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某参考書の文なのですが、

Spinoza says that a free man thinks of nothing less than of death.

という文に対し、
二通りの訳が思いつき、
どちらが正しいのかわかりません。

第一の解釈、
スピノザ曰く、自由人が考えるのは死に他ならない。

第二の解釈、
スピノザ曰く、自由人には死以上に考えないものは存在しない、すなわち、死についてが最も考えないことなのだ。


どちらがただいいのでしょうか?

A 回答 (6件)

 訂正です。

失礼しました。

(4) I don't like any sweets than (I like) chocolates.
  → I don't like any sweets more than (I like) chocolates.


(7) I don't like anything than (I like) chocolates.
  → I don't like anything less than (I like) chocolates.
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 すでに回答された方が示されたリンク先に私の以前の書き込みがあるようです。

この英文の構造を理解(または説明する)のはなかなか難しいので、あらためて視点を変えて説明してみましょう。

 まず、学校文法でおなじみの「否定語+比較級+than ...」について確認することが必要であるように思います。この構文の日本語訳は「・・・ほど~なものはない。」というものになります。言い換えれば「・・・が最も~だ。」ということですね。

(1) Nothing is more interesting than reading books.
  読書ほど面白いことはない。
  =読書が最も面白い。

 「more」を「less」にしてみると意味が反対になります。

(2) Nothing is less interesting than watching TV.
  テレビを見ることほど面白くないことはない。
  =テレビを見ることが最も面白くない。

 次に「nothing」の位置を変えてみましょう。

(3) There is nothing less interesting than watching TV.

 (3)の英文は(2)と同じ意味です。「nothing」を「less ...」とつながるように位置を移動しただけですが、それだけで読み手(または聞き手)は「nothing less than」とひとつなぎにして考えてしまいがちになります。

 しかし、この英文はあくまで「否定語(nothing)+比較級+than ...」の構造であることが理解することがポイントです。

 また。上記の英文では「比較級」の部分がすべて「形容詞」ですが、「副詞」にしても同じ構造の英文になります。「than」はもともとは接続詞ですので後半の部分にも「S+V」を補うとより分かりやすくなります。(実際にそうするかどうかは別問題ですが・・・。あくまで理解のためのものです。)

(4) I don't like any sweets than (I like) chocolates.
(5) I like no sweets more than (I like) chocolates.
(6) I like nothing more than (I like) chocolates.
  チョコレートほど好きなものはない。
  =チョコレートが最も好きだ。

 だんだんお尋ねの英文に近づいてきました。「more」を「less」にしてみましょう。

(7) I don't like anything than (I like) chocolates.
(8) I like nothing less than (I like) chocolates.
  チョコレートほど好きでないものはない。
  =チョコレートほど嫌いなものはない。
  =チョコレートが最も嫌いだ。

 また「nothing less than」というつながりが出てきましたが、前述しているようにこれはあくまで「否定語(nothing)+比較級+than ...」という構文ですので「・・・ほど~ない(・・・が最も~だ。)」と訳さなければなりません。

 さて、いよいよ最終段階です。

(9) I don't think of anything less than ( I think) of chocolates.
(10)I think of nothing less than (I think) of chocolates.
  チョコレートのことほど考えないものはない。
  =チョコレートのことを最も考えない。

 「of chocolates」という表現がなされていることで、この英文は「I think of something」と「I think of chocolates」を比較していることが分かります。

 さらに「not ... less」を用いて否定文にすることで、「前者の行為(=チョコレート以外のもののことを考えること)の度合いの方が後者(チョコレートのことを考えること)の度合いよりも弱くはない(=強い)こと」を示しています。

 このことは、すなわち「チョコレートのこと(を考える)よりも他のもののことを考えている(=チョコレートのことは考えない)」ということを表しています。

 もし「of」がなくて「I think of nothing less than chocolates.」という英文であれば「僕はまさにチョコレートのことを考えている。」という日本語訳が適訳となります。それは、すでに指摘されているように(というか、辞書などに書かれているように)「nothing less than +名詞」という形で「まさに~に他ならない」という意味を表すからです。

 結論です。お尋ねの英文の意味は「スピノザ曰く、自由人は死については全く考えることはないのだ。(そんなことより他に考えることがある。)」ということになります。

 このような日本語訳が出てくるまでの途中の経過をご理解いただけたなら幸いです。ご参考になれば・・・。


  
 
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すみません,リンク先を間違えました。


それも同じ nothing less than についてですが。

http://oshiete.goo.ne.jp/qa/5735115.html

とにかく,今回は of があるので,
nothing less than という熟語とはなり得ません。

熟語としての nothing less than は
日本語の「他ならぬ~」と同様,もとの単語レベルで意味を考えるとわからなくなります。
だからこそ,熟語,慣用表現です。
(単語レベルの意味で推測のいくものも,もちろんあるでしょうが)

熟語なら熟語として「他ならぬ」ですが,ここでは of があるのでそうはならない。
単語レベルで比較構文を作っています。
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それぞれ,第一の解釈,第二の解釈で回答が出たわけですが,


そもそも,なぜ2つの解釈が出てくるのか。

1つめは nothing less than で熟語として考える。
more than ~で「~以上」とか
no more than ~で only の意味とか,
この nothing less than ~「他ならぬ~」

2つめは think of death と think of A を比べて,
A の方が less than「より少ない」ようなものは何もない,
と A に nothing を置いている。
これは比較構文を作っています。

結論を申し上げると,ここでは of の存在により,2つめが正しくなります。
これまでもしばしば質問されています。

http://oshiete.goo.ne.jp/qa/3375693.html
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詳しく答えているサイトがありましたので参考にしてください


http://nanndemo204.blog64.fc2.com/blog-entry-27. … 
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スピノザ曰く、自由人が考える事とはまさしく死に他ならない。



http://eow.alc.co.jp/search?q=nothing+less+than
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