは問題にせず糾弾しなかったのに、
1980年代に急に主張し始めた理由は何ですか?

反米や反体制の主張の中に、反戦をシンボリックにし、再軍備や戦争美化をする象徴だと靖国神社を標的にし、参拝自体を右翼・軍国主義者とレッテル貼り、組み込まれた。
その国内の左翼イデオロギーに触発された中国や韓国が外交カードにし、戦争責任や歴史認識の威嚇に利用し始めた。


>靖国に参拝したりA級戦犯の権利回復をしたら、
過去の戦争を正当化することになるのですか。

全く別次元の事柄ですが、為にする批判や自虐史観や似非平和主義者(亡国・売国・傾国)には、いつか来た道→軍靴の音がする・・・と、刷り込み、マインドコントロールされたような発想・発言もある。
参拝する自由も、参拝しない自由もある。
私たちの由縁の方が静かに眠る杜であり、今日の平和へ尊い犠牲に対する感謝と慰霊、そして平和の続くように不戦の誓いを行い、子孫の姿や動静を見せにご報告と語り合う為に訪れるのであり、誰からも参拝・不参拝を強制も束縛もされたくない。

私見

「靖国神社」を政争の具や外国への迎合追従のプレゼントに利用は許せない!
死者に御霊に非礼・冒涜する事になり、ご家族や関係者への心無い非常な発言・心根だと思います。

靖国神社は250万余の御柱
戊辰戦争:3,588柱以降
その後の佐賀の乱・西南戦争・日清戦争・日露戦争・第一次世界大戦・満州事変・支那事変・第二次世界大戦で戦死された方々。
安政の大獄や禁門の変に倒れた方々、吉田松陰・橋本左内・坂本龍馬・高杉晋作・頼三樹三郎・真木和泉守・清川八郎・武智半平太・中岡慎太郎等の維新の志士、従軍看護婦を始め、沖縄で戦没したひめゆり・白梅等の七女学校部隊、樺太真岡の自決殉職された電話交換手の女性の御祭神も57,000余柱、小・中学校の児童生徒。
シベリア抑留中に死亡された軍人軍属方々、戦争終結時に責任を負って自決された方々、戦争犯罪人として処刑された千余命名の方々(その後、国会での全会一致による名誉回復・人権尊重の主旨で昭和殉難者と呼称)・学童疎開で潜水艦に撃沈された対馬丸の学徒・空襲下で軍需工場や防空防火活動中の爆死者等である。

このように、我が国には死者は神仏になって還る、現世の子孫を見守って下さるとの思い、慰霊と感謝の気持ちから、由縁の方々を戦死・戦傷病死された軍人・軍属ばかりでなく、民間の方、女性や児童も含めて多種多様な御祭神をお祀り申し上げているのです。
日本全国に津々浦々に遺族・戦友・関係者が居られます。

明治天皇が命名された「やすくに」には「国を平安(安の字は靖に通ずる字)にし、平和な国をつくり上げる」というお心が込められている。
そして、霊ジ簿と言う和紙に一人一人の神様(死者)の名前を記し綴じ納められている。
その神は→祖国永遠の平和とその栄光を願いつつ、掛け替えの無い尊い生命を国に捧げられた同胞たちで、これらの方々は身分・職業・年齢・性別等にかかわりなく等しく祀られているのです。

個々の方々は故郷や由縁の地に遺骨は埋葬されており、靖国神社は戦友・同志・献身の人々の魂が霊ジ簿に記され、集い、国の行く末を見守り、子供や孫が後事を託した私達の訪ねて来るのを楽しみに待っていて下されている。
その御霊・英霊が静謐なる杜におわすと信じるからです。

そんな靖国神社を、戦争遂行のシンボルだった、軍国主義の復活への道だ、A級戦犯が合祀されている、他の宗教信者である、A級戦犯(我が国に戦犯は居ない国会でも全会一致で名誉回復:昭和殉難者とした)は出て行けの分祀合祀論、中国や韓国がクレームetcで厄介者扱いや参拝拒否?は信じられない。

危急の時、国の為、家族の為、子孫の為に生命を捧げ犠牲となられた方々へ、国家としてリーダーとして、否、人間・個人として余にも軽薄・無責任な発言だと思う。
心の中まで、死生観や死者の慰霊まで、信念・信条・矜持を忘れたのか持てぬのかと、問いたい糾したい・・・。

あくまでも、人間として日本人として個人として、誰からも指図や強制されずに自己の信条・信条で、他人にも押しつけるものではなく、自由意志で参拝するもしないも決めれば良いのである。

私は、「後を頼む」と無念・非業の死を迎え旅立たれた御霊に対して今日の平和に対し、生命を捧げ礎となられた方々へ、慰霊の心、感謝と責任を申し上げ誓う為に、今までもこれからも靖国神社へ参ります。
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>>1970年代までは問題にせず糾弾しなかったのに、


1980年代に急に主張し始めた理由は何ですか?

 1969年から74年まで、自民党は靖国神社法案を可決しようとしましたが、その都度反対があって流案になりました。
 1975年、三木首相が私人として参拝しました。
 1978年、A級戦犯の合祀が行われました。
 1975年を最後に、天皇と皇族の親拝は中断しています。
 1985年、公人として中曽根首相が参拝し、憲法に抵触するとして訴訟が起こりました。

 こうしてみると、1970年代にも盛んに議論がありました。



>>靖国に参拝したりA級戦犯の権利回復をしたら、
過去の戦争を正当化することになるのですか。


 靖国参拝問題と、A級戦犯合祀問題は別の問題です。

 靖国神社に公人として参拝する場合、政教分離の問題で憲法問題が起きるのは当然のことで、政府の内部でも議論があったところです。過去の戦争の正当化につながるわけではありません。違法か否かが問われています。

 A級戦犯の合祀は、過去の戦争の正当化と関連します。昭和天皇のお考えもそこでしょう。違法かどうかではなく、道義が問われているのだと思います。

この回答への補足

日本政府は極東国際軍事裁判の判決を受諾し、連合国との講和条約発効後は、
過去の戦争を正当化することなく、新たに戦争をすることもなく、
国際協調主義と平和主義の外交をしてきました。

私は、一般市民でも、公職者でも、首相や閣僚でも、
戦争犠牲者の慰霊と平和を祈願するために参拝してるのだと思ってました。

靖国参拝批判派が、A級戦犯が祭られている靖国に参拝することは、
過去の戦争を正当化すること、A級戦犯やその政策を称賛すること、
極東国際軍事裁判や連合国との講和条約を否定することであり、
ドイツ人がヒトラー総統の墓に参拝し、ナチスの政策を正当化するに等しい、
という理由で批判することに、倫理が飛躍しすぎている、
無理やりのこじつけ、非難するための口実だと思ってました。

補足日時:2012/09/25 20:25
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>靖国参拝の違法化や、A級戦犯の永久糾弾の義務化を主張しないなら


なんで靖国参拝やA級戦犯を糾弾するのかわからないんですけど、
靖国参拝の違法化は、宗教の自由や政教分離などがからんでくるため難しいのでは。
A級戦犯については、もう当人たちが死んでいるので立法するに及ばないのでしょう。
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靖国神社は民間の単なる宗教法人です。

以前、自民党が靖国神社を国有化施設にする法案を国会に提出しましたが、野党や靖国神社から反対された為に成立しませんでした。靖国神社は靖国神道信者の為の施設なので、信者では無い多くの国民は国有施設の千鳥ヶ淵戦没者墓苑や全国戦没者追悼式に参加しています。もちろん、一般国民だけで無く、天皇や総理大臣も同様です。

公職者の靖国神社への参拝は、私的参拝であれば問題ありませんが、公的参拝だと政教分離原則の憲法違反に問われます。国会議員や大臣も公職者と同じ扱いです。私的参拝でも第三者が客観的に見て公務との疑いを持つ様な参拝方法を取った場合には、公的参拝だと判断されます。

A級戦犯の権利は、刑の執行が済んだ時点で回復されています。A級戦犯の名誉回復においては、現状でも日本国政府は公式には認めていません。名誉の回復には東京裁判の判決を破棄する必要があると思われますが、日本政府は東京裁判の判決を受け入れている為、判決の破棄には連合国の了承が必要です。しかし、連合国には、現在の中国も含まれている為、難しいと思います。


まとめ

・日本国政府は、先の戦争を侵略戦争と認め謝罪し賠償までしています。東京裁判の判決も受け入れ戦争犯罪者の処罰も行っています。未だにA級戦犯の名誉回復を公式には認めていません。

・靖国神社は、国家神道の思想を引き継いだ靖国神道を教義に持つ神社です。国家神道は、反社会的な宗教として戦後解体された宗教となります。靖国神道の教義では、侵略戦争を認めてはいませんし、戦争犯罪も認めてはいません。

・日本国政府は、靖国神社を民間の単なる宗教施設と位置付けています。その為、国家要人などの公務員が靖国神社に参拝する行為は政教分原則に違反する行為となります。戦死者の追悼施設としては千鳥ヶ淵戦没者墓苑を国有施設として管理しています。

・靖国神道は、靖国神社を国家機関としての重要な役割を担う施設だとの教義を持っています。その為、靖国神道の信者は、国家要人が国家行事として靖国神社に参拝するのは当然だと考えています。政教分離原則に関しても、靖国神社だけは例外として認められると考えています。

要は、歴史認識にしても、憲法解釈にしても、日本国政府や一般国民の考えと、靖国神社や靖国神道信者の考え方は、まったくの真逆なのです。当然、国家の要人が、日本国政府や一般国民の考えとは真逆の思想を持つ神社に参拝すれば、大きな反発があります。とは言え上記の問題のほとんどは靖国神社と靖国神道の信者の問題です。日本国政府は政教分離原則がある為、靖国神社に口を出す事はできません。

参考URL:http://sites.google.com/site/yasukunijinjamondai
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>現状の国内法や国際法で違法になってるんですか。



まったく違法ではありません。そもそも国際法には独立国家の宗教や信仰、国会の議決権に立ち入り、合法違法を決める機能はありません。国内法(日本国憲法)でも信教の自由は定められているし、国会のあり方も規定されています。国会でA級戦犯の復権を決議しても憲法違反にはなりません。首相の靖国参拝については、共産党など左翼勢力が憲法の政教分離に反すると文句をつけますが、最高裁判所が最終的に憲法違反としない限り合法です。一審二審は問題ではありません。法律というものはそう言うものです。

>国会に議席がある政党で、違法化および罰則の制定を主張している政党はありますか。

公人の靖国参拝については、共産党、公明党は違法と反対しています。共産党は宗教否定が原則であり、公明党は創価学会の宗教的主張によるところが違いますが。A級戦犯の権利名誉回復は、共産党を含めた全回一致の賛成で決議されました。ですから違法を主張する政党はありません。

>日本政府と国民は元交戦相手国や国連に対して、A級戦犯の権利回復は絶対にしてはならず、未来永劫に糾弾し続けなければならない法的な義務があるんですか。

そんなものあるはずがありません。他国に対する内政干渉を定めた法律などあるわけがない。そう言う疑問をいまだに日本人が持っていることに驚きと嘆きを感じます。

>国会に議席がある政党で、義務化を主張している政党はありますか。元交戦相手国の政府で義務化を主張している国はありますか。

まったくありません。中国韓国ですら、法的義務化までは要求していません。

>永久糾弾の義務化を主張しないならなんで靖国参拝やA級戦犯を糾弾するのかわからないんですけど、法制化はしないけど糾弾はするという使い分けの理由は何ですか。

外交手段に使っているだけです。外交テクニックとしてはかなり有効です。これで騒ぐと、日本はすぐ折れるので、過去にも賠償や無償の資金提供などいろいろ戦果が挙がったのです。これに応じてひたすら謝り続けた日本も悪いです。もし私が中国韓国の大統領、外務大臣だったら、間違いなく同じことをしています。

>靖国に参拝したりA級戦犯の権利回復をしたら、過去の戦争を正当化することになるのですか。

そんなことはまったくありません。中国韓国の言いがかりです。A級戦犯の権利回復は58年前の昭和30年に国会で議決されています。その後60年近く、日本は9条を守り、平和国家であり続けました。その間に中国や韓国はいろいろ戦争を繰り返しています。過去の戦争についてはいろいろな歴史的評価分析がありますが、正義の戦いだったと単純に正当化はしていません。

この回答への補足

現代の法治制度では、刑の執行が終わった人は、
死刑執行や服役中の死亡で出所する場合でも、
満期釈放、仮釈放、恩赦で生きて出所する場合でも、
法的権利が回復するので、A級戦犯の場合も、
死んで出所でも生きて出所でも権利が回復したものと思ってました。

生きて社会に戻った重光葵、賀屋興宣、岸信介は、
現世で衆議院議員、外務大臣、法務大臣、首相にまでなり、叙勲されているのに、
死刑執行や獄死した人は、靖国に祭られ、慰霊のために参拝しても、
戦争や戦犯の賞賛だと批判されることを不思議に思ってました。

重光、賀屋、岸も、もし服役中や勾留中に死亡してれば、靖国に祭られ、
慰霊の為の参拝でも戦犯と非難される側になっていたはず。
靖国に祭られ慰霊されるよりも、現世で衆議院議員や大臣になるほうが影響は大きいのに、
靖国参拝批判派がそういう二重基準を使い分けていることを不思議に思ってました。

補足日時:2012/09/25 20:28
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話を整理するために、任意に項目を設定しますね



(1)靖国神社それ自体

違法ではありません。国際法違反ではありません


(2)公職者(特に首相と閣僚)の靖国神社への参拝

憲法違反の可能性はあります。ただし、公人の私的な参拝であれば、問題はありません。国内・国際法ともにね
憲法89条の嫌疑が生じないように参拝することが、違憲な参拝を回避する要諦でしょう


(3)A級戦犯の権利回復

問題はありません。あくまでも戦犯者個人に対する名誉回復は何ら問題はありません
しかし、戦争犯罪そのものを否定することには問題はありますが、そのような表現・思想を違法とすることは不可能です


>仮に違法でない場合、国会に議席がある政党で、違法化および罰則の制定を主張している政党はありますか。元交戦相手国の政府で違法化や罰則を主張している国はありますか。

基本的にはありません
内政干渉の問題もありますし、何より統治権限の問題からして、リアクションが出来ない話です
もっとも、この質問では主語が判然としないので、もっと中身を精査した質問でないと適切な回答はできません


>靖国参拝の違法化や、A級戦犯の永久糾弾の義務化を主張しないなら
なんで靖国参拝やA級戦犯を糾弾するのかわからないんですけど、法制化はしないけど糾弾はするという使い分けの理由は何ですか。

法的嫌疑と道徳的嫌疑の使いわけです。もっと言えば、法的正義と政治的正義の不整合

>1970年代までは問題にせず糾弾しなかったのに、1980年代に急に主張し始めた理由は何ですか?

問題にしています。問題にしていないように思われているだけです


>靖国に参拝したりA級戦犯の権利回復をしたら、過去の戦争を正当化することになるのですか。

ならないでしょう
しかし、戦犯の名誉回復が、戦犯の無罪論・戦犯行為の合法論になれば、それが戦争犯罪の肯定と言われるでしょう

この回答への補足

重光葵や賀屋興宣が講和条約発効・恩赦後に、衆議院議員になり、
重光は鳩山内閣で外務大臣、賀屋は池田内閣で法務大臣になりましたが、
当時の朝日、毎日、読売を調べても、A級戦犯という理由での非難は一切していない。

重光が国連加盟交渉のために国連総会に出席しても、どの加盟国の代表団からも、
A級戦犯という理由で忌避されたことは無く、全会一致で国連加盟が認められ、
重光が受諾演説をしたら、参加国代表団全員から拍手で迎えられた。
日本国民も、朝日、毎日、読売も、日本の国連加盟を肯定的に評価していた。
重光は公職引退後に死後叙勲された。賀屋は叙勲を打診されたが辞退した。

重光や賀屋と同じく東條内閣の閣僚だった被疑者だった岸信介は、
訴追を免除され釈放された後、衆議院議員になり首相にまでなった。

そういう事実があるので、1970年代以前は、刑の執行が終わったA級戦犯は、
非難や糾弾の対象になってはいなかったと思ってました。

補足日時:2012/09/25 20:27
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