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リニア編集の長所、そして名古屋でなぜまだリニア編集が行われているのか、を教えていただきたいです。
私は名古屋の映像の専門学校に通っている者です。わかるかたがいらっしゃいましたらお願いします。

A 回答 (1件)

名古屋に限定されたことではないと思います。


10年前までは、リニア編集があたりまえでした。

5年位前にようやくリニアからノンリニアへ本格以降が
始まったと思います。まだ歴史が浅いです。

パソコンがペンティアム4相当になって、DVDドライブも登場して、ようやくノンリニアがあたりまえ、になった訳ですから。

ペンティアム2でノンリニアも出来ましたが、
レンダリングの時間が長すぎる上に、15分程度の作品しか作れなかったので、ビデオマニアが、リニア編集からすんなり意向出来なかったのも理由の一つです。

また、OSの扱いから覚えるのが嫌、というマニアも多いです。パソコン嫌い、という方々ですね。
どちらかというと、機材を使うことが好き、の部類で、
リニアに愛着を持っていると思います。

リニアの長所、は、撮影時の構成の上達が早くなります。
できるだけ編集しない、余分なカットはとらない、人物カットも対比を考えて撮影する、画面変換時には別カットを少し入れておく、など、凄く勉強になります。
あとでカットすればいいや。などという甘い考えはすぐになくなります。一瞬の画像をとらえる能力が格段に向上します。

また、テロップを入れる場合も一発勝負なので、この画像のどこにテロップを入れるんだ、だから、ここは空間をあけて撮影しなくちゃならないんだ、と常に完成する画像を意識することになります。

映像作品は、画像処理や、沢山のテロップで加工して作るのではなく、素材に手を加えず、見易い画像と、理解できる構成と脚色で見せるものだと思います。

昔の私の先生は、テロップに薄いグレーのシャドーをいれた白、以外は、絶対に許してくれませんでした。
映像より目立つものは不要、と。

現在のテレビ画像は、映像処理と、テロップが多すぎて、
電気紙芝居みたいです。

撮影で魅了するテクニックを是非、リニア編集を体験することにより、修得していって下さい。

上達が早いのは、絶対に失敗できない結婚式の撮影を数多くこなすことですね。ホワイトバランスや、三脚で選び方、3CCDレンズの選び方、いろいろ他の技術も習得できますよ。
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この回答へのお礼

回答ありがとうございました。私もノンリニア編集に頼っている一人なのかもしれません。パソコンでどうにでもなるという、甘い考えを反省しました。リニア編集に誇りを持って作業している方もいるのだということが分かりました。ノンリニアが普及してきている今こそ、リニアの大切さを考え映像に何が必要かを自分の手で探していかなくてはいけないんだと思いました。
丁寧なお返事ありがとうございました。

お礼日時:2004/02/18 00:00

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