プロが教えるわが家の防犯対策術!

僕は今二浪してるんですけど、勉強まったくしてない現実逃亡者です。楽ばっかしててほんと自分を追い込んでます。そこで今年一年家をでて色々世の中の厳しさにふれてみようとおもってます。
その中で自分のしたいことをみつけようとしてるんですが、来年専門学校にいこうとおもってます。
そこで昔から興味あったといえば宇宙や惑星など星に関する事が好きなのでそっち系の専門学校とかありますか?
そういう専門学校へいってる方や宇宙関係のお仕事にたずさわってるかたがいればどういう進路で今の仕事に就かれたとかお仕事内容など色々教えてもらえないでしょうか?お願いします^^

A 回答 (3件)

天文と惑星を並列で書かれていますが、内容的には惑星探査や宇宙開発の仕事に就きたい、ということだと思います。



いくつか道はあります。
1.研究者になる場合
大学→大学院と進んでください。参考URLを読めば、何処に進むと良いかなど参考になると思います。
大学に関しては、何処の大学に進むかはあまり重要じゃありません。理学系・工学系の大学で、しっかり理系の基礎を学べば良いと思います。本当に重要なのは、その後大学院で何処に行くかだと思います。
また、大学院で宇宙研に進むというのは、この分野で研究をするのに大きなプラスになると思います。宇宙研は総研大として昨年から独自に学生も取り始めましたが、原則的には日本のどの大学院に進学しても、宇宙研に行くことはできます。<大学院の共同利用機関なので
ただし、そういう実績があるところの方が事務手続き等もよくわかっているので、その当たりは実績のあるところにいった方が良いでしょう。
この分野といっても理学・工学の分野があり得ますが、自分が進みたい分野を見つけたら、宇宙研のその分野の先生に相談して、何処の大学院に行くのが良いか聞いてみるのが良いと思います。また、聞くのは大学3年生の夏頃が時期的には良いでしょう。そのころから準備したら、翌年夏の大学院入試には十分間に合います。早く聞きすぎても、大学の先生の定年退職とかもありますからあまり役に立ちません(笑)
そこまで進めば、後はひたすら論文を書いて研究者になる道を邁進しますが。。。宇宙関係の予算って、年間2500億円ぐらいしかありませんので、非常にポストが少ないです。茨の道ですが、がんばってください。ちなみに私もこの研究者の道を歩み始めていますが、未だに来年の4月からの職が決まりません(^_^;

2.メーカーに勤める場合
この場合は工学系の大学に進んで、宇宙機の製造を行っている会社に入りましょう。例えば三菱重工やIA、IHI、NTスペース等でしょうか。これらの会社に入って、ロケットや衛星・探査機の実製作を行うというのが一つの手です。三菱スペースソフトウェアのように、制御系のプログラムなどを手がけているところなどもあります。あるいは、もう少し小さなコンサル会社に入る手もあります。例えばアストロリサーチなどが上げられます。そのほか、旧NASDAの協力会社がいくつかあります(AESなど)。しかし注意が必要なのは、民間会社に入った場合、必ずしもその部署に行けるとは限らないし、また
会社がその分野から撤退することもあり得ます。

3.海外進出
日本は国として、惑星探査や宇宙開発のビジョンがありません。ころころころころ変わっています。海外の動きに引っ張られるばかりです。そこで反対に、自分から海外に進出してしまうというのも一つの手です。
海外では民間企業が宇宙に進出しようとしているところも多いです。そう言う会社に飛び込む、というのも一つの手です。しかし、いきなりそう言うところに飛び込むのも大変です。そこで、大学院で”国際宇宙大学”の夏期講座に参加することをおすすめします。これは半年ほどのスケジュールですが、大学院生を対象に実施される講習で、世界中から理系・文系を問わず様々な人達が集まります。また、ここから宇宙関連のビジネスに進出する人達も多いので、人的なつながりもできます。宇宙大学に関しては、またちょっと調べてみてください。(そういうのを自分で調べてみる、というアクティブさも重要です)

といったところで参考になりますでしょうか。私自身2浪してまして、あなたの現在の心境など、大変だろうなぁと思い起こしております。でも、まだまだこれからです。目標を持つとやる気も出ますから、がんばってくださいね。また何かわからないことがあれば聞いてください。私でわかる限りお答えいたします。

参考URL:http://www.as-exploration.com/mef/outreach/lab_i …
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この回答へのお礼

いろいろご丁寧にありがとうございました!ほんと頼れる人だなぁっておもいました!またなにかあれば質問させていただきます!

お礼日時:2004/02/20 15:40

一言で宇宙と言っても,分ければ理学と工学に大きく分かれます.


理学:天体観測,通信・観測機器設計,宇宙物理,宇宙の起源など
工学:通信・観測機器の設計,ロケットの設計,衛星の設計など
両方に関わっている人もいらっしゃいます.
また,同じ工学でも研究と開発で仕事内容が異なる場合があります.

宇宙の専門学校は私は聞いたことはないのですが,
理学系では宇宙物理,工学系では航空高専や航空宇宙工学科の
ある大学で基礎を学べます.
大学院へ進学して,研究所に出向して最先端の研究開発を
やりながらそれをテーマに学位論文を書く方法もあります.
最近は大学が小さな人工衛星を自分で作って打上げることもあります.

例を挙げますと,
太陽が好きだった理学部のA君は,宇宙研の太陽観測衛星
「ようこう」を使いつつ,天文台に篭って観測してました.
現在も天文台に篭ってます.
ロケットが好きだった工学部のB君は,大学院で研究所に
出向して研究をし,その後別の研究所で引き続き研究を続けてます.
C君は高専を卒業した後,大学・大学院へ進学し,研究をしました.

理学にしろ工学にしろ,基礎的なことは大学で学べます,
しかし理学と工学だと恐らく学部が理学部と工学部とに
分かれるでしょうから,宇宙の何がしたいか?を考えて,
それに応じた志望先を選ばれると良いのではなかろうかと思います.

因みに私は,学部で機械,修士で核融合,博士で宇宙工学と
移ろって来ましたが,例えば機械と航空の基礎はかなり重複しています.
重複していないところ,独特の応用手法は分野を変われば
改めて勉強することになりますが,勉強は生きている限り
必要なものです,私は凡人なので,その都度ひぃひぃ言うことも
ないこともないのですが,なんせ好きなので,がんばれるように
凡人なりにがんばってます.

モチベーションを高めるために,こんなのはいかがでしょうか?

カール・セーガンの名著「COSMOS」:
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/4022548 …

そのテレビ版:
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/B000055 …

とても重厚な太陽系の旅:
http://www2.crl.go.jp/ka/TNPJP/nineplanets/

火星最新情報:
http://marsrovers.jpl.nasa.gov/home/index.html

その中で私が衝撃を受けた写真:
http://marsrovers.jpl.nasa.gov/gallery/all/2/p/0 …
http://marsrovers.jpl.nasa.gov/gallery/all/1/p/0 …

宇宙関係の人間として,私はここでエールを送りたいと思います.

夢は自分の手で現実に出来るものです,
夢の実現に向けての研究は,夢想に比べて
何て大変で,小さくて,つまらないものなのか!
でもその向こう側に,夢が段々と自分に近付いてるのは確かです.
頑張って勉強して,夢を実現しましょう!がんばれ~!
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この回答へのお礼

ありがとうございます!真剣に返事くださってうれしいです!最後の5桁の言葉ほんと励みになりました。ありがとう!

お礼日時:2004/02/20 15:42

とりあえず、「なるにはBOOK」を読んでみてはいかがでしょう?



「宇宙飛行士になるには」
http://books.yahoo.co.jp/bin/detail?id=30770127

「学芸員になるには」
http://books.yahoo.co.jp/bin/detail?id=30938961
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