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現在、自衛隊はひゅうが型2隻に加え、22ddhを建造しています
そこで2つほど質問させて頂きます



1.ひゅうが型には、非常に高い整備能力があり、海のヘリ整備工場となり、また旗艦として護衛艦隊の中核を担い、対潜も任務ですが、なぜあそこまで防空能力があるのですか?

2.22ddhはひゅうが型を上回る大きさで、ciwsやSeaRAMの位置から、スキージャンプを増設でき、耐熱処理を施せば、空母にもなりそうですがそのところはどうなんでしょうか?

A 回答 (1件)

1.元々、ひゅうが型に搭載されている射撃指揮装置3型(FCS-3)は、先にDD(汎用護衛艦)に搭載される予定でした。


ところが開発の遅延や予算的な制約から、搭載予定だったたかなみ型には、従来の射撃指揮装置2型と回転式の3次元レーダーが搭載されました。

ひゅうが型では、開発完了目処が立ったために、FCS-3が搭載されています。また同時に開発されていたアレイ型の大型ソナーも搭載されています。
当時はSeaRAMはまだ開発途中であったこと、元々これまでのヘリコプター護衛艦がある程度兵装を装備していたことから、主砲は無くせど、対空兵装と対潜兵装はそのまま搭載しました。

しかし、あのくらい大きな艦ともなると、実際には積極的に攻撃を行うことは難しく、22DDHの兵装が簡略化されたのも、あくまでヘリ空母の役割に徹するために、最低限の兵装にしたのでしょう。
22DDHのレーダーは、ひゅうが型からシースパロー射撃管制用のレーダーを外したものになっています。


2.大きさだけで見ればそうかもしれません。
しかし、実際にはヘリコプターの運用のみを想定していますから、簡単に耐熱塗装を施せば…スキージャンプをつければ…とは行かないです。
想定されていないものを乗せるのは、相当な改造をしなければならず、費用対効果の面から現実的ではありません。
魔改造、聞くと響きはかっこいいですが、現実はそう単純ではありません。

載せるだけではなく運用しなければなりませんから、ヘリコプターとは全く違う装備、支援体制が必要になります。
管制誘導装置、整備、乗員、機体を格納庫へ運ぶエレベーターの耐荷重、甲板自体の強度(熱だけでなく強度確保も必要)など。
もし空母を想定しているなら、現実には22DDHを改造するより、新規製造したほうが良いでしょうね。

それ以前に、載せる飛行機がないですよね。航空自衛隊向けのF-35Aですら、40機を揃えるのに十年以上かけるのですから。
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この回答へのお礼

回答有り難うございます
そのddってのはたかなみ型ですかね?
すごく参考になりました!

お礼日時:2013/04/02 08:35

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