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2年前に0.8パーセントの個人10年物国債を小遣いで少し買いました。金利が上昇して国債の価格が下がれば途中で解約しようと思ってます。その際、過去2期分の金利を差し引かれますが、たいした負担ではないと思っています。この認識は間違ってるのでしょうか?間違いならば近々解約しようかとも思います。詳しい方ご教授ください。

A 回答 (2件)

個人向け国債(10年)の特徴は


1.途中で解約しても額面通りの金額が返ってくる(直近2回分の利息分のペナルティはある)
2.半年ごとに金利が変動する

つまりは金利が上昇しても普通の利付国債のように売却価格は下落しないし、
逆に購入している個人向け国債の金利が上昇するので、利回りがよくなります。
金利が上がったら売るの? 儂なら売らないですよ。
逆に今後金利が上がる可能性があるからこそ、購入するものだと思っていますから。

デフォルトを警戒するような状況になっているなら売るのもいいかもしれませんが、
基本的に個人向け国債はよほどのことがない限りは償還まで保有し続けるものですよ。
いつでも額面通りの金額が返ってくるというのは聞こえがいいのかもしれませんが、
直近2回分の利息分のペナルティを取られるということは、
1年間以上1年半未満 無利息でお金を貸していたのと同じこと。
金利が低くてペナルティは大した金額とは思えないかもしれませんが。
解約するつもりでいるなら、あるいは解約する可能性が高いなら、
最初から個人向け国債を買わないで、定期預金やMMFで運用した方が良いですね。

質問内容のような目的で個人向け国債を購入しようと思っている、と
購入前の商品説明のときに、銀行にしろ証券会社にしろ、担当者に話したら、
運用方針と金融商品の性質が合致していないとして、
まともなところなら、普通は売らないはずですけどね。
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この回答へのお礼

分かりやすいご説明有難うございました。およそ自分が思っていた通りで、安心しました。必要になるまで保有しようと思います。

お礼日時:2013/03/27 21:31

個人向け国債の10年ものは変動金利です。


ですから、2年前の0.8だと今の金利に下がっています(これが「いつでも」額面で買い戻せる本当の理由)。
で、金利が上昇に転じた場合は、当然約3ヶ月遅れですが利払いが増えてきます。
変動金利債は本来その性質からいつでも額面で売れるので、無理して売る必要もありません。政府が買い戻し特約を入れているのは、保有が「個人に限定」されているから。だから知り合い等で貴方の保有債を買いたい人が居たら、有価証券取引書を作成して双方の届出印を押し、相対で売れば良い。振替国債だから受取用の証券口座(銀行等の国債口座)に振り込めば済みます。ある程度まとまった金額なら政府買い戻しより手数料は安くなる筈です。
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この回答へのお礼

早速のご教授に感謝申し上げます。

お礼日時:2013/03/25 22:58

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