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ヒットルフ氏、ブリュッカー氏によるクルックス管による実験の解説をテレビで見ました。
電子が直進するのを磁石を使って曲げたり、十字型の金属板により一方のガラス面に影ができるというものです。
実験自体は学校でも見た記憶があるのですが、今になって初歩的な疑問が生じました。
さて、質問です。
丁字型のガラス管の-極を出た電子は反対側のガラス面に向って進みます。
なぜ、中央付近に置かれた+極に直進しないのでしょう。
電子にとっては-極の形状は影響しないと考えます。
-極の反対側のガラス面が+極だとしても+電極が中央に置かれているので、電子は+極へ直進して良いように思うのですが。
私は何を見落としているのでしょうか。
よろしくお願いいたします。

A 回答 (1件)

プラス電極方向には行かないように、金属製のスリットが設けられているはずが、


このスリットにより電界の形が整えられるのがポイントです。

電子はこのスリットを通り抜けるまでにスリットの穴の方向に強烈に加速され
、その速度は秒速数十キロから数百キロに達します。
こうなると、スリットを通過後、陽電極方向にはほんのわずかしか曲がりません。
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この回答へのお礼

ありがとうございました。
スリットを見落としていましたか。
それによる効果は理解できます。
納得しました。

お礼日時:2012/12/25 13:43

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