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最近、宮城谷昌光さんの三国志を読み始めました。
何年振りかに本を手に取ったのと、
中国の歴史の基本的な事のもろもろをど忘れしているせいか、
一巻の数十ページで挫折しそうです。

晏子とか重耳とかはこれほどまでに苦戦せずに楽しく読めた気がするのに。。
時代背景の説明的要素が多い気がします。
何回も前ページに戻ったりしています。

ずっとこんな感じの作品なんですか?
それとも我慢して読み続ければ、
作品の世界に入り込んで止まらなくなれますか?

すでに読んだ方、ご回答よろしくお願いします。
感想も教えてくださればうれしいです。

A 回答 (3件)

>でも、曹操が主役であるのは少し興味が湧きました。


自分の頭にあるものは三国志演義ということで、
別物だと理解しながら読めばいいのですね。

そうです。三國志は本来三國史であって、西暦200年頃の支那で、魏・呉・蜀の三国が争った歴史です。この中で一番重要な役割を果たすのは、魏の曹操です。蜀の劉備元徳は脇役です。人物としても、中国史に与えた影響についても、劉備より曹操の方がはるかにスケールが大きいです。そう言う正史の見方で読めば、また違った三國志の世界が広がります。頑張って読んでみて下さい。三国志演義は、清水の次郎長とか忠臣蔵と同じフィクションで、後世の人間が面白可笑しく作った講談話なのです。
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この回答へのお礼

再度のご回答ありがとうございます。

私が読んだことのある三国志は北方謙三氏の作品だけで、
劉備を主役っぽく書いているけど、
劉備も、諸葛亮もスカッとする活躍が意外に少なく、
結局、力をつけたチンピラの域を出ることがなかった気がします。
情勢が苦しいまま劉備が死んでしまったような記憶です。

劉備が死んでしまったあたりで挫折して結局最後まで読まなかったのですが、
もう、記憶も曖昧なので、
曹操目線の三国志を楽しんでみたいと思いました。
まだ50ページあたりですけど^^;。

詳しいご投稿ありがとうございました。

お礼日時:2013/11/28 13:53

実は私も先月から本を手に入れて読み始めて現在3巻目です。


読み物と言うよりは年代記になっていますね、他の作品と毛色が違うので私はそれなりにおもしろく読ませてもらってます。
併せて、横井光輝の三国志のアニメと曹操を主人公とした蒼天航路を平行してみてますと判りやすいですよ。
本は、読み手によって色々楽しみ方があるのでこれはこれでよいのかと思います。
ご参考になれば幸いです。
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この回答へのお礼

ご回答ありがとうございます。
蒼天航路って漫画であったような気がします。

SENDAI_GOROUさんは楽しんで読んでおられるのですね。
私も楽しみながら読みたい気持ちになりました。
他の作品とも毛色が違う。
年代記である。
と念頭に置いて読めば、もう少し読んでいける気がしました。
先入観は捨ててみようと思います。

非常に参考になりました。
ありがとうございました。

お礼日時:2013/11/27 16:15

この作品は文藝春秋で10年間ぐらい連載していました。

最初のうちは真面目に読んでいましたが、とにかく長い。作者一流の中国史に関する蘊蓄ばかりでなかなか話が先に進みません。三国志で最も有名な英雄、諸葛孔明が出てくるまでに5年ぐらいかかりました。いい加減嫌になって、忍耐心が切れて、途中から真面目に読まなくなりました。10年かかってやっと終了したときはほっとしましたよ。諸葛孔明出現の下りも、有名な三顧の礼は出てきません。どうやらあの逸話は三国志演義の作り話のようで、正史に沿って三国史を書こうとした宮城谷氏には耐えられなかったようです。我々が慣れ親しんだ三国志演義のいろいろな逸話、劉備、、関羽、張飛が桃の木の下で出会う場面とか、出師の表とか、赤壁の戦いなども書かれていません。主人公(重点的に書かれている人物)は劉備ではなく、むしろ悪役の曹操や呂布の方です。劉備は脇役で、あまり書かれていません。
昔から有名な吉川英治式の三国志演義を期待して読むと、がっかりします。別物です。史実としては宮城谷三国志の方が正しいのでしょうが、物語としてはまったく面白くありません。もし読まれるなら、あなたがご存じの三國志とは別物、一種の歴史書とお考えになった方がいいです。
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この回答へのお礼

ご回答ありがとうございます。

まさか赤壁の戦いまでも『演義』だとは思いませんでした。
期待していただけに少しがっかりします。
書の冒頭が、後漢くらいから始まって、曹操のおじいさんさえも生まれていない時代から始まるのでこれは??と疑問に思っていました。

でも、曹操が主役であるのは少し興味が湧きました。
自分の頭にあるものは三国志演義ということで、
別物だと理解しながら読めばいいのですね。

知り合いの方に、
「三国志を読むなら誰の作品がいいか?」
と聞いたら吉川栄治だと言っていた気がするので、
別の機会にぜひ読んでみたいと思います。

途中で挫折しそうな気がしますが、
もう少し気を長く持って読んでみたいと思います。

非常に参考になりました。
ありがとうございました。

お礼日時:2013/11/27 16:07

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