プロが教えるわが家の防犯対策術!

ふと疑問に思ったのですが、短歌、川柳、俳句などではなく、現代詩とでもいうのでしょうか。歌の歌詞の詩であったり、そういったものにはなにか規則というか制限があるのでしょうか?
ちなみに英語では詩というものには規則があるということを最近知りました。韻をふむ、ということなのですが。たとえばマザーグースの詩から一つえらんでみると

Rock-a-bye, baby,
Thy cradle is green,
Father's a nobleman,
Mother's a queen;
And Betty's a lady,
And wears a gold ring;
And Johnny's a drummer,
And drums for the king.

これで、"green"と"queen"でともに『イーン』の音に、"ring"と"king"でともの『イング』の音で韻をふんでいます。洋楽の音楽の歌詞をみてみても、やっぱり韻をちゃんとふんでいます。(全曲確認したわけではないのですが。)日本語の詩でもそういうのがあるのかな、と思った次第です。

A 回答 (4件)

現代詩には俳句や短歌などのようには、ちゃんとしたルールは無いかも知れません。

普通の文章より口語に近い文というイメージもありますし、自由な感じがしますね。

規則ではないけど、現代詩にも韻を踏む表現は良く使われると思います。邦楽の歌詞などもそうでしょうね。
もう一つ詩の表現で多いのは、関連のある二つの言葉を使う表現などが挙げられると思います。例えば月が輝けば星が瞬き、あなたがいれば私がいて、川があれば海がある、みたいな事です。こういった組み合わせもまた万国共通の詩的表現かと思います。
ご質問で例に挙げられた詩にも、fatherとmother、あるいはkingとqueenの様に対になっていますね。
    • good
    • 0
この回答へのお礼

現代詩では韻を踏んだり、関連のある二つの言葉をつかったりするのは、規則や制限というよりは、技巧のような気がしてきました。

回答ありがとうございました。

お礼日時:2004/02/21 12:04

欧米語や中国語(漢文)の詩は韻を取るのがふつうですが、日本語の詩で韻を踏むのはほとんどありません。


原因は言語の特質にあるようです。日本語は最後に来る母音がアイウエオだけであり、文末にくるのは一般に動詞なので韻を踏んでも非常に単純になります。

日本語では五七、七五、五七五などのリズムを大切にする方向で発達しています。日本語で韻を取ろうとすれば
繰り返しや、文末に動詞以外の品詞がくるようにそうとう無理をした作詞が必要になります。歌謡曲などにはたまに使われる手法です。

たとえば私の即興詩ですが次のような繰り返しが日本的韻といえるかも知れません。

あなたハ
あなたハ
私が好きになったヒト
別れテモ離れテモ
忘れられないヒト
    • good
    • 0
この回答へのお礼

なるほど。そういうわけで日本語では韻を踏む技巧が発達しなかったわけですね。

結論としては、やはり日本語の現代詩では、詩として制限、制約はなさそうですね。制約がないというのは、詩を書くのが簡単になるのか、かえってむずかしくなるのか。。。

回答ありがとうございました。

お礼日時:2004/02/21 12:09

 韻を踏むというか、勘違いしているのかも・・・


つんく♂の詩にはには多いですね。

 英語ですとSunday・Monday・Everydayの様に-dayも見かけますね。
レベッカにもありましたね。
漢詩にもありますね。

 最近は口語での詩が多いので、
「特に規則に厳しく」と言う事はないでしょうが、
五七五七七や韻は規則というより、受け手側の印象なので、
大きく外れると見苦しいですね。
音楽と同じで、「少々音痴でも味がある」
しかし、大きく外れると不愉快。
 綺麗に韻を踏んでいないと
「です・ます」調の文章に「だ・である」
が入ると違和感があるのと同じ違和感がありますね。

↓にも例はありました。

参考URL:http://www5a.biglobe.ne.jp/~shici/
    • good
    • 0
この回答へのお礼

漢文では確かに韻をふみますね。

> 最近は口語での詩が多いので、
「特に規則に厳しく」と言う事はないでしょうが

といっても、もともと『現代詩』というものに規則があるのかが疑問だったのです。俳句などでも『字余り』などもありですが、そもそも五七五という決まりがあっての『字余り』なのですから。

回答ありがとうございました。

お礼日時:2004/02/21 12:02

一般的には無いと思います。


強いて言えば(俳句や短歌と同じですが)
五七調や七五調のリズムでしょうか。

五七調の例
名も知らぬ遠き島より
流れ寄る椰子(やし)の実一つ
故郷(ふるさと)の岸を離れて
汝(なれ)はそも波に幾月

七五調の例
まだあげ初めし前髪の
林檎のもとに見えしとき
前にさしたる花櫛(はなぐし)の
花ある君と思ひけり

現代でも歌謡曲の歌詞など、このリズムは結構あります。
(著作権があるためここには書けませんが。
ちなみに、上の2作品はいずれも島崎藤村で、
著作権は切れているはずです。)
    • good
    • 0
この回答へのお礼

>強いて言えば(俳句や短歌と同じですが) 五七調や七五調のリズムでしょうか。

と『強いて』いってみても、かならずどの現代詩に五七調らしいかたちがみられるわけではありませんよね。子供の童謡などでは『おもちゃのチャチャチャ』や『とんでったバナナ』『チューリップ』はそれらしくあてはまっても、『ぞうさん』『ぶんぶんぶん』などはそれにあてはまりませんね。

回答ありがとうございました。

お礼日時:2004/02/21 11:58

お探しのQ&Aが見つからない時は、教えて!gooで質問しましょう!