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ふつうは、
She was lucky enough to have ten grandchildren,
She was so lucky that she had ten grandchildren.
のように書きかえできますが、

He is old enough to drive.
He is so old that he can drive.
だと書きかえることができません。これだと、彼は年をとっていて、運転できるということになってしまいます。

このような書きかえはどうしてできないのでしょう? 書き換えができないパターンはどういう共通点があるのでしょうか?

A 回答 (2件)

enough は「~するだけ十分」であり,


必ずしも程度が高い必要はありません。
程度が高い場合,「とても~なので~する・できる」と訳せます。
そうでない場合は「~するほど」と後ろから訳す。

so も本来,「それほど」であり,that ~が続くと
that 以下ほど,という程度でしたが,
so は今の英語では「とても」に感じられるので
so ~ that は「とても~なので」という程度の高い場面でのみ使われます。

He is so old that he can drive.
とすると,「とても年をとっているので」となり,
old enough の「そういう年齢に達している」と離れます。

しかし,否定文
He is not so old that he can drive. は
He is not old enough to drive. と同じで
それだけの年齢に達していない,となります。
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この回答へのお礼

回答、ありがとうございました。
なるほど、結構ややこしいんですね。

お礼日時:2013/09/13 22:46

私の感覚では、必ずしも「書きかえることができません」というわけではないのですが…



「幸運」の場合は、いわば「多々益々弁ず」で、ラッキーであればあるほど良い。
だから、「すごくラッキーだから10人も孫ができた」にしても、何の問題も出ません。

「年齢」と「運転」の関係は
(1) 子どもは運転不可
(2) 大人になれば運転免許取得可
(3) でも、よぼよぼの老人は運転に向かない
というわけで、いわば「過ぎたるは猶及ばざるが如し」の世界です。

He is old enough to drive.というのは、暗黙の内に上記の「(1)子ども」-「(2)大人」のところをイメージして言っています。

でも、He is so old that he can drive.に書き換えると、上記のような文脈をイメージさせる力が弱まってしまうような気がします。
上記の(1)-(2)の文脈が予めしっかりイメージできていれば、特に問題なく理解されることもあり得ると思うのですが、たいていの場合は、so old(とても高齢)と言ったところで上記「(3)よぼよぼの老人」のイメージが湧いてきて「???」になるのだと思います。

というわけで、「多々益々弁ず」の状況であれば自由に書き換えOK。
「過ぎたるは猶及ばざるが如し」のときは、書き換えに注意を要するということでしょう。
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この回答へのお礼

回答、ありがとうございました。結構、深いものがあるんですね。よく考えてみます。

お礼日時:2013/09/14 11:12

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