プロが教えるわが家の防犯対策術!

こんにちは。
先日英語の本でこの短編小説を読みました。
そんなに英文を日本語になおすことで理解できないことはなかったのですが、小説のストーリー的に理解できないことが多くて、質問させていただきたいのですが、内容をご存知の方いらっしゃいましたらわかりやすく教えてください。(もしかしたら私の英語力がないため理解できていないのかもしれません。)

●なぜ送られるものがオレンジの種なのか?
 オレンジの種にはどういう意味があるのか?
●はじめに殺されたおじさんが燃やした重要なものとは何か?
●最後にホームズが仕掛けた罠(親玉に種を送りつけたこと)にどういう意味があるのか?
 単に親玉(犯人)が自分のしていたことが自分にふりかかってびっくりするというだけですか??

基本なことかもしれませんが、とてもきになっています。よろしくお願いします!

A 回答 (2件)

ショーロック・ホームズの数少ない「依頼失敗譚」に分類される話ですね。



オレンジの種の意味ですが、作中にあるように、「KKK - クー・クラックス・クラウン」が威嚇・報復のために使う小道具で、KKKに敵対する人に「樫の小枝、メロンやオレンジの種」を送り、警告するのです。
KKKはご存知の通り、白人至上主義者の団体で、1871年にはその暴力的行為から、テロ団体に指定されています。
実際KKKがオレンジの種を送ったのか、ここはドイルの創作なのか分かりませんが、作中では黒人擁護者や裏切り者にオレンジの種を送り、KKKの意向を飲めばよし、拒否すれば殺す、という設定です。

おじさんが燃やした文書はKKKの内部文書でしょう。真鍮に箱の裏側に「KKK、手紙・備忘録・請取・帳簿」のメモが貼ってありましたし、「ハドソン来る。例のごとき主張」から始まる文書の焼け残りは、KKKに敵対した人々がどうなったか、を表しています。おじさんは黒人嫌いの人でしたから、KKKの一員であった可能性があります。

最後のホームズの行動は、犯人に被害者と同じ恐怖を与えるためです。依頼者を殺されてホームズは相当頭にきていましたので、捕えるまでの間、犯人に報いを与えたかったのでしょう。

ちょっと不気味な雰囲気の話で、私は結構好きですね(^^)。
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ドイルは時々意味不明、支離滅裂な作品を書くときがあります。

「オレンジの種五つ」や「ライオンの鬣」なんかはその典型でしょうね。だから意味不明です。
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この回答へのお礼

そうなんですね。。それではこの質問は誰にも解決できないということなのですね。。
何かもっと奥深いものがあると思っていました。
ありがとうございます!

お礼日時:2005/11/25 00:20

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