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アメリカのダウ株値が下がると、その翌日にそれにつられるように日経平均株式株価が下がるのは何故でしょうか?
お願いします。

A 回答 (2件)

NO#1の方が書いておられるように、基本的には世界的に影響力の大きい米国経済の動向を横目で見ながら日本経済そして日本の株価=日経平均が動いているということです。

ただし、その前日はNYダウも日経平均も上昇していたかも知れず、一日で経済環境が一変したとうことではないでしょう。
米国の株価も日本の株価も投資家が投資判断のよりどころとする企業業績とそれに大きな影響を与える経済動向を他人より先読みして売買することを必至で行っていることによって値が付きます。実際のこれからの経済や企業業績がどうなって行くのかはその時点ではまだ分からないことがほとんどです。自分がどう思うのかではなく、多くの他人が良いと思う方向を当てて行かなければ利益が得られません。ケインズが「株式市場は美人投票」であるというのはまさにこれを指していると思われます。
前夜のNYダウが下がったとすれば何かネガティブな材料が出て今後世界的に株価が下がってゆくリスクが高くなったと考える投資家が一時的にしろ増えて当然です。実体経済がどうなるのかはともかくとしてひとまず売っておくのが得策だと。
さらに米国の投資家の中にも日本株に投資している人たちがいます。米国株の値下がりで損をすれば同時に投資している日本株は売っておこうと思うかもしれません。世界各国の株式市場で同時に売り買いすることでリスクを小さくしながら運用するヘッジファンドのような手法も国を超えた株式市場間連動性を高める方向に作用しています。
特に前夜のNY相場との連動を語る際には、日米間の実体経済の連動よりも前段階でこのような投資家行動の連動ほうが主因だと考えます。
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この回答へのお礼

よい勉強になりました。ありがとうございます

お礼日時:2004/05/06 00:49

日本の経済は米国経済に支えられている側面があります。


以前は、米国がくしゃみをすると日本は風邪を引くとまで言われました。

株価は景気を先取りして動く側面がありますから、NYダウの
下落を景気後退と考えれば、日本の輸出企業も減速すると見られ
売られます。
また、日経平均の構成銘柄は、NYダウよりもNASDQに近い為
ダウが上昇NASDQが下落の場合、NASDAQに合わせて
下がる傾向が強いです。

また、NYダウも日経平均の指数です。指数同士はさや当てする
と言う習性もあります。この考え方から世界の主要指数を比較すると
ITバブル以降の戻りが一番小さいのが日経平均です。

日本株は過小評価されていると言う理由の一つが
DAX(フランフルト)FT100(ロンドン)NYダウ
などとの比較からです。

昨年来から各指数のチャートを比較すると日経平均の伸びが
大きく、NY市場に連動した売りは寄り付き直後に限定される
などNY離れが静かに進んでいると感じています。
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この回答へのお礼

よい勉強になりました。ありがとうございます

お礼日時:2004/05/06 00:50

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