プロが教えるわが家の防犯対策術!

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ふと、現代の子供が引き起こす数々の問題について考えているうちに寝付けなくなり、こちらで質問させて頂くことにしました。

自分は現在受験生の身の上ですが、自分と同世代を生きる学生が起こす大小の事件を耳にします。twitter等で常識はずれの行為を世間に晒したり、同級生を残虐な方法で死に至らしめる。これらの陰鬱にさせる出来事の数々は現代日本特有の問題のように思われます。

何が悪いのでしょうか。一部ネット上で言われている戦後教育の結果なのか、そのインターネット自体が原因なのか、どちらにせよ現在の我が国の豊かさが根本にあるのかと思います。未熟で受験勉強で手いっぱいな自分にはさっぱりわからず、前回の質問の際によい回答を頂いたこちらのサイトに尋ねることとしました。

良識ある皆様の回答をお待ちしております。

A 回答 (17件中11~17件)

A4です


>ただ、その辺の中高生だけでなく、難関大学とよばれる学校に所属している学生までが非常識な行為を世間に晒しているのは田舎云々で片づけられないと思います。

柔道金メダリストやラグビー部のレイプ事件、毎年発生する新歓コンパでの一気飲み強要のアル中死など、
難関大学というブランド力に対して、知能が釣り合わない人間だけが集まって、外部に閉ざされたコミュニティで発生する事件だとしたら?
それは大学という社会にも、底辺だけの「うちら」の世界が構築されます。

人生経験の少ないバカが組織化すると、バカを競い合って、バカに呆れたまともな人間から抜け出すので、バカが純化してキチガイ集団に変化します。
90年代のオウム事件も、70年代のあさま山荘事件も、本質は同じ。
サティアンや山荘に篭って見えなかった「うちら」の世界が、篭るのがインターネット上に移動して、外部から可視化されているだけなのです。
見える仕組みを理解できる人間が完全不在な組織やが、Twitterに現れる「うちら」の世界。
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この回答へのお礼

再度の回答ありがとうございます。

ネットのおかげで、愚行が見えるようになったのなら、それはそれでいい事なのかもしれません。人が死ぬよりましですからね。

お礼日時:2013/08/25 23:06

戦後教育=学校教育は関係ありません。


過去20年、地域のボランティアスポーツクラブで子ども達の育成に関わっています。
その中で、子ども達や保護者と関わり、また会社でも若い社員を指導してきた経験から、問題の根幹は子ども達の成長過程に必要なことが欠け、不要なことがそれを助長しているのだということを痛感しています。
逆に、必要なことをきちんと提供すれば、多くの子は問題なく成長します。
問題の多くを考えるとき、原因は以下の3つに要約されると考えます。

1. コミュニケーション能力の欠如
2. 帰属意識の欠如
3. 規範の欠如

これによって、

a. 察することができない
b. 思いやることができない
c. 守るべきものがわからない

という現象になって現れます。
多くの問題はa.~c.が形を変えたものです。
いじめ。集団暴行。twitterの写真や発言。混み合った電車や駅のホームでスマホを操作する。救急車が後ろから来ても路肩に避けない。
30年前だったら世間から精神障害と思われるような行動ですが、今日のそれは、精神的な発達障害と考えます。成長過程で必要な精神的栄養を与えられなかったために、成長不良を起こしている。

ただ残念なことは、身体的な成長不良は、およそ後から改善することができるのに対し、精神的成長不良=具体的に言うと社会性の欠如は改善が困難なことです。

では少年期に欠けていることは何か。
一言で言えば『ギャング集団』です。
これは児童心理学の用語で、子ども達だけの集団を指す言葉です。
子ども達だけで行動すると、社会規範から外れた行動をとりつつ、集団独自のルールを作り上げる。その様がギャングに似ていることから名づけられました。
私が子どものころ(昭和30~40年代)の子どもは誰しもこうした集団に所属していました。
中学生や6年生がトップにいて、年齢によるヒエラルキーが出来ている子ども集団です。
その中で、喧嘩があり、仲裁があり、和解があり、年長者は年少者を思いやり、年少者は年長者の決め事にしたがう。
そうやって遊びながら社会性を身につけていったのです。

そのギャング集団が消滅してしまったのが、日本の最大の問題です。

もちろん現代社会ではどうにもならない部分はあるのかもしれません。
しかし少なくとも、出来る範囲ではそういう要素を取り戻さなくては、これから先の世代も、今の10~30代と同じ成長不良を抱えることになります。

まず子どもには携帯やゲームを与えてはいけない。コミュニケーション能力の最大の阻害要因はこれらです。

そして出来るだけ子どもの集団遊びに大人は介入しない。たとえばスポーツクラブの現場では大人があれこれ指図せず、子どもだけで活動できるようにする。文科省下のスポーツ少年団にはそういう意図もあったはずですが、今日の多くの団体は大人が子どもに命令する団体です。言ってしまえば精神的かたわ養成所。子どもだけの活動にすることで帰属意識が高められます。大人が命令する団体に帰属意識は生じません。

そして、年齢の異なる子どもが一緒に遊べる環境を作り出してやる。それによって規範を作り、また従う姿勢が生まれます。

ただ、市民レベルではこれはもう実行不可能だと思います。
せいぜい私たちのクラブのように一部の団体でのみ試みられることです。我々の団体で実行できている要因は強力なリーダシップと関係する大人全員の意識の共有ができているからです。しかし、多くの団体でそれが出来ないのは、長年観察してきてわかっています。
ですから、文科省なり政府なりがそういう認識を持って、日本の将来をどうしたいのかという大局観を国民全員と共有することでしか改善できません。
しかしそれは当面難しいでしょう。

したがって、今後このような状況はエスカレートすることはあっても、改善することは望み薄です。
ですから私は、私がかかわる子どもたちだけでもまともな大人に成長してくれるようサポートしています。
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この回答へのお礼

回答ありがとうございます。

確かに、僕も年長の生徒や地域の人々と交流を持ったことがありません。地域の繋がりの衰退は気になるところです。そして、電車に乗れば皆がスマートフォンをいじっている。僕自身他人の事を言えませんが、一昔前、ガラケー全盛期にはこんな光景はなかったと思います。特に小学生がiPhoneをいじっているのには愕然としました。上級生や地域の人々の代用品がネットなのですかね。

子どもに携帯電話、特に汎用性が極めて高いスマートフォンを与えるのは僕も反対です。ただ、単体ではそれしか遊ぶことのできないゲーム機はいいと思います。自信の短い経験から、これは年長の生徒や知らない同級生と触れ合う時間を増やしてくれました。ただ、もうゲーム機の時代は終わりました。

これから先、インターネットはますます現実と近くなっていくと思います。ですから、子ども同士で遊ぶ機会を増やす以上に、情報と社会通念の教育を徹底すべきだと思います。これは大人にしかできない事ですから。

お礼日時:2013/08/25 22:59

>twitter等で常識はずれの行為を世間に晒したり、



貴方の知人・友人に常識外れ行動をTwitterで開示した人がいましたか?


>同級生を残虐な方法で死に至らしめる。

貴方の知人・友人に同級生を残虐な方法で死に至らしめた人がいましたか?


いつの世も同じだと思いますが、若い人は問題の遠近感が分からなくて、狼狽したり、憤慨したりするものです。
私も学生時代はそうでした。核武装をする人がこの世にいる現実を知り、夜も寝れなくなったものです。

学生の貴方は自分が個人的に知っている「100名の知人・友人」に注目しましょう。
その人達の課題や達成が、貴方の共有するべき課題であり、達成なのです。

その100名サークル以外でおきる問題も、現実の問題ではあります。

しかし、アフリカのある部族に、少女達の性器を削除するしきたりがあるからといって、日本に住んでいる貴方が、しかも学生の段階での貴方が、この問題を解決してあげることは困難です。
今は、ただ、遠方に様々な問題がある、ということを理解しておけばよいです。

あなたが社会人になって、社会の問題を解決する能力を付けた時、学生時代に情報として仕入れた世界各地の問題が具体的な解決課題して浮かび上がってくるでしょう。
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この回答へのお礼

回答ありがとうございます。

幸いにも、僕の周りでそういった行為をしそうな人間はいなさそうです。おっしゃったとおり、今は受験生としての義務に励みたいと思います。

お礼日時:2013/08/25 22:38

日本特有ではないんですけどね。


日本は豊かさゆえに、スマホやパソコンで平均的に同じ情報で生活していると思っていると、理解できない世界があるのです。

その問題でTwitterで話題になったブログ記事です。
「うちら」の世界
http://lkhjkljkljdkljl.hatenablog.com/entry/2013 …

教えてくれる人がいないのではなく、教えられる人が存在しない底辺があるのです。土地にせよ格差にせよ。
勝ち抜けで進学や就職で都会や嫁に出ていってしまうから。

そのコミュニティがネットという道具を扱うと、道具の本来の意味を知らずに「うちら」の仲間内の世界だけで自力で便利に使う方法を考案してしまう。そこでネットの世界と隔絶された辺境の原始人のが発生する。学校裏サイトとか。
すると、外部からは丸見えで、うちらの世界だけの連絡ツールであって外部と接触する方法をしらないガラス張りの居住地ができます。動物園のように。
うちらの世界だけで悪ふざけがすぎると、ネットで外部から突然総攻撃を受ける。うちらの仲間内の世界だけでは大したことないのに。わけわからない人がわけわからない事をいいながら攻撃してくる。URLとかBCCとかネットリテラシーとか。
そうするとうちらの世界で一致団結して、外敵から村を守るようになります。鎖国するからもっとわからなくなる。

すると、インディアンと白人や、アステカ文明とスペイン人のような、文明の利器に退廃する原始人と、文明人の対立になって大虐殺で滅びゆくことになります。ホントにネットで同じことが起きています。
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この回答へのお礼

回答ありがとうございます。

僕の住んでいる所は田舎ではありませんが、インターネットに関して特段誰に教わったわけでもなく、ネットリテラシーも含めて自然と身に付きました。2ちゃんねるを昔から(これはこれで問題でしょうが)やっていたので、俗に『祭り』と呼ばれるものがあるのを知っていたからでもあるからです。

ただ、その辺の中高生だけでなく、難関大学とよばれる学校に所属している学生までが非常識な行為を世間に晒しているのは田舎云々で片づけられないと思います。

貼られていたURLも読ませて頂きました。中々参考になります。

どういった行為がネットの関心を誘うのか、僕はSNS等はやっていませんけれど、よくよく気を付けていきたいと思います。

お礼日時:2013/08/24 09:45

まずいえることは、前提が大間違いである、ということです。



若者が、残虐な手口の事件を引き起こす。
このようなケースは激減しています。ここ数年、未成年者の殺人事件は年間50件程度です。この殺人事件件数というのは、戦後を通してみると減少傾向にあり、戦後のピークである1961年の434件と比べると8分の1以下という数値になります。
このように書くと、戦後の経済成長によって、「生きるための事件が減った」というような反論が出来るかもしれませんが、ピークである1960年代前半というのは既に高度成長時代に入った時代ですから、それ以前よりも多いことの説明がつきません。
また、外国では、殺人犯の年齢構成は20代がピークで、そこから先は年齢が上がるほどに人数が減っていく、という形になるのですが、日本においては、現在60代後半の「団塊世代」、1960年代前半にハイティーン時代をすごした世代が2000年代半ばまで殺人率のトップをずっと維持し続けており、中高年の方が若者よりも事件を起こしていた、というのがデータから浮き彫りになります。

それから、ツイッターなどで非常識な行動を書いて炎上する、というものですが……
ぶっちゃけ、「悪いこと自慢」をする人間というのは大昔から沢山います。質問者様は受験生ということですが、今後、大学に入り、就職をすると、飲み会などに参加する機会もあると思います。そのとき、耳をすませてみてください。
「俺は昔悪かった」
と、自らの犯罪自慢をする人が必ずいますから。
テレビなどを見ても、昔、不良だった熱血先生とかが特集されていますよね。しかし、「自分が悪かった」というのをわざわざテレビなどで言うのは、本当は、その行為を肯定的に捕らえている、という証拠です。本当に、その頃のことを反省しているなら、「元不良」だなんて恥ずかしくて晒せないはずです。
結局、そういう人というのは昔から沢山いたわけです。ただ、飲み屋での自慢話なら、聞いているのは一緒に飲んでいる人だけですが、ツイッターなどでは世界中の人が見ているので「発見」され、「炎上してしまう」というわけです。
ただ、ひとついえるのは、そのような行為が馬鹿で軽率であることは事実としても、それが話題になる、というのはそれだけ平和である、ということです。年間に400件以上も若者による殺人事件が起きているような時代だったら、そんなただの悪戯レベルの行為、メディアなどで報じられることはないでしょう(取材し、記事を書いて発表する、というのには多大な時間と人件費が掛かるわけですから、もっと大きな事件にそれを割くはずです)


それから、イジメなどについては、日本は陰湿で、他の国では……なんていうことを言う人がいますが、それは嘘です。
欧米では、そもそも人種という部分でのイジメは社会問題レベルで起きていますし、また、エリート校と言われる全寮制の学校などで、陰惨なイジメが起きて自殺者が出る、なんていうのもしばしば起きています。日本は陰湿で、なんていうことはないのです。
それに、「イジメ」問題というのは、そもそも実態が殆ど調査されていない問題であったりもします。というのは、日本で「イジメ」問題が発見されたのは1985年に東京都中野区の中学校で起きた「イジメ自殺」事件なのですが、それ以前にイジメ自殺事件が注目されたことがなく、まともな調査というのが行われていないのです(ちなみに、未成年者の自殺者数はそれ以前からあまり変わっていませんので、昔はイジメ自殺がなかった、という根拠はありません)
そして、その調査というのも極めてずさんな代物で、その後、1994年、2005年、2012年と数年置きに「イジメ自殺報道」のブームが起きています。なぜ、イジメ自殺報道ブームと呼ぶのか、というと、この間も未成年者の自殺者数そのものはあまり変わっていないためです。そして、このイジメ自殺報道ブームが起きると、文部科学省の「イジメ調査」の件数は一気に数倍レベルで激増し、その2~3年後から、毎年、数十パーセント単位で激減する、というのを繰り返しています。
ここでわかるのは、イジメ調査、というのは、イジメ自殺報道ブームが起きると一生懸命、細かいところまで探すので増えるけど、数年もすると面倒くさくなるのでやらなくなる、という調査の杜撰さだけです。



よく、「昔は、こういう事件はなかった」という人がいますが、これは一切、当てにならないものです。
というのは、人間の記憶力というのはあてにならないものだから、です。質問者様は、2010年)の「流行語大賞」は覚えておられるでしょうか? 調べれば、「これか」と思うはずです。その語源となったものがヒットしていたのも思い出すと思います。
しかし、パッと問われて、なかなか答えられないと思います。流行語大賞レベルのものでも、こんなものです。
まして、関係者でも何でもない私たちが、日々、ニュースなどで流れる事件など覚えている、ということはないでしょう。せいぜい、数年に一度起こるような物凄い大事件程度でしょう。そうすると、今、目の前で報じられているものと全く同じような事件が過去にあったとしても、記憶から抜けているので、「現代の病理」であるかのごとく感じられてしまうのです。

過去の記録などを調べれば、現代の事件と過去の事件でそれほど変わっていない、というのがわかります。
そして、その前提で、事件が減っている、というのも同時にわかります。
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この回答へのお礼

回答ありがとうございます。

団塊世代は数も多いから事件も比例して多くなるのは当然、と思いたいところですが、そのイデオロギーはともかく学生運動をしたという行為自体は肯定的にみるという、まさに回答者様がおっしゃったような犯罪自慢をする人が未だにいるということを耳にしました。

内ゲバの過程で仲間をどのような方法で殺していったか、海外でもイジメがあることは十分承知しています。ただ、やはり国内の事が目についてしまうのです。

過去と現代の事件の調査は無事大学に受かってからにしたいと思います。

お礼日時:2013/08/24 09:05

犯罪者個人の人格と心の弱さ、悪の境地に至るまで放置した親の責任とその人個人の環境の問題だと思います。


戦後教育、ネット、国の豊かさ?…が問題なら…

…皆がそんな風にはならないでしょう??

そんな事を考えて時間を費やすより、単語の一つでも覚えて受験勉強を頑張って!
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この回答へのお礼

回答ありがとうございます。

そういったことについて思考するのは大学に入ってからにしたいと思います。

お礼日時:2013/08/24 08:55

程度の低い馬鹿を見ているだけで、そんなもんはサンプルにもならない。


実際、高等教育以降は義務教育ではないのだから、愚行をやらかすのも
時間を有効に使うのも当人の責任になります。

まあ、団塊世代からの自己肯定が日本の教育業界にはありますので、
いい意味で自己否定して成長する機会もないし、今の中年以降だと
リテラシー能力を持つ者も非常に少ない。ただ、こんな粗悪な例
だけを見て、世の中がこんなもんと思うのは厨二病としか言えない。

上を見ても下を見てもキリがない。では、どちらを見るべきか。
所詮、それだけの話でしかない。醜悪な三面記事にしか頭に入らない
というのであれば、それは当人のレベルと品性が似たり寄ったりと
いう事でしかない。
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この回答へのお礼

回答ありがとうございます。

無論、いい例も多いと考えていますよ。そちらもよく見て行きたいと思います。

お礼日時:2013/08/24 08:54

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