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AとBは婚姻しており、住宅ローンを組んで自宅を新設、二人で働きながら返済を続けていたが、Aが体を壊してしまったため仕事を退職、その後、一時的に入院することにまでなったことから、経済状態が苦しくなり、Bは今後の生活について思い悩み、苦労して働いても借金返済に苦しみ、このような生活を送ることになったのは全てAのせいであると憎しみを募らせるようになった。
そのうち、BはAが生命保険を契約していることや、自宅も火災保険に入っていることを知り、Aを殺害した上で自宅に放火すれば、保険金による収入で借金返済でき、また自由に使うお金も手に入り、余裕のある生活ができるなどと考えるようになり、Aに睡眠薬を飲ませて眠らせた上で、家に放火して不慮の火災に見せかけてAを殺害すると共に保険金を騙し取ることを決意した。

Bは睡眠薬を購入して準備した上で、Aを居間において、Aに対し睡眠薬を大量に混入させたビールを飲用させて、これによりAを間もなく昏睡状態に陥らしめた。その後、BはAが昏睡している居間の隣の部屋に灯油をまいた上で、これに点火するため、ライターと新聞紙を取り出したが、昏睡状態にあるAを見て、急にAがかわいそうになり、火をつけるのをやめた。そして、昏睡状態のAの呼吸が弱くなっていたのに気づいたBは、このままではAが死亡してしまうと思い、Aを助けるために、消防署へ連絡し救急車の派遣を求めた。その際に電話に出た職員から事情を聞かれた甲は、とっさにAが睡眠薬を飲んで自殺を図ったと答えた。

Aは救急車で搬送され、ただちに治療を受けたが、Bは病院の職員から事情を聞かれた際にも夫のAが睡眠薬を飲んで自殺を図ったと答えた。なお、Aは睡眠薬の量が致死量に達していなかったこともあり、治療を受けたAはすぐに回復した



この事例のBに対する刑事責任を教えてください。
複数の刑事責任が絡むということは分かるのですが、詳しいかたがいらっしゃいましたらどうか詳しい解説をご教示ください・・・

A 回答 (1件)

 実効の着手の問題,そして中止犯が論点です。



 まずは,何罪が問題になるか,これを検討して下さい。

 大きな論点の前提となる部分ですが,大事な部分です。

 ヒントとしては,3つの犯罪が問題になりそうです。

 1,公共危険罪

 2,生命身体に対する罪

 3,財産罪

 これらが問題になるとして,実行の着手があるのか,実効の着手があるとして,中止犯が成立するかが問題になります。
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