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日本語では無声音と有声音の対立に関して「清音」「濁音」という言葉を使い,これは中国音韻学から来ているそうですが,他にこの対立を「清濁」のような,つまり「澄んだ」とか「濁った」に近い表現で言う言語はありますか?

音声学的には無声音と有声音の対立は声帯振動の有無で,ヨーロッパ言語では言語学的に無声/有声の対立に近い fortis / lenis という区別があるためか「強い」子音,「弱い」子音ということもありますが,なんらかの言語で「清濁」「強弱」以外の感覚的表現があったら教えてください。

A 回答 (3件)

無声音は、文字通り声を使わない物理的な「音」です。


例えば、
B、b、 とP,p, は、共に、上唇として唇を閉じた状態から、開く時に勢いよく意気を吐き出すことで生じる「音」 で、B,b, が強く P,p, は弱い。
T,t, は、舌打ちの音。
といった具合ですから、無声音を一まとめにして定義するのは無理があるのではないでしょうか?
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この回答へのお礼

ご回答ありがとうございます。

音声学的な fortis/lenis では無声音がfortisに近く有声音がlenisに近く分類されます(一致しているわけではありませんが)。

http://en.wikipedia.org/wiki/Fortis_and_lenis

言語によっては「硬子音」「軟子音」とか「暗いL」「明るいL」といった感覚的な対比表現があるので,無声/有声について,日本語で「清音」「濁音」という対比があるように何らかの言語でこの対比を表現する言葉がないかと思って質問しました。

お礼日時:2013/01/10 14:17

印欧祖語、あるいはサンスクリット語などの破裂音子音(t,k,p)には無声/有声の対立(声帯振動の有無)とは別に無気/有気の対立(破裂時の帯気の有無)がありました。

つまり、閉じた口唇を破裂させる子音にはp(無声・無気)・ph(無声・有気)・b(有声・無気)・bh(有声・有気)の4種類があったようです。その後、多くの言語では無声(普通は有気)か有声(普通は無気)かの2分対立に単純化されました。

英語も2分対立で、無声子音は普通は有声子音よりも強く発音されますから、前者をfortisということはあると思います。しかし、これは当然なことなので、forits/lenisの区別はむしろ母音について言われることが多いと思います。[i:]vs[i]、[u:]vs[u]などの緊張度の違いに関してですね。
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この回答へのお礼

ご回答ありがとうございます。

印欧語にもともと無声/有声,無気/有気の対立があったことは分かるのですが,現在何らかの言語で音色の対比の表現はないでしょうか。音色の対比というのは,たとえば言語により言われる「硬子音」「軟子音」とか「暗いL」「明るいL」といった感覚的な対比表現で,日本語で「清音」「濁音」という対比があるように何らかの言語でこの対比を表現する言葉がないかと思って質問しました。

>forits/lenisの区別はむしろ母音について言われることが多いと思います。[i:]vs[i]、[u:]vs[u]などの緊張度の違いに関してですね。

このような緊張度の違いは tense/lax と言うのが一般的ではないかと思いますが…。

http://en.wikipedia.org/wiki/Tenseness

forits/lenis については

http://en.wikipedia.org/wiki/Fortis_and_lenis

お礼日時:2013/01/10 14:16

こんにちは。



中国語の有声音・無声音はPとB、TとD、CとZなどですよね。

ドイツ語では、schや、pとtの前に来るsですが、「シュ」と発音します。シュタイナー教育のSteinerやシュバイツァー博士のSchweizer、シュワちゃんのSchwarznegger(シュヴァルツネッガーとオーストリアでは発音しますが)などですが、これは単なる日本語の「シュ」と異なり子音を強調する音です。

ロシア語に似ているなと私は主観的に思います。いずれも寒い地方なのであまり口を開けずに発音するのかなと思ったりします。ロシア語の「これはなんですか?」の「なに」です。

中国語の
这是我的本子。のshiの発音にやや似ているかと思うのですがこの場合のshiは、iを強く発音しますし、舌を丸めて発音しますので、ドイツ語の「シュ」とはちょっと違うと思います。

なんというか未だにわかりません。何せドイツ語は、25年前に勉強したので。
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この回答へのお礼

せっかくご回答いただきましたが,現代の中国語では有気音と無気音の対立ではないかと思います。それ以外の部分は質問とは別の話題のようです。

お礼日時:2013/01/09 14:02

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