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返したらダメなんですか?
日本国はギリシャと違ってお金は外国に借りているのではなく、日本国民と日本企業に借りています。つまり日本国内の問題です。

一度に返すと円安が行き過ぎる可能性があるでしょうから三年程度の分割で返せば混乱もないでしょう。

もちろん分割でも日本円は安くなります。
安くなったら貿易で日本は中韓を抑えて輸出を増やせます。
借金がなくなり、貿易で競争に勝てる。

すべてがハッピーなのではないでしょうか?
外国から借金の問題を突かれ、ギリシャあたりと同一視されるのがどうも理解できません。

ギリシャ→外国からの借金
日本→日本国民と日本企業からの借金

まったく事情が異なるのではないでしょうか?

A 回答 (14件中1~10件)

本質的に質問者さんの意見は正しく現在のアベノミクスにより、その道筋が示されています。

元々は麻生政権により示されていましたが、民主党バカ政権により壊されてしまいました。
ただ、あんまりやりすぎるとハイパーインフレ懸念が出てきますから期間を定めて行う必要があります。

日本国はギリシャとは違い海外からの借金に頼っていなく日本国民から借金しており、これは日本国内の問題ですので、その点大きな問題はありません。日本の借金問題は国内問題なのでお金をすればそれですべて解決です。国と地方やその他合わせて1300兆円の借金は日本人のマインドを押し下げます。これを無くせば借金がなくなりますので、貿易で競争に勝ち輝かしい日本の始まりです。財政問題はすべて解決です。また先んじて米国がすでにそれらを行い問題は起こっていなく経済成長していますので日本でも安心して行えます。心配無用です。

以下サイトなども参照していただければ幸いです。
http://ikedanobuo.livedoor.biz/archives/51344900 …
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この回答へのお礼

>本質的に質問者さんの意見は正しく現在のアベノミクスにより、その道筋が示されています。元々は麻生政権により示されていましたが、民主党バカ政権により壊されてしまいました。ただ、あんまりやりすぎるとハイパーインフレ懸念が出てきますから期間を定めて行う必要があります。

おお、またもや賛同者のかたですか! 嬉しいです。ありがとうございます。
日本は輝きを取り戻せると信じております。
なんとかという名前を忘れましたがいくつかある外国の格付け機関はとんでもないバカヤロー達だと思っております。ボツワナより下!!!
日本はAAAAAAAAAAAだったんですが、バブルが崩壊してやっと今AAAまで落ちたんだと思っております。

お礼日時:2013/06/24 13:00

なぜ最初から借金ではなくお金を刷らないか?そうすれば常に借金ゼロですよ?



そうすれば大丈夫でしょ?

簡単に刷るとかの行為は信用上無理だからでしょう
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この回答へのお礼

>なぜ最初から借金ではなくお金を刷らないか?そうすれば常に借金ゼロですよ?

そうですね。最初から刷っちゃえば良かったですね。ご回答ありがとうございました。

お礼日時:2013/06/24 13:53

> ご回答には納得できませんでした。

貴方のようなご意見のかたが多いので大胆な
> 金融政策が実施できず日本は相変わらず不当な評価を外国から受け続けている
> と私は考えております。日本経済がボツワナより下なんてどう考えても不当です。

私は大胆な金融緩和を押してきた派ですが?
どういう理屈で「貴方のようなご意見のかたが多いので大胆な金融政策が実施できず日本は」という解釈になるのでしょうか??
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この回答へのお礼

>私は大胆な金融緩和を押してきた派ですが?

そうでしたか・・・ 失礼しました。
私は経済に疎く、経済の説明文を読むのが苦手です。貴方の文章は素人には難しいのでさらっと読んで慎重派と錯覚してしまったようです。
私は今回の質問文に「私は経済の素人で難しい理論がわかりませんので短くて尚且つわかりやすいご回答をお願いします」と書くべきだったと反省しております。

二度目のご回答ありがとうございました。

お礼日時:2013/06/24 12:54

まあ、本質的なところでは、質問者さんの意見は正しいはずであり、実際にそれに向かっており、成果も出ています。



ただし、あまりやりすぎると、過剰なインフレになり(お金の価値が低くなりすぎ)、ヤバイんですよ。すべてがハッピーでない。

私は、少々、金融緩和が遅いという意見です。
http://oshiete.goo.ne.jp/qa/8133276.html

首相サイドの計画としては、15年度に赤字半減・20年度黒字化だそうです。以下参照。
ーーー
http://gendai.ismedia.jp/articles/-/34619?page=3

〈しかし今もっとも責められるべきは、財務省や財界や政府と言うより日銀であろう。デフレ不況を十数年も放置してきた責任の大半は日銀にあるのだ。リーマン危機以来、アメリカは通貨供給量を三倍に増やすなど米英中韓その他主要国の中央銀行は猛然と紙幣を刷り景気を刺激した。日銀は微増させただけで静観を決めこんでいる。

 ここ三年間で円がドル、ユーロ、ウォンなどに対し三割から四割も高くなったのは主にこのせいだ。今すべきことは、日銀が数十兆円の札を刷り国債を買い、政府がその金で震災復興など公共投資を大々的に行い名目成長率を上げることだ。札が増えるから円安にもなる。工場の海外移転にも歯止めがかかる。ここ十四年間、経済的困窮による自殺者が毎年一万人も出ている。日銀は動かない〉

ーーー
http://jp.reuters.com/article/topNews/idJPTYE955 …
財政健全化目標「15年度にPB赤字半減・20年度黒字化
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この回答へのお礼

おお、同じ考えのかたに巡り合えて嬉しいです!

この考えの人を増やして行きたいですね。
日本経済がボツワナよりもランクが下なんてまったくもっておかしいです。
1万円札をどんどん刷りゃいいんです。

勇気が出るご回答を感謝します。

お礼日時:2013/06/24 09:29

???



>日本国はギリシャと違ってお金は外国に借りているのではなく、日本国民と日本
>企業に借りています。つまり日本国内の問題です。

企業どころか、国債の大半を購入しているのは日銀と銀行です。返済すると、銀行が貸出先を失って、利益を挙げられなくなり、金融システムが崩壊します。

銀行が現金を持っても、貸し出しができない(もう、ノウハウもないのでは?)し、経済は良くならないです。市中の円が増えるわけでもないので、円安にはならず、借金が減ることで、円が強くなり、製品自身に強みがないような輸出産業は、苦しむんじゃないかな。

なお、今の日本の国や地方の借金って1000兆円を超えています。市中に出回っているお札の量は80兆円くらいです。
仮に、借金分のお札がすべて市中に出回るとすると、お金が増える分、お金の価値が減るので、物価は10倍以上になります。ここまで極端ではなく、2倍くらいまで増やそうというのが、異次元の金融政策、アベノミクス ですね。
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この回答へのお礼

日本人って真面目すぎるんですよ。日本人は車が走っていない赤信号でもちゃんと信号が青に変わるのを待つ国民です。世界に冠たる順法精神を持っています。
その考え方が、日銀にばっちり生きています。「お金は必要以上刷ってはいけない」と。

そのタブーを破らないといけません。日本の借金は日本人同士のものだから日本円を刷ればいいんです。ただし、短期間では混乱しますから少しずつやります。政府の970兆円もの借金は聞くだけで気分が悪いです。

ご回答ありがとうございました。

お礼日時:2013/06/24 09:26

貨幣価値が無くなり超インフレになるでしょう。


簡単に言えば、100円ショップが1万円ショップになってしまって、今まで税込み105円で買えていた品物が10500円出さないと買えなくなる。
しかし収入の額面はそれに比例して上がらない。
結果的にどうなるか。
経済的に底辺層に居る人達は生活出来なくなり、自殺者と犯罪者が増える事になるでしょう。
如何に温和しい日本人でも、各地で暴動騒ぎも勃発するでしょうね。
それらによって日本は先進国から発展後進国に陥ってしまうでしょう。
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この回答へのお礼

>貨幣価値が無くなり超インフレになるでしょう。

それはギリシャのように外国からお金を借りている場合です。日本は日本人から借りているんです。1万円札を刷ることによって解決すると思います。ただし、急激にやると副作用はあるでしょう。

ご回答ありがとうございました。

お礼日時:2013/06/24 09:20

何点か。


紙幣を発行する権限を持っているのは日本国政府ではなく、日銀である、ということ。

政府にとって見れは、日銀に引き受けさせようが引き受けさせまいが、発行している以上、「負債」として計上されている状況は変えられないってことです。

ですので、方法とすれば日銀の株式のうち55%以上を保有しているのは日本国政府ですから、日本国政府の負債と日銀の資産を連結させて、チャラにさせてしまう、ということです。

また、「国債を紙幣発行で返済すると通貨の信頼が失われる」という発想がありますが、そもそも通貨の信用はどこで担保されているのか、と言えば、それは国債の金利です。

日本の国債の金利は表面金利で0.8%。利回りでも、どんなに高くついても1%を下回る水準です。

仮にこれを全て日銀が買い取ってしまう・・・と想定すると、更に利回りは低下し、それこそ限りなく0%に近くなるのではないでしょうか。

つまり、日本の国債の信用は、「国債を紙幣発行で返済する」と、さらに加速度的に高まる、ということが言えるでしょう。

ただ、その時点ではもうすでに0%金利の国債など、何の魅力もありませんから、誰も買いません。
銀行の預貯金に預けておいた方が何倍かまし・・・ということになります。

そうなると、今度は国債の価格はどんどん低下し、逆に利回りは上昇することになるでしょうね。
ですが、国債による負債そのものを日銀の資産と連結させてしまうわけですから、たとえどんなに金利が上昇したとしても、「返済する国債そのものがない」ということになります。

では、「それをやるとインフレが過度に上昇する」という意見がありますが、これについてはどうでしょう。
今まで日本の国債は、日本の銀行や保険会社などが9割強を保有していたわけですが、国債を強制的に日銀に買い上げられたことにより、銀行や保険会社はその投資先を失ってしまいます。

結果、そのお金が向かうのは「株式」です。
もしくはその他出資金や金融派生商品など。

当然企業の業績は活性化し、そのた金融市場も大変な盛り上がりを見せるでしょう。経済は「インフレ
」に傾くはずです。

為替でいえば、「荒れる」という表現が一番適切なのではないでしょうか。金融機関が保有する日本円が向かう先は国内市場の投資先ですから、当然最初は円は買われます。

次にその円は日本国内の株式などの投資先に向かい、株価が上がる(債権であれば価格は下がる)。
利益を確定させるため、株が売られる。自国通貨に換えるため、円は売られる。株価は売られましたから下がる。安くなった株を買うため円が買われる→株に投資される→株価が上がる→株が売られる→円が売られる

というようなサイクルが出来上がるわけですが、当然日本国内の景気は活性化し、当然経済は「インフレ」に傾くでしょう。

いいことづくめ・・・に見えますね。
ですが、1点だけ、というより、将来の国のことを考えると、余りよろしくないことがあります。

日本国債の最大の長所は、日本国債の保有者のほとんどが、好んで金融商品の売り買いを行いたがらない「日本人」であるということです。ということはつまり、他のどのような金融商品に比較しても「安定した」金融商品であるということ。

国債を持っていればまず間違いない。リスクのほとんどない資産だ、ということです。しかも銀行に預けているよりは利益も多い。銀行側から見れば、安定して、政策金利以上の利益を稼げる資産を必要としているわけです。

国債は買われれば買われるほど利回りが低下する資産ですから、「買われすぎない」、資産であるということ。

ところが、株式は買われれば買われるほど利益が上昇する資産であるということ。現在でも株式市場で、売り相場の33%、買い相場の33%、全体で7割近い株式を保有しているのは「外国人投資家」です。

つまり、流動性の低い資産である国債を流動性の高い資産である紙幣に換えてしまうことで、そこに迎いえれるべきではない客を招いてしまうリスクが非常に高いということ。

海外で何かあったとき、日本の資産を棄損するリスクが非常に高くなるということです。

私は、国債は売り買いせず、「国債」のままで、今まで通り民間の金融機関に預けておくのが最良の手段だと思います。
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この回答へのお礼

詳しい方のご意見、ありがとうございました。

>私は、国債は売り買いせず、「国債」のままで、今まで通り民間の金融機関に預けておくのが最良の手段だと思います。

これでは日本の評価は低いままです。日本経済の重しになっている970兆円の借金は日本人同士のものだから1万円札を刷って少しずつ返したら良いと思います。ギリシャとは全然次元の違う話です。

お礼日時:2013/06/24 09:17

他の質問者さんが詳細を書いてるので手短に書きます



先日も麻生さんが刷って返せば良いと発言しています
http://www.j-cast.com/2013/06/18177524.html?p=all

日本の基本体力、信用度からしても刷っても影響(悪い意味での)は
少ないと言われています

ですが安易に行うとリスクを伴いますので慎重にならざるをえません

>すべてがハッピーなのではないでしょうか?
ところが中国、韓国など関係を持つ企業、団体、個人(政治家など)は
苦心して築き上げたルートの崩壊にてハッピーにはならないので逆のことを
言います。

単純ではありますが大まかに書いてみました
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この回答へのお礼

>先日も麻生さんが刷って返せば良いと発言しています。日本の基本体力、信用度からしても刷っても影響(悪い意味での)は少ないと言われています

そうですか。嬉しいです。わが意を得たり! という感じです。ご回答ありがとうございました。

お礼日時:2013/06/24 09:12

現在の日本の国債発行は必要があって発行されています。

もし現在の日本で民間企業の借金拡大が起こらない状態で政府が借金縮小を促進させれば、負の悪循環へと舞い戻りアベノミクスもすべて失敗に終わり、デフレの悪循環へと向かうことになってしまうでしょう。

また借金とは別名投資と呼ばれ、借金と投資とはコインの裏表の関係にあります。お金を貸す側から見ると「投資」とされ、お金を借りる側から見ると「借金」と呼ばれます。

まず資本主義経済ですので、借金は永遠に拡大し続けなくては社会が成立しません。
ここで言う借金とはその国としてのトータルの借金で、借金が減り始めるとある時点で負の連鎖から恐慌へと向かうことになります。借金を縮小させた国とは取り付け騒ぎで破綻した国のことです。借金とは別名投資と呼ばれ、借り手から見ると借金と呼ばれ、貸し手からみると投資と呼ばれます。

日本は90年頃のバブル崩壊で企業や個人などの民間部門の借金縮小行動が急速に活発化しました。その反面消極的ながらも経済対策等で政府が借金を拡大させたため、日本としてのトータルの借金は横ばい状態となり破滅的な恐慌という事態に陥らずにいます。ここ20年で民間が減らした借金の額と政府が増やした 借金の額はほぼイコールです。
そして政府の借金がここまで膨らんだのは、「民間企業は借金を減らしてがんばっている、国も借金を減らせ」「緊縮財政をしろ財政再建を しろ」「痛みに耐えれば明るい未来がやってくる」といった誤った論拠に基づく経済政策が優先されてきたため、経済が少しでも持ち直すと緊縮財政などで病み上がりの経済に冷水を浴びせ経済は失速するということを繰り返しました。財政出動で経済がやや好転、緊縮財政で経 済に冷や水を浴び失速、その対応のために更なる経済対策、経済がやや好転、緊縮財政で経済に冷や水を浴びせる、この繰り返しで無駄に借金が積み上げられてゆきました。

もし今後デフレ脱却が(資産デフレ問題の解消が)安定的になってくれば、デフレの悪循環が取り除かれる分、経済は良くなります。
ただし先進国共通の経済の低成長問題が解決する訳ではありません。現在の先進国にとって実態を伴った経済成長とは「新産業創出」以外にありえません。ここ 20年で言えばインターネットであり携帯電話です。先進国の成長戦略 とは 新産業創出 のためにあらゆる手段を尽くし努力するほかないのです。いろいろな技術の卵は存在しています。問題はそれらを如何にして実用化し、技術的に経済的に倫理的 に社会へ組み込んでいけるのかということです。

今後、新産業創出がなされれば経済はバブル的に活況になるでしょう。新産業が育たない状態で非新産業部門の規制緩和などが進められれば、過当競争ばかりが促進され不幸な経済活動が活発化することになるでしょう。
また国の借金を減らせという声が大きくなってきたら要注意です。現在の日本での政府の借金は経済の府の悪循環を止める歯止めになっています。なので民間企業の借金拡大が起こらない状態で政府の借金縮小が促進されればまた負の悪循環へと舞い戻ることになってしまいます。
民間の借金が拡大し、政府の借金は横ばい(ないし微量に拡大)という方向が維持されていれば経済はそれなりに活況になるでしょう。

誰かの借金は誰かの投資資金です。借金と投資はコインの裏表の関係です。重要なのは日本というトータルでの借金拡大であり経済成長です。そして現在の日本がそれを行なうのにまず重要なのがデフレ脱却でありその主軸の資産デフレを確実に克服することです。政府が相当バカなことでもしない限り、もうほぼ底打ち状態にはなっていると思われますが、あとは如何にして民間の借金拡大(投資拡大)を換気させるのかという事です。
安倍政権ではこれまでにはない規模の投資減税から投資助成までを行なっていますがバブル崩壊後の借金恐怖症に陥っている経営者はかなり多く企業経営者はかなり及び腰です。1929年の米国のバブル崩壊に遭遇した経営者たちの大多数はその後死ぬまで借金拡大することはありませんでした。ここ20年の日本も似たような状態にあり、例えば明石家さんまさんの住宅ローンの話に共感するような人たちは何があっても絶対借金を拡大することはないでしょう。
また大きな問題なのが現在の企業役員のそのほとんどが長引くデフレで事業縮小、設備縮小、投資縮小などリストラを繰り返すことで出世して企業役員になっているということです。
この秋にも更なる投資減税の拡大が行われるようですが、デフレマインドを払拭するのはそう簡単ではなさそうです。
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この回答へのお礼

ご回答ありがとうございました。
ご回答には納得できませんでした。貴方のようなご意見のかたが多いので大胆な金融政策が実施できず日本は相変わらず不当な評価を外国から受け続けていると私は考えております。日本経済がボツワナより下なんてどう考えても不当です。

お礼日時:2013/06/24 09:09

いや、今それをやっているのです。

それが、金融緩和(日銀が国債を買う)。アベノミクス。
三年程度は短いかもしれませんが、5-7年くらいでいかがでしょう?

アメリカの前例があるので、私は安心して見てますけどね。

以下参照。引用先の全体をよく読んでください。
ーーー
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E6%97%A5%E6%9C%AC% …

財政危機説に対する認識

1995年の村山内閣で、武村正義元大蔵大臣は、「財政危機宣言」をしている[27][28]。

ブルームバーグは「日本の公的債務残高はGDP比200%を超えているが国債の大半が国内で保有されているため資本逃避のリスクは低い」と指摘している[29]。
ポール・クルーグマンは日本国債の10年ものの金利が1.36%であり、先進諸国の中で最低である事実(ドイツより2%低い)に着目し、もし投資家が日本の財政を危機と判断し日本円の暴落を予想するならばもっと金利が上昇しているはずだと述べる[30]。よって市場の反応は日本の財政危機に異議を唱えているという。また、イギリスの歴史を見ると、債務残高がGDP比250%までいった時もあったが、何ら国内問題にはならなかった。日本がGDP比で197%の債務残高を抱えているとはいえ、財政再建を急ぐ必要はないとしている[31]。ギリシャのように国債危機に陥るのではないかと不安視する向きもあるが、ギリシャは独自の通貨を持たない国であり、日本とはまったく違うと指摘している[32]。
ケネス・ロゴフは「長期的に見れば、欧米諸国同様に債務危機に陥る可能性はある。少子高齢化や人口減少の速度を考えれば、この水準の債務をいつまでも抱えていられるものではない[33]」「日本の金利はかなりの期間、異常な低水準で安定したままであるが、今日の低金利のメカニズムはまったく安定したものというわけではなく逆方向に動く可能性がある[34]」と指摘している。
経済評論家の山崎元は、日本国債の安全性が金利に反映されている事実とともに、日本のような低リスク資産(国債など)が広く社会で共有されている社会構造の中で、本来日本経済が要求する日本政府の債務額は現在の債務よりも大きいのではないかと思案しつつ、国債発行残高はもっと大きい方が最適である可能性に言及している[35][36]。また、日本の政府債務残高は、GDPに対してギリシャよりも大きいが、それだけで危ないと考えるのは短慮だと述べている[37]。
経済学者の植草一秀は「2010年末の国民経済計算による日本の一般政府貸借対照表で日本は1037兆円の負債以上に資産が多く、36兆円の資産超過になっている」と指摘している[38]。
経済学者の飯田泰之は「日本で財政破綻が起きると言うが、まずそんなことは起きない。仮に本当に財政状況が悪くなったとしても起きるのは、デフォルトではなく大体7-8%、もしくはそれより少し高いインフレである」と述べている[39]。
経済学者の岩田規久男は「実際にインフレが起きていないのに、市場の動き(世界のファンドの売り仕掛け)だけで長期金利が急騰するようなことはない[40]」「日本の長期国債金利が低位安定している理由は、人々が日本ではデフレが続くと予想していることにある。したがって、人々の予想インフレ率が急激に何十%も上昇しない限り、長期国債金利が急騰することはない。しかし、長期国債金利を低位に安定させておくために、いつまでもデフレのままでいればよいということを意味しない[41]」「国が、『デフレだから国債を安定的に消化できる』『低金利だから負担が少ない』などと喜んで、余った企業のお金を国債で吸い上げているだけでは景気がよくなるはずがない。これは国が亡びる道である[42]」と述べている。
経済学者の高橋洋一は「(国の債務が)過去最高といつも言うが、それはストック経済であるから、ストックの数字はいつも過去最高になる。債務が過去最高というなら、資産もほぼ過去最高である」と指摘している[43]。また「日本のデフォルト確率はものすごく低い。日本の財政を語るのに、ギリシャをひきあいに出すのはおかしい」と指摘している[44]。高橋は「日本のCDS(クレジット・デフォルト・スワップ) レートは1.0%程度でフランス2%、イタリア4.4%より低く、米国0.3%、英国0.6%より高いが、ドイツ0.9%と同程度で先進国の中では低いほうの部類になる。1.0%という水準は、アバウトにいえば100年で1回破綻するというレベルといえる」と指摘している[45]。高橋によれば、グロスの負債(総債務)とネットの負債(純債務)の区別が必要であり、包括的なバランスシートで財政状況を判断する方が良いとされる[12]。単純に国債債務残高で判断するとGDP比で200%を超えるが、日本政府が650兆円の資産(金融資産は400兆円以上)を有していることから、日本の負債は実質的には総負債と総資産の差額から350兆円で、GDP比では70%である。高橋は、イギリスがナポレオン戦争後、および第2次世界大戦後に、ネットの負債がGDP比で250%前後に達したが、その後イギリスは経済成長したため破綻しなかったことに着目し[46][47]、日本も財政破たんを回避できると主張している(→ドーマー条件、プライマリーバランス参照)。
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この回答へのお礼

>三年程度は短いかもしれませんが、5-7年くらいでいかがでしょう?

そうですね。三年は確かに過激かもしれません。5~7年くらいが良いかもしれません。
ご回答ありがとうございました。

お礼日時:2013/06/24 09:06

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