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ある書籍にある物質のNOAELは43%でLOAELは52%と記載されていました。
書籍によるとNOAELの定義は動物試験等で有害な影響が認められない最高の投与量とありました。言い換えるととこれ以上の濃度では有害であるということなので、43%以上では有害であるということだと思います。また、LOAELの定義は動物試験等で有害な影響が認められた最低の投与量とありました。これも言い換えるとこれ以下の濃度では無害であるということなので52%未満では無害であるということだと思います。
ここで、NOAELでは43%以上が有害となっているにも関わらずLOAELでは52%未満が無害となっているので矛盾が生じると思います。

恐らく私の解釈に間違いがあると思うのですが、どなたかこの矛盾の理由を教えて頂けないでしょうか?

宜しく御願い致します。

A 回答 (2件)

えーっとnoael、loaelって意味調べると最大無毒性量とか言われてわかりずらいんですよね・・・




noaelは最大無毒性量と言って「これだけ毒を持っても害が出なかったよ」という値のことです
例を挙げると、Aという物質を与えたとき0.1mgから0.1mgづつ量を増やしたとして0.8mgで害が出たとすれば0.7mgのときは害が出なかった、だからこの時のnoaelは0.7mgとなります。
もし0.01mg単位で与えたとして0.73mgで害が出ればnoaelは害の出なかった0.72mgになります。

要は「調べた中で害の出なかった最大の値」がnoaelということです。


逆にloaelは最小毒性量といって「調べた中で害の出た最小の値」となります
上の例をまねると0.1mg単位のときは最初に害の出た0.8mgが、
0.01mg単位のときには同じく最初に害の出た0.73mgがloaelとなります。


あなたのおっしゃる事を例にとると、濃度43パーセントでは「何も」異常がなく、濃度52パーセントでは今回調べたかった害がはっきりと出たということになります

これが発がん性の試験なら
43以下は無害で異常なし、44~51では挙動がおかしいなどはあるががんは発現してない、52以上ではじめてガンがでた、という感じになります


これでわかるかな?
自分なりにわかりやすく書いたつもりですが、わからなかったらごめんなさい。
そして間違っていたらごめんなさい。
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これのp188の図4-1とかいかがか?


http://www.env.go.jp/air/car/diesel-rep/h13/ch4. …
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