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  いつもこの時期になると思うのですが、全国大学ラグビー選手権ってやる意味があるんでしょうか。というのは、毎年関西の大学は関東の大学(対抗戦、リーグ戦グループ)に全く歯が立たず、ベスト4など夢のまた夢だからです。そうして勝ち残る大学は毎年同じ大学で、同じような結末になるからです。

 そもそも関西Aリーグのレベルが低すぎて、優勝校や準優勝校にしても関東対抗戦Aグループの6位~8位程度の実力しかありません。今年は同志社と立命館ですが、それにしたってAグループの下位チームかBグループの上位チーム程度の実力ではないでしょうか。そんな関西地域の大学を5校も出場させ、絶対に勝つ見込みのない試合を組んでも何の意味もないと思います。今年もおそらく各プールの1位は関東対抗戦グループの4校で占めると思います。こんなミスマッチをやるよりも、関西Aリーグの出場枠を上位2校だけにし、関東対抗戦Aグループの8校は無条件で全国大会に出れるようにした方がよほど接戦したいい試合になると思います。各グループの出場枠がここ数十年全く変化がなく、旧態依然としているからいつまでたっても関西のラグビーのレベルが上がらないのです。関西リーグで優勝か準優勝しなければ全国大会に出れないとなれば、もっとスキルアップに必死になるはずです。
 現状では関西の大学が全国放送で負ける試合ばかりが放映され、いわば恥さらし状態になっています。関西の大学が弱すぎて見世物のようになっている現状を何とかしないと、ますます高校生が関東の大学に流れていき、いつまでたっても東高西低のままです。ラグビー関係者はこの現状をどう捉えて、今後どうする方向なのか知りたいと思います。なにか実情を知っている方がいましたら、ご意見をいただきたいと思います。

A 回答 (1件)

>各グループの出場枠がここ数十年全く変化がなく



厳密には現在の形になったのは昨年からです。それ以前は、色々経緯がありましたが、対抗戦、リーグ戦の5位校は東北代表などと代表決定戦をしていたし、関西5位は東海代表と代表決定戦をしていました。
なお、16校になってから20年です。それ以前は関東4(対抗戦とリーグの上位4校がたすき掛けで交流試合、関西2+1(東海と決定戦)、九州1)でした。

>現状では関西の大学が全国放送で負ける試合ばかりが放映され

地上波の全国放送はありません(涙)、関西地区はわかりませんが、プール戦の放映はJSportsだけです。大学ラグビーで全駒放送されるのはNHKで早慶戦、早明戦、リーグ戦と関西リーグの1試合ずつ(前年1/2位の対戦)と大学選手権の準決勝以降だけです。

対抗戦は、帝京、筑波と早慶明の上位五校が突出していて、下位の2-3チームは万年下位で入れ替え戦を争っているグループで、対抗戦の公式戦では大差で負けています(青学は強化の成果が出ている)。
http://www.rugby.or.jp/2013/hoshitorihyo.shtml

一方、リーグ戦(上記のリンク参照)や関西リーグは上位と下位の差が少なく、あまり一方的なゲームにはなりません。対抗戦の方がワンサイドゲームは多いのです。
http://www.rugby-kansai.or.jp/kekka/2013/daigaku …

で、いくつか、力の比較として参考になるデータがあります。
青山学院と関西学院、今年の定期戦は19-19で引き分けています。
来年から対抗戦Aに昇格する立教が今年6月に同志社と大東と対戦しており、同志社とは12-90、大東とは14-95でした。さすがに対抗戦AとBを行き来しているレベルでは同志社や立命とは勝負にならないでしょう。上位五校と近年強化している青山学院を除けば、対抗戦といっても、関西の上位校には敵いません。

印象としては、リーグ戦は対抗戦の4-6位あたりに全校が団子になっており、関西はそこから一つ落ちて、対抗欄の5位と7位の間に団子になっているような状況だと思います。対抗戦7位以下でAB行ったり来たりの大学はリーグ戦や関西リーグの2部相当の実力でしょう。そういう意味では、現在の選抜方法、それほど不合理じゃないのかもしれません。今回、大敗している大学に、青学は勝てるかも知れませんが、他に勝てそうな大学は対抗戦には無いし、リーグ戦の下の方でも微妙だと思います(接戦が期待できそう)。
と言うことで、さすがに対抗戦から8校出したら、関西チーム以上のワンサイドになると思いますから、対抗戦全部出すのは無理でしょう。

改善案ですが、以前やっていたように16校で一回戦をやって、勝った8チームを4チームずつ2プール、負けたチームはコンソレーショントーナメント(リーグでも可)をやって、全校の序列をはっきりさせ、その成績で翌年の配分を決めるようなルールが好いのでしょうね。以前は準決勝に進出したチームの属するリーグに翌年のアドバンテージがありましたから、その復活みたいなものです。こうすれば、弱いリーグはある程度淘汰されてゆくでしょう。前年上位のリーグの上位校はシードして、強豪が間違って消えないようにする配慮は必要でしょう(でも、これやると協会の陰謀だとバカが必ず出て来ます)。

ラグビーが東高西低になってしまった原因としては、東西の学校格差があるでしょう、大学のネームバリューとして、全国的には関関同立がMARCHの後塵を拝する形ですから、どちらも選べるとなったら、どちらを選ぶでしょうか。又、ラグビーをする環境にも東西格差があります。帝京や早稲田、明治、流経、以前の関東学院のようなラグビーに打ち込める環境の大学は関西にはありません。ラグビー部に対する大学のサポートが勝負にならないのです。言い過ぎかも知れませんが、関西の大学はラグビーにケチと言われても仕方が無い状況ですから、この状況で両方選べるなら、どちらを選ぶでしょうか。
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この回答へのお礼

詳しい説明をしていただき、ありがとうございました。
なるほどいろんな案がありそうですね。確かに対抗戦8校をすべて全国大会に出させるのは無理があるかもしれませんが、「対抗戦Aグループ」というだけでその資格はあるように思います。逆に関西Aリーグには上位2校しか資格がない気がします。関西ラグビーの実力を底上げする方法として、何らかの刺激を関西に与えないと永遠に国立にはいけないと思います。(突然変異的に数年前の天理大のような存在が現れれば別ですが)
学校側の協力体制にも問題がありそうですし、まだ当面は現状の東高西低が続くんでしょうね。それにしても勝敗の分かっている試合を組み続ける現在の仕組みも早く何とかして欲しいです。
いろいろ教えていただき、ありがとうございました。

お礼日時:2013/12/16 22:14

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