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フィルムスキャナーでフィルムを電子ファイル化しました。その時に、スキャナーメーカさんに教えてもらい一番画像が綺麗な方法ということで、色深度などを指定してjpegではなくtifで電子ファイル化しました。そうしたところ、普通の大きさの写真が一枚52メガとかなり大きなサイズになりました。
ここからが質問ですが、Tifをペイントなどのソフトで開き画像のサイズを小さくすれば、ファイルサイズは画像の大きさによってかなり小さくなります。いったん小さくした画像をもとの大きさに戻せば、また52メガになります。ペイントでこの様に画像を小さくすることで圧縮するのは、元の画像の綺麗さを保ったまま圧縮しているのでしょうか?それとも、ドットや色深度など画像の綺麗さ、細やかさなどなにがしかを犠牲にしているのでしょうか。
パソコンの画面上の見た目では、そうそう変わらないのは理解しているのですが、画像処理上どのようなことが起きているのかを教えて頂きたく投稿させて頂きます。

A 回答 (3件)

「幅5184、高さ3456」なんので、画素数は 5184 x 3456 =17915904


「ビットの深さ24」というのは、1画素あたりのビット数のことで、24bit=3x8bit=3byte
画素数 x 1画素辺りのデータ量 に当てはめると
53747712
たしかWindowsでは1KB = 1024B, 1MB=1024KBで表示されたはずなので、これは
51.25MB
これにTIFFファイルとして必要な各種情報が付いて
52MB
で計算通りです。
4800x3600と書いたのは、1M=1000KBで計算、画素数x3が52Mに近くなる4:3の組合せを適当に探しただけで、大きさの目安に例示したけです。それ以上の意味はありません。


縮小の例ですが、1つの画素を[]でくくって書きますと、2442と書いたのは
[2][4][4][2]
です。これを画像の大きさを半分にしようとすると
[A][B]
としなればなりません。A,Bの決め方はいろいろあるのですが、例えば、「平均を取る」という方法を採用するれば
[A=(2+4)/2][B=(4+2)/2]
→[3][3]
となります。

次に、この[3][3]を2倍の大きさにしようとすると
[A][a][B][b]
の形にしなければなりません。
「平均によって半分になっている」ということがわかっていても、平均して3になる組み合わせはいくつもあります。その中から、元は[2][4][4][2]だった、と判断することは不可能です。
拡大方法もいろいろとありますが、単純なのは、同じデータを繰り返すものです。
[A][B]を2倍にするなら[A][A][B][B]というように。
[3][3] を2倍にしたら [3][3][3][3] です。

「いったん小さくした画像をもとの大きさに戻せば」というのは、上の[2][4][4][2]→[3][3]→[3][3][3][3]とした状態です。
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この回答へのお礼

丁寧かつ詳細なご説明大変ありがとうございました。非常によくわかりました。
ご教示頂いたソフト類で圧縮してみようと思います。

お礼日時:2012/11/29 23:09

画像の圧縮には次の3つがあります


・非圧縮; 素のデータ。 画素数 x 1画素辺りのデータ量 の容量が必要
・可逆圧縮(Losslessとも): 完全に元の非圧縮のデータが復元できる圧縮形式
よって、非圧縮→可逆圧縮→非圧縮の変換では「劣化」は発生しない。
・不可逆圧縮: 元の非圧縮データを復元できない圧縮形式

画像ファイルには、これらのどれかが使われていますが、形式によっては、複数の圧縮方法に対応しているものもあります。
例えば、TIFFフォーマットは
・非圧縮
・可逆圧縮
・非可逆圧縮
すべてに対応しています。(アプリケーションがその全てに対応しているとは限りません)

・画像って、 RGB各8bit x 1700万画素(4800x3600}位?)ですか?
それなら、このTIFFは非圧縮だと予想されます。
非圧縮ならば、可逆圧縮形式にすることでファイルサイズを抑えることができます。
(TIFFの(可逆)圧縮、PNG等)

・もし、RGB各16ビットだとか、もっと画素が多いとかなら、そのTIFFは既に圧縮がかかった状態です。
可逆圧縮の理論上、圧縮されたものをさらに圧縮してもほとんど圧縮できません。最悪増えます。

・「画像の大きさ(縦横)を小さくしたところ、ファイルサイズが小さくなり」
とありますが、これは、非圧縮のところに書いた計算式から、画素数が減ればファイルサイズも減るのがあきらかです。
画像縮小にはいろんなやりかたがありますが、いずれも、元の絵を変化させます。
たとえば、画素が
2442
とあったら、半分にするときは平均して
33
とする、等です。これを2倍にして
3333
とすることは可能です。このとき、非圧縮ではファイルサイズが同じになります。
しかし、元の「2442」には戻りません。その意味では「非可逆圧縮」の一種となります。

この回答への補足

ありがとうございます。画像の詳細の確認方法がわからず、時間が経ってしまったのですが、プロパティを見ると幅5184、高さ3456とあります。解像度は水平、垂直とも200dpi、ビットの深さ24で未圧縮とありました。これが、4800×3600くらい、に相当するのでしょうか?プロパティを見る限り未圧縮とありますので圧縮の余地がありそうですね。

それと2442の半分が33、それを2倍にすると3333というのがどういう計算を経ているのか、よくわかりません。

補足日時:2012/11/25 23:22
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画像のキャンバスサイズの変更による画質について質問しているのか、キャンバスサイズを変えずにファイル保存時の圧縮率による画質について質問しているか不明なので、その辺をはっきりすれば詳しい人から回答が付くでしょう。

この回答への補足

ご意見ありがとうございます。質問の意図を一言で言うと、「この52メガのTifファイルは、画質を変えずに圧縮できますか?」となります。
自分で画像の大きさ(縦横)を小さくしたところ、ファイルサイズが小さくなり、元の大きさ(縦横)に戻したところ52メガに戻りましたので、自分のこの行為が「画質を変えずにファイルの圧縮」になっているのか、合わせて聞いてしまいました。紛らわしくなってしまったようです。本当に伺いたいことは、、「この52メガのTifファイルは、画質を変えずに圧縮できますか?」です。

補足日時:2012/11/22 23:58
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