株の確定申告の取得価格について

Question

確定申告についてお聞きします。
株式の取得価格は総平均法であるというのは理解したのですが、１円以下は切上げでしょうか？切り捨てでしょうか？

たとえば株価１００円で２０００株取得、手数料が７３５円の場合、１００，３６７円ですか？１００，３６８円ですか？

また売却価格も同じように１円以下はどうなるのでしょうか？買いは切上げ、売りは切下げとして１円でも得になるように計算してはダメでしょうか？

xbon2001 · Accepted Answer

１円未満の処理については、いつも気になっていました。例えば、減価償却費の計算で、１円未満を「切り捨て」「四捨五入」「切り上げ」のどれが正しいのかという問題です。
どなたか専門家の方の見解をお願いしたいと思います。

話がそれました。ご質問の件ですが、私の経験で以下の例からみると「切り上げ」で良いような気がします。

ある銘柄を１００株×２２１０円＋手数料１３２３＝２２２３２３円　で買いました。
この銘柄が１：１．１の株式分割を行い、単位未満株１０株を売却したのですが、売却のために証券会社からその会社の名義書換代理人へ特定口座から払い出しが行われました。このとき「特定口座払出通知書」というのが送られてきまして、それによると１０株の取得価格は、２０２１２円となっていました。
２２２３２３÷１１０株×１０株＝２１２１１．１８１　なので「切り上げ」です！！

ちなみに、この「特定口座払出通知書」なるもの、「租税特別措置法の一部を改正する法律（平成１４年第１５号）第３７条の１１の３第３項第２号に規定する上場株式等保管委託契約に基づき、特定口座から払い出された特定口座内保管上場株式等に係る以下の事項についてご通知いたします」という大層なものなので、計算が間違っているとは思えません（笑）。

ところで、税額の計算途中では、１０００円単位に切り捨てる部分があり、１円の違いが最終的な税額の違いに影響することは、ほとんどないと思います。正確な納税に心配りされている姿勢には敬意を表しますが・・・

garnetscrein · Answer

結果論で言えば、
切り上げで計算していた場合は
売買価格は切り上げで計算される。

切り下げで計算していた場合は
売買価格は切り下げで計算される。

どちらも利益は同じ金額になります。
だからどちらでも損益幅は同じですよね。

納税額に変わりはありません。
複数株購入株に関しての処理は。

noname#9283 · Answer

「取得価格」というより、「取得単価」を出す場合に１円未満の処理が問題になると思います。

私が聞いた話では「現物は切り上げ、信用は切り捨て」でした。ただ、取得単価を出す必要があるのは「確定申告の手引き」によれば、「２回以上に分けて取得した場合」で、どこにも都度単価を計算しろとは書かれていなかったと思います。

しかし、実際には特定口座の年間取引報告書で都度単価を計算して１円未満を切り上げている証券会社もあり、恩恵を受けている人もいます。この場合、取引の株数が多い時にかなり影響があります。

ちなみに、売却価格に１円未満は関係ないと思います。単価を計算する必要はないのですから。

nabeyann · Answer

取得価格は購入時の手数料等を含め１株単位で、収得単価を計算し、1円以下は切り上げる。
　　
売却時の手数料は、譲渡のための委託手数料の欄に書く。

つまり、株価100円で2000株取得し、株価100円で2000株売却した場合、税制上は、
（100-101）×2000株－735＝－2735
　なんと、２７３５円の損となる。

garnetscrein · Answer

適当に帳尻合わせて1円を分配しましょう。
1円未満自体ありえませんし。

2000株手数料1155円の場合、
525円と526円です。

株の確定申告の取得価格について

１円未満の処理については、いつも気になっていました。

結果論で言えば、

「取得価格」というより、「取得単価」を出す場合に１円未満の処理が問題になると思います。

取得価格は購入時の手数料等を含め１株単位で、収得単価を計算し、1円以下は切り上げる。

適当に帳尻合わせて1円を分配しましょう。

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