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司書の卵です。
小説、随筆、エッセイの違いを書誌的に教えてください。

A 回答 (3件)

こんにちわ。


小説:物語、作文のこと。非現実的な恋物語、創作の物語、荒唐無稽な物語などを言います。書いた本人以外の人・興味のない人からみると、簡潔に言えば作り話のことです。

随筆:見聞、思索、経験、感想などを気の向くままに記した文章。心に浮かぶまま、見聞したままを書いたもの。漫筆、漫文、随想とも言います。ようするに'随'の字の如く、自由気儘に書かれた文章です。知性や教養はあまり重要視しません。

主として、日本文学においては、様式・内容は多様で、欧米のエッセイに比べると、主題・方法がより一層の自由と即興的な味わいがあり。古典では枕草子、徒然草、甲子夜話が、近代では正岡子規、夏目漱石、寺田寅彦らが有名です。

エッセイ:随筆の英語読みでessayのことですね。気軽に書いた個性的な散文で、作者の知性や教養を反映したものが多いです。評論・論評のたぐいより自由な形式です。簡潔に言うと、随筆よりもお洒落な文でいくらか教養的とでも言いましょうか。

あえて線引きをするならば(小説・随筆とエッセイを区別するならば)、小説は物語・作り話、随筆は見聞録・感想文、エッセイは随筆よりも少々思索的であってお洒落でいくらか教養的な文章となるでしょうか。

以上です。
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この回答へのお礼

ありがとうございます。なんだかスッキリしました。

お礼日時:2004/03/26 15:25

 小説の中には私小説という、「作者自身を主人公とし、自分の生活や経験を虚構を排して描き、自分の心境の披瀝を重視する日本近代文学に特有の小説の一形態。

」ものがありますよね。
 これなどは質問者様の疑問に近いものではないでしょうか?
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この回答へのお礼

さっそくご回答ありがとうございます。

お礼日時:2004/03/26 13:00

小説は作者の想像力によって構想し、または事実を脚色する叙事文学。



随筆=エッセーです。
じぶんの感想とかしるしたもの。

どちらも辞書より。

要は、作り話が小説で、日記的なのが随筆でしょうか。
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この回答へのお礼

早速の回答ありがとうございます。私も辞典で調べてみましたが、現在の文庫本には、図書館で分類するときに、小説にしたらいいのか、はたまたエッセイなのか、よくわからない線引きしにくいものがあるのですが、そこらへんはいかがでしょうか。

お礼日時:2004/03/26 11:49

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