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サバテサイクルの考案者はやはりサバテという人ですか?
どこの国の人で、どういった経歴の方か知りたいです。
ググっても分からなかったので、ご存知の方いらっしゃいましたら宜しくお願いします。

A 回答 (1件)

私は内燃機関に詳しくありませんが以下googleを利用して調べてみました。


アメリカのwikipediaによれば考案者はドイツ・ロシア系のGustav Trinkler(グスタフ・トリンクラー)という方のようですね。

米国wikipedia
http://en.wikipedia.org/wiki/Mixed/dual_cycle

「デュアル燃焼サイクル(別名混合サイクル、トリンクラー(Trinkler)サイクル、Seiligerサイクル、サバテサイクルが)を組み合わせたものである熱サイクルであるオットーサイクルとディーゼルサイクル。最初、ロシアとドイツの技術者グスタフ・トリンクラーによって導入されました」

米国では彼の名前を取ってトリンクラーサイクルとも呼ばれているようですね。

Gustav Trinklerの名前でググってみると彼が1903年10月15日に出願した特許がHitしました。

特許US 828352 A
http://www.google.com/patents/US828352

これでトリンクラー氏が内燃機関関係者でアメリカで特許出願したことは確実になりました。

Topic: Engines Names
http://forums.tomm.com.au/index.php?topic=408.0

上記のサイトによれば初期のディーゼルの特許回避のためコルティングハノーバーAGというUボート用のエンジンを作ったドイツのエンジンメーカーがTrinkler氏の特許を使ったと書かれています。
氏の経歴等はわかりませんでした。

さて、米国wikipediaにて「Seiligerサイクル」と書かれていたのもありそちらも調べてみました。
ここからはドイツのwikipediaを使います。内燃機関はドイツが本場ですね。

ドイツのwikipediaではサバテサイクルは「Seiligerサイクル」と呼ばれています。
http://de.wikipedia.org/wiki/Seiliger-Kreisprozess

こちらはMyron Seiliger氏の名前が元になっており、彼も1922-1937の間で内燃関係の特許を出願しています。
http://patent.ipexl.com/assignee/Myron_Seiliger_ …

また、場所によってサバテサイクルはSeiliger-Sabathé サイクルともよばれているようです。

「Sabathé」自体はフランス、ルーマニア、イタリアに多い古くは「サンダル」の意味を持つ名前だそうです。
こうなってくると、サバテ氏は確実に人名でしょう。

という事で「Sabathé 」をフランス、ルーマニア、イタリアのwikipediaで検索することにします。
が、一時間かけても見つかりませんでした。

ふと思いついたのでアメリカの特許データベースで検索すると

内燃機関の特許出願者の中にLouis Gaston Sabatheの名前があります。
時代は1908年6月10日。ばっちりですね。

Louis Gaston Sabatheによる出願
https://www.google.com/patents/US929886

さて、Louis Gaston Sabatheについてはビール4パックの懸賞金が掛けられて情報を探されています。
インターネットで調べても判らず、ソルボンヌ大学でも調べているけどわからないとの事ですね。
というわけで私の捜索も打ち切りたいと思います。

Louis Gaston Sabatheへの懸賞金
http://www.wykop.pl/ramka/691579/kim-byl-louis-g …

という事で、巷間ではサバテサイクルはLouis Gaston Sabathe及びGustav TrinklerとMyron Seiliger三氏が同時期に考案したものだと考えられているようです。また、出願はトリンクラー氏が最も早い為アメリカのwikipediaでは彼が考案したと記載されています。

以上参考になれば幸いです。
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この回答へのお礼

ありがとうございます!あまり有名でないどころかよく分かっていない人ということですね!
長い時間をかけて調べて頂き本当に感謝致します。

お礼日時:2014/01/03 13:50

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